電気電子設計 / マイコン


電気電子設計

RXマイコン

1.開発環境

【 開発環境】

フリー開発環境

・コーディング環境の準備
下記をダウンロードする。

統合開発環境
CSPlus_CC_Package_V30200.exe

ペリフェラルドライバ
''pdg_v209_ej.exe"

ペリフェラルドライバにはエラッタがあるので当該ライブラリrx6Xを下記最新のものへファイルを入れ替える。
''an_r20an0163ej0120_rx62n_rpdl"

もしくは、HEWがある。適用デバイスに注意すること。
ccrxv102r01_ev.exe
''【無償評価版】RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ V.1.02 Release 01"

fdtv409r03.exe
''【無償評価版】フラッシュ開発ツールキット V.4.09 Release 03"

他に必要なファイルはCQ出版の付属CDもしくはwebサイトからの入手も可能。
''RXマイコン特設ページ"

ダウンロードが終わったら、まず、FDT(fdtv409r03.exe)のインストールから始める。設定はすべてデフォルトでインストール。
JPP1(JP1ではない)MD0をGNDにショートすることでUSBブートモードに入る。この状態でPCに接続する。USB miniBケーブルで接続可能。
認識すると、”Gneneric Boot USB Direct”とデバイスマネージャー上では表示される。

添付ファイルの画像

次に統合開発環境HEW(ccrxv102r01_ev.exe)のインストールを始める。設定はすべてデフォルトとする。

(1)標準インストールを選択

添付ファイルの画像

(2)RXファミリ...にチェックが入っていることを確認してインストール。

添付ファイルの画像

(3)次へ

添付ファイルの画像

(4)同意して次へ

添付ファイルの画像

(5)その他の地域を選択。

添付ファイルの画像

(6)RXツールチェインが項目として入っていることを確認してインストール

添付ファイルの画像

(7)インストール中画面

添付ファイルの画像

(8)インストールが正常終了すると下記画面となるので、完了をクリック

添付ファイルの画像


・次にHEW上からのデバッグを可能とするため、のツールであるHEWモニタをインストールする。今回はUSBから接続して行うことを前提であるため、USB I/Fのものをインストールする。

プログラム一覧から、Renesas→Fash Development Toolkit →Flash Development Toolkit 4.XX Basic を起動する。

(1)デバイスとカーネルの選択の画面ではGeneric BOOT Deviceを選択する。

添付ファイルの画像

(2)USB Derectを選択して次へ

添付ファイルの画像

(3)generic deviceを探すという画面なのでOKをクリック

添付ファイルの画像

(4)認識されていると下のウィンドウのように表示される。OKをクリック

添付ファイルの画像

(5)セルフチェック画面となり、自動的にチェックが始まる。終わったらOKをクリック

添付ファイルの画像

(6)本評価ボードの設定値を入力する。デフォルト値とは異なるため、注意。 入力クロック:12MHz,メインクロックの逓倍比:8,周辺クロックの逓倍比:4を選択して次へをクリック

添付ファイルの画像

(7)書き込みオプションはデフォルト設定のままとする。このまま完了をクリック
Protection:Automatic,出力メッセージレベル:Advanceced,Readback Verification:No

添付ファイルの画像

・USBmonitorのインストール

上記からそのまま、もしくは、FDT basicを起動すると下記画面が表示される。

(1)USBmonitorの選択。

添付ファイルの画像

(3)自動選択のチェック入れておく

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(4)認識されていると下のウィンドウのように表示される。OKをクリック

添付ファイルの画像

(5)ブロックのロックは通常のそのままとし、OKをクリック

添付ファイルの画像

(6)スタートをクリック。正常終了すると下記画面となる。

添付ファイルの画像


・HEW USB版シリアル接続HEWモニタの起動 先ほど書き込んだプログラムを起動する。
まずは、JPP1のショートをオープンとしてMD0端子がHighとなる。この状態では、シングルチップモードで起動してくる。
USBケーブルをさしなおすと、USB deviceとして認識される。自動的にドライバがインストールされるが、されない場合は、C;\temp\infフォルダを指定してドライバをインストールする。
USBにSerial ports driver COM*と表示されればOKである。

・デバッグコンポーネントの追加

次にHEWからのデバッグを可能とするため、追加のコンポーネントを登録する。

(1)HEWを起動し、アドミニストレーションをクリックする。

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(3)登録をクリックし、C:\Program Files (x86)\Renesas\Hew\Tools\Renesas\DebugComp?\Platform\monitor\Training.hrf~を選択。

添付ファイルの画像

(4)登録。

添付ファイルの画像

(5)Training monitor 5.0の登録を確認する。

添付ファイルの画像

開発環境の確認

・開発環境の確認

(1)C:\Temp\Sample_Projectを、C:\workspace下にフォルダごとコピーし、Sample_Project.hwsを実行。

添付ファイルの画像

(3)メニュー"ビルド"→"ビルド"を選択。ビルド完了後下記ウィンドウにて"はい"を選択。

添付ファイルの画像

(4)メニュー"デバッグ"→"リセット後実行"を選択

すると、基板上のLED1が点滅を始める。