ブースタードラフト


用語集

ブースタードラフト

TCGの遊び方のひとつで、未開封のパックをいくつか用意し、その場でパックを開封し、各自欲しいと思ったカードを1枚ピックし、残りのカードを隣のプレイヤーに渡す。
そうして各自カードを集めてゆき、開封したカードがなくなれば、次のパックを開封し、また欲しいカードをピックする…ということを繰り返し、用意されたパックを全て開封したら集めたカードでデッキを組んで対戦するという対戦形式。

どんなカードが流れるかは予測できないため、いいカードを引けるかという運とどのカードが単体で強いかを把握する知識が必要になる構築戦とはまた違った楽しみがあるルールである。

当TCGにおいてはブースタードラフトを行うにあたり、いくつかのルールがあるので、きちんと把握しておこう。

  • ひとりが持つパックは合計で8パックで、一度に2パックを開封する。
  • ピックした残りのカードは左回り、右回り、左回り、右回りの順で隣に回す。
  • ピックしたカードを確認できるのは開封した2パックのカードをプレイヤー全員が全てピックし、次のパックを開封するまでの間のみ。
  • 兵隊列伝伝国の玉璽は表国力として配備すると全ての色の国力を発生できる。
    基本的にブースタードラフトだと混色デッキになるのが当たり前なのだが、当TCGは普通の構築でも混色デッキを組むのが難しいため、混色デッキを組みやすくするための措置。
    なお効果として全色の国力を出せるというだけで外交を持っているという扱いにはならない。
  • デッキは30枚以上で構築。
    ただし、デッキ切れの観点から35枚以上での構築が推奨されている。

ざっと上げればこんなところである。

ちなみに開封したカードだが、その分配(特にSR以上のカード)をどうするかはプレイする前に決めておくと余計なトラブルの発生を防げる。
なおセガ主催の公式イベントで行われるブースタードラフトではカードの分配については完全に取り切り(プレイヤーは各自でピックしたカードをそのまま自分の物にできる分配方法のこと)となっている。
そのため、純粋に強いカードとブースタードラフトルールでの実用性は低いが希少なカードや自分が普通に欲しいカードがかち合った場合は実用性と欲望の狭間で苦悶することがよくある。