国力に五虎将の5人全員を配備し、蜀 5-033 R/TR 劉備の効果で彼ら全員を配備し、
蜀 5-039 R 蜀漢の大号令を使って奇襲を付与し、ワンショットキルを狙うデッキ。
蜀 5-039 R 蜀漢の大号令が使えなくても5、6コストの武将が一気に5体も配備されるため、その状況になれば負けるのは難しいだろう。
普通のデッキで蜀 5-033 R/TR 劉備の効果を使うのはほぼ不可能なので五虎将全員と蜀 5-033 R/TR 劉備を揃えることに特化した専用デッキが必要となる。
強いデッキではあるが基本的にこのデッキは揃えば勝ち揃わなければ負けという性質のものなので、相手との読み合いなどの要素は皆無に等しく、デッキを回転させる動きに終始する。
そのため、当TCG屈指のソリティアデッキとして悪名高く、公認大会や公式イベントといった勝ちを狙いに行くガチの場ならばともく、
野試合などでは使用を控えるか相手に一言断りを入れて使用するほうが懸命だろう。
蜀 5-033 R/TR 劉備と五虎将と蜀 5-039 R 蜀漢の大号令以外は全てデッキを回転させる効果を持つカードで構成するのが基本。
下手にそれ以外のギミックを入れると揃う確率が減るので本末転倒になる。
国力は全て五虎将で賄うので、他のパーツは全てデッキ回転用のカードで構わない。
このデッキの主役。各武将ごとに同一カードのフル投入するのは当たり前。
同名カードを2種類用意し、5、6枚に水増しする構築も存在する。
―「関羽」
どのカードも攻城力2かつ戦闘関連の効果持ちなので、大きな差はなく好みで選んでも構わない。
強いてあげるならば、効果が死ににくい蜀 1-050 SR 関羽。
―「張飛」
優先すべきは攻城を得手とする蜀 3-032 SR 張飛。
蜀 5-039 R 蜀漢の大号令が撃てなかったときを考えるなら対武将戦が得意な蜀 6-036 PT 張飛の投入も考慮に入れていい。
―「趙雲」
最優先すべきは2回攻撃ができる蜀 7-036 PT 趙雲。
城を落とすことに特化したこのデッキでは攻撃回数を増やすことは非常に有効。
次点は蜀 3-031 R/TR 趙雲。攻城力2で無双連撃時の2000ダメージもなかなか有用。
―「馬超」
現状では蜀 5-036 PT 馬超一択。攻撃回数を増やす乱舞に無双連撃時の疲弊効果がデッキの方向性によくあっている。
蜀 2-046 R/TR 馬超は水増し用とする以外の用途では採用が難しいだろう。
―「黄忠」
攻城力2かつ武力3500の蜀 9-104 PT 黄忠が最優先。
低武力武将の焼きを意識したり蜀 6-036 PT 張飛を入れた型なら蜀 6-035 SR 黄忠も有効。
蜀 2-045 SR 黄忠のバーン効果も有用だが、疲弊して攻撃要員が減るため本末転倒である。
ドロー効果を持つ武将以外は入れる必要はない。
後攻を取ってマリガンと後攻でのドローをし、後は上述の武将の効果を駆使してデッキを回転させ、
蜀 5-033 R/TR 劉備と五虎将を揃えることに注力する。
ベストは最短である5ターン目での起爆だが、多少遅くなるのは仕方ない。
それでも8ターン目までには起動できないと落城負けのリスクが高くなるので、早く揃えたい。
蜀 5-033 R/TR 劉備の配備はバーンなどの可能性を考慮し、効果起動のターンに配備すればそれでいい。
ただし群 PR-034 UC 馬玩が出てきたときにはさっさと配備するのがいい。
城壁に蜀 5-033 R/TR 劉備がいってしまったときは負け確なので、それは仕方ないと割り切るべきである。
揃う前に落とす。それが一番である。
軽い武将を手早く並べて速攻戦法を仕掛けて一気に落とし切りたい。
ただし、蜀 5-021 UC 諸葛鈴などは効果のおかわりのために積極的に迎撃にくるため無双連撃もケチらず使いたい。
効果起動されたとしても漢 3-093 SR 文醜や呉 5-055 SR 周泰といった複数回迎撃が可能な武将がいればある程度は守れるが、戦闘計略が無ければ1体と相打ちして終わりである。
そのため、最短で起動されたらどうしようもない。
蜀 5-033 R/TR 劉備が手札にいると読みきれれば群 PR-034 UC 馬玩でハンデスしてもいい。
五虎将のパーツでは群 PR-034 UC 馬玩の無双連撃はまず止められない。
最短起爆で蜀 5-039 R 蜀漢の大号令までついたら確実に詰みである。
それを防ぐための手段はまだ少なく、最短起爆がないよう祈るしかない、というのが正直なところである。