(Oracle BPEL Process Manager 10.1.2.0.0時点の情報です)
Oracle BPEL Process Managerでは通常、BPELプロセスは対応するWSDLを持っています。
Oracle BPEL Process Managerは、デプロイ済みのBPELプロセスのWSDL (後半のバインディング部分など) を自動生成し、それをキャッシュしています。
BPELプロセスを同じバージョンで再デプロイした場合、キャッシュされたWSDLがそのまま残ります。BPELプロセスのアクティビティを編集/更新した場合などはこれで問題ないのですが、WSDL自体に変更がある場合には問題となります。たとえば、WSDLメッセージの要素/型に子要素を追加したり子要素の名前や型を変更した場合や、DocumentスタイルをRPCスタイルに変更した場合などが、それにあたります。
この場合、WSDLキャッシュをクリアして再度WSDLを自動生成させる必要があります。BPELプロセスの再デプロイ後に、BPEL Consoleの[BPELプロセス]タブにある[WSDLキャッシュのクリア]を実行しましょう。