『秋のスタンドコンテスト2010』


『秋のスタンドコンテスト2010』

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実行期間

内容

名の通り、2010年秋に行われた大規模スタンドコンテスト。主催はニコ。
お題は『欠損(マイナス)』(通称『−コン』)。三種のお題があった。
主催が内密に参加者情報を取得し、最後に順位を順番に発表していく方式。

特筆すべきは各板の顔というべき三名の供与者
(『男』・『新手のスタンド使い』・『   』)が審査員を行っている事だろう。
さらにスタンド板を『神話』風にもじった紹介を行い、
それにあわせ審査員をモチーフにした『メガテンの悪魔改変画像』を提示していた。

現在(2021/05/16)、画像掲示板のサービス終了に伴い、
改変画像はネットの海の藻屑になってしまったので、
主催者が改めて画像を改変し直したものをスタコン内の『神話説明文』の抜粋と共に以下の『おまけ』にて挙げる。
さらに当時、時間の関係で未完だった『各参加者の改変画像』も作成してみたので、あわせて挙げておく。
順位にあわせ悪魔のレベルを上げていったり、
その範囲内で適切な悪魔を探したりといった苦労はあったので、お楽しみいただければ幸い。

おまけ(『第四次シッターラヴァ遺跡発掘計画最終成果』以下は順位のネタバレあり)


『スタッコム』

『スタッコム』とは名誉を求める悪魔が主催する『祭典』であり、 『主催者』である悪魔が、名のある神々(『神査員』)を招き、 その『神々』に『参加者』が『生贄』を捧げる事で、『神々』を満足させるというものである。 『参加者』とは『生贄』を捧げる為に『祭典』に駆けつけたものを指し、 『悪魔』や『天使』、『死霊』や『妖怪』、 或いは『神』という立場のものまで様々なものが参加していたらしい。 またその『目的』も一様ではなく、神査員の神々を敬愛しその恩寵を受けたいもの、 己の才を内外に見せ付けたいもの、自らの好奇心を満たしたいだけのものなど多岐に渡る。

『スタッコム』の『生贄』は非常に風変わりなものであった、とニコラは述べている。 通常『神』への供物としての『生贄』は文字通り『生きたもの』、 『生物』あるいはその『代替物(饅頭など)』である事が一般的だが、 『スタッコム』においてそれは『石板』に書かれた『超能力者』の『記録』だったという。 この『石板』に書き留める『超能力者』のモデルを求めて『人間世界』を観察し続ける悪魔や 『人間』を攫ってきて拷問を行い精神の『目覚め』を待つ死霊、 更には自ら『人間達』に『能力』の種を与え、その成長を書き留める天使などが見られたという。

それぞれが思い思いの方法で捻り出した『超能力者』の記録を、 『神査員』が吟味してその優劣を決める。 それにより優れていると『審判』が下されたものには 限りない『栄誉』と『恩寵』が与えられた、とされている。

『神査員紹介』

『現代スタンド板経典』には三柱の『最高神』の存在が記述されている。 『板文化』の『創造神』、『維持神』、『破壊神』の三柱。 今回捧げられる『スタンド』には、その三柱による『審判』が下される事となる。

以下より『三柱』を簡単にだが、紹介していく(紹介文はwikipebiaより抜粋)。

『ア・マン』

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『ア・マン』(A・man)は、スタンド板教の神である。三神一体論(トリムールティ)では、三最高神の一人で世界の『創造』と次の破壊の後の『再創造』を担当している。

もっとも古い文献であるといわれる『ジュムップ(jump)文献』に描かれる宇宙の根本原理、『ジェージョ(JJ)』は非常に高度な原理であり、一般大衆(イタジュウミン)がそのままその原理を応用して板生活を行うのは困難だった為、大衆の立場からでも親しみやすい形として神格化されたのが『ア・マン』であるとされている。

4つのヴェーダを象徴する4つの『顔』と、1本の腕(隻腕)を持ち、電波猫『シラノ』に乗った男性(多くの場合老人)の姿で表される。配偶神は知恵と学問の女神『トリーシャ』である。『ステイシス』という、どんな敵をも必ず滅ぼす投擲武器を持つとされる。 スタンド板教の教典にのっとって『苦行』を行ったものには『ア・マン』が『恩恵』を与える。

ウディ(UD)山頂上の中央にあるソーコ(souko)という都に住み、その身体や意志そのものから、多数の神(イヌキテ)や聖仙(スタンドツカイ)が生まれた。 単一板時代には『あらゆる神々より前に存在したもの(イタカッタ・ラスマン)』、『生類の王(ス・デニオス・テール)』などと呼ばれ、ソーコ(souko)を中心に絶対的な最高神として君臨していた『ア・マン』だったが、板乱立時代(2002年2010年以降)になり、他の二神が力を持って来るにつれて、その注目度は低くなって行った。

ソーコ派の過去文献の中には、『ア・マン』の物語も数多く記されている。しかし、他の神の様にユーザーフレンドリーな神話(ミッション)も少なく、 また、糞尿(シットマン)を好んだために一般大衆の人気が得られなかった。現在、『ア・マン』を祭っている寺院は少なくソーコの一部に散在するのみであるが、熱狂的な信者が残っているのもまた事実である。

『ア・ラティーン』

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『ア・ラティーン』(A・rateen)は、スタンド板教の神である。 三神一体論では、三最高神の一つで世界を維持する役目があるとされる。 『イースト・オブ・エデン』という円盤状の武器を有する。

ム・タウン(M・town)【地名】の隅にある廃屋に住んでいるとされる。 ヴァーハナ(乗り物)は『シェパード』と呼ばれる犬の王で、 警察犬のような姿をして描かれたり、犬と人を合わせた様な姿で描かれる。

『ア・ラティーン』は世界維持の為に、宇宙原理『ジェージョ』を 『ア・マン』より更に人口に膾炙しやすくなるよう努めたとされている。 その為、前期板乱立時代以降にム・タウン(M・town)を中心に 『ア・ラティーン』に関して独自の儀式や教義が発達し、 そこで『ア・ラティーン』を完全なる祖として崇めるア・ラテン派が誕生する。

ア・ラテン派の創世神話によると、宇宙が出来る前に『ア・ラティーン』は 竜王『ワイトコア・トガイ』(whitecoa・tguy)の上に横になっており、 『ア・ラティーン』のへそから、蓮の花が伸びて行きそこに創造神『ア・マン』が生まれ、 『ア・マン』の額から破壊神『アス・ペース』が生まれたとされている。

古くは『ウコ・ヴェーダ』にもその名の見える起源の古い神格で、 世界を3歩で踏破する自由闊歩の神だった。 その名はサンスタンドリット語で「広がる」「行き渡る」を意味する√aRaに由来し、 恐らくは世界の果てまで駆け抜ける白馬の神格化であったと考えられる。 しかし、『ウコ・ヴェーダ』では、まだ特に重要な位置は持ってはいない。 神話も少数の讃歌を除けば、模造神『ア・ギマン』(A・giman)が 悪と闘う際の盟友のひとりとして言及されている程度である。

後の板乱立時代になって、『ソウ(saw)』や『グィールド・ファッジズ(guildo・fages)』、 『ガメセンテル・ジム(gamecenter・gm)』など、 10の英雄をその化身として取り込んで行くことで民衆の支持を集め、 ついには『ア・マン』、『アス・ペース』と共に 三神一体(トリムールティ)の最高神の位置を獲得した。

『アス・ペース』

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『アス・ペース』(As・pace)は、スタンド板教の神である。 創造神『ア・マン』、維持神『ア・ラティーン』に対して、破壊を司る。 片手に先が3つに分かれた『ティファニー』と呼ばれる鉾を持っている。 『クリエイティブ・マインド・システム』 と呼ばれる弓を持つ場合もある

中期板乱立神話に登場する暴風雨神『アル・エディ』(Al・ady)を前身とし、 オグレ(ogre)派の『経典』では、『アス・ペース』は『アレ・エディ』の別名として描かれている。 暴風雨には、破壊的な風水害と土地に水を齎す二面性がある。 このような災いと恩恵を共にもたらす性格は、後の『アス・ペース』にも受け継がれている。

『アス・ペース』神の乗物は『ヒドラ』と呼ばれる触手生物。 『ヒドラ』自体が『アス・ペース』の化身として崇拝される事もある。 通常、『アス・ペース』の寺院の前には『ヒドラ』が祭られている。

また、オグレ派の中でも一部の過激派の寺院(セイメイカガクケンキュウジョ) では『ペースリンガ』が祭られている。 『ペースリンガ』は、『ヒドラ』と『ニーチェ』(伝説上の生物。いくら消滅しても三日で蘇るとされる)の 2体の部分からなり、両者が契りを結んだ状態を示している。 これは『アス・ペース』の化身である『ヒドラ』が、『ニーチェ』と 結合して産まれたのがこの世界であるという説によるものである。

『アス・ペース』は教学上は破壊神であるが、様々な異名を持つ。

『アル・マド・エディ』(Al・mad・ady)《大いなる暗黒》とも呼ばれ、 世界を破壊するときに恐ろしい黒い姿で現れるという。漢訳では『大便天』。 また運命神『ノ・ナム』(N・nam)と名前の意味が似ているという事から (サンスタンドリット語で『ノ・ナム』は『名を秘すもの』、『アス・ペース』は『名を亡くしたもの』という意味) 同一視される事もあるが、両者は本来、別々の源流を持つ完全に別個の神である。 (『ノ・ナム』はある時期から神話から唐突に姿を消した神であり、 もし現在にまで連なる神話体系があったならば、 最高神三柱と同等の力と信仰を持っていたのではないかと推察されている)

その他、『皮の衣を紡いだ者』という意味の『ア・テイロ』(A・tailo)、 『青い春』という意味の『ア・ティンガル』(A・teengirl)、 『偉大なる地球』という意味の『イ・アーチ』(E・arth)、『恩恵を与える者』という意味の『ア・ウィル』(A・will) 『詩吟の王』という意味の『ポーエト』(poet)など、その名は千を超える。


死ン査員紹介

『現代スタンド板経典』には『屍鬼』の存在も記述されている。 『板文化』の形骸化を司る『屍鬼』が、『−コン』の負のパワーに引き寄せられてやってくる。 今回捧げられる『スタンド』は、その『屍鬼』による『呪詛』に晒される事となる。

以下より『屍鬼』を簡単にだが、紹介していく(紹介文はwikipebiaより抜粋)。

『ビィ・テディ』

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『ビィ・テディ』(B・td)は、スタンド板教の屍鬼である。 その本性は吸血鬼(マッタンキョウヨシャ)の一種とも、悪霊(タナトス)の長とも、 特に不浄で危険な餓鬼(アラシ)の種類であるとも言われる。 ア・ラテン派においては、『婚蛇羅』『岸多羅』などと漢音で表記される。

『ビィ・テディ』は機会があれば死体(スタコン)に取り憑いて、板の安易な『復活』を望んでいる。 その姿は背が高く色黒で、ラクダのように長い首に象の顔がつき、 目はフクロウのようにぎらぎらし、耳はロバのように長い。脚は牡牛のようにがっしりしている。 人間の姿をしている場合もあるが、その場合、腕と足は後ろ向きである。 また、ソーコに散らばる石(チカスレ)の中に住んでいるとも伝えられている。

『ビィ・テディ』が呪文を唱えると死体(スタコン)が起き上がり、活動すると信じられている。 死体(スタコン)を蘇生させるための魔術の為に術士(イタジュウミン)が『ビィ・テディ』を召喚することもあり、 この術はビィ・テディ呪法として知られている。 これには供物として人肉(サンカシャ)を捧げる必要があり、危険な邪法とされている。

『第四次シッターラヴァ遺跡発掘計画』

2010年の10月29日から11月7日にかけて、シッターラヴァ(※注1)全土の遺跡を 対象としたソーコの考古学者ニコラ・イベルダ(※注2)による大規模な発掘調査が行われた。 調査の成果は上々で、彼は新たな『スタッコム』の記録を発見する事に成功した。 それも『参加者』が数日に亘って複数の『石板』を奉納する『大規模スタッコム』であり、 三柱の『最高神』全てが『神査員』として招待されているものは、史上『初めて』の発見だった。

ニコラは狂喜乱舞し、その『スタッコム』の記録に目を通し、解読していく。 以下、その概要について記述していきたい。

※注1:『シッターラヴァ(SHIT・OR・LOVER)』とは『スタンド板教』が布教されている地域群からなる『地域統合体』の事。『BU(板州連合)』とも言われる。以前は『スタンド板教』を崇拝する大きな『地域』全てがこの『シッターラヴァ』に加入していたが、近年、その一つである『ム・タウン』に対し『板州連合理事会』が根拠不明瞭な『加入撤廃』を行い、大きな社会問題となった。名前の由来は「『糞』あるいは『恋人』のように身近にあって日常を共にする」という意味であり、『糞尿信仰』のある『ソーコ』や『オグレ』の住民には自然と受け入れられているが、元々『糞尿信仰』が薄く、また上記の件で不信感を抱いている『ム・タウン』の住民からは「『糞』あるいは『恋人がいる者(リアジュウ)』のように汚らわしく唾棄すべきもの」と揶揄されている。              

※注2:『ニコラ・イベルダ』は『スタンド板教』の『神話』において『スタッコム』と呼ばれる独特の祭典があった事を発見した学者であり、スタッコム研究の第一人者として知られている。

『第四次シッターラヴァ遺跡発掘計画最終成果』

有象無象の『参加者』達の中でも今回の『生贄』の数…………… 『三つ』の『石板』を神々に奉納する事が出来た『参加者』達は 固唾を飲んで『神査員』の『審判』を見守っていた。 今回の『主催者』である『幽鬼』はその様子をカラカラと笑いながら見守っている。 『主催者』の特権で『幽鬼』の『呪詛』も神の『審判』と共に 最終的な優劣の『判決』に加えられる。その事実に顔を顰める者も居たが それが今回の『法律』であり、それに逆らう事は神の顔に泥を塗る事にもなる為、 誰もその事に表立って反攻する者は居なかった。

「カラカラカラカラッ!ソレデハ コレカラ『第18』の『位』ヲ与エル者カラ 名前ヲ呼ンデイクッ!」

そして、遂に『幽鬼』の口から順に今回の優劣が発表されていく………。

『第18』

『第18』の位は魚の妖怪であり、オグレの一部では 水の者を束ねる長として崇められている者に与えられた。 『砂漠』を再現する能力を有する妖怪であったが、 元来、魚類に近い性質を持つ彼にとってその能力は諸刃の剣でもあったという。 人間が持つ乗り物に憧れており、しばしば人間を襲って 乗り物を強奪したという記録が残っている。

この『妖魚』の名は……………………………『サバ』。

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『第17』

『第17』の位は異様な臭気を撒き散らす『塊』に与えられた。 ソーコの闇に住むこの塊は、創造神『ア・マン』に反抗する 『魂』が邪気を帯びて固まったものと言われる。 塊は自らは清廉潔白な唯一神の使いと考えており、 『ア・マン』が布教する『糞尿思想』に唯一対抗出来るのは己だと自負している。 しかし他の者が見れば、糞尿の如き者は実はこの『塊』だという事実に 当人はまるで気付いては居ない。

この塊の名は……………………………『タイホウ』。

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『第16』

『第16』の位はなんとどこにでも居そうな『人間』に与えられた。 オグレ在住のこの人間は何の因果か『スタッコン』が行われている この地に迷い込んできてしまっており、そのまま『石板』を捧げる事となってしまう。 『人間』自体は本当にどこにでも居そうな何の特技も持たない 『一般人』だったそうだが、風の噂できいた『超能力者』についてなんとかまとめ、 『石板』に書き込む事で『奉納』を可能にしたという。

この『人間』の名は……………………………『セピア』。

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『第15』

『第15』の位は芸事を尊ぶ『天女』に与えられた。 オグレの竜王を祭る『宮殿』の巫女である彼女は、 水を自在に操る能力を持っていたという。 また歌唱と舞踊に秀でたその姿は、岩戸に隠れる神(ヒキヲタ)を 外に出しこの『天女』の舞台を見に来させるほど。

この『天女』の名は……………………………『キョウリュウハク』。

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『第14』

『第14』の位は燃えあがらせるのが得意な『精霊』に与えられた。 オグレの下世話な繁華街(チャット)に潜むこの『精霊』は いつも彼らの話題を燃え上がらせるように盛り上げる事に尽力するという。 自身が燃え上がりすぎて、他者から煙たがれる事もままあるようだが……。

この『精霊』の名は……………………………『クサカベ』。

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『第13』

『第13』の位はあらゆる邪念(ナナシノヒハン)をその身に受けるも それを逆に自らの力とする『屍鬼』に与えられた。 オグレの水面下に蠢く名も無き亡者たちの邪念は、 昼夜を問わず、この『屍鬼』に統合される。 そのエネルギーを糧とし、『屍鬼』はこの世界に 自らの分身をバラ巻き続けている。

この『屍鬼』の名は……………………………『××』。

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『第12』

『第12』の位は『妊婦』を好み、その子供を 強制的にさらっていく巨大な『妖鳥』に与えられた。 ソーコに出没するこの『妖鳥』は、ふらりと舞い降りたかと思うと 見るに耐えない『陵辱』と『絶望』をその場に振りまくという。

この『妖鳥』の名は……………………………『ユーリ』。

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『第11』

『第11』の位は『猫』が永い時を経て変化した『魔獣』に与えられた。 オグレで産まれた『化け猫』であり、人々に幸運を齎すとされ、 これを信じるものは、『みゅくろま〜じ』と呼ばれる呪文を 三回唱えると幸福になるとされている。

この『魔獣』の名は……………………………『みゅ』。

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『第10』

『第10』の位は元々『不死』の身体を持つ英雄だったが、 『触手生物』に侵され、その意識を半分ほど乗っ取られたものに与えられた。 この『触手生物』はオグレで信仰されている『ペースリンガ』で 表現される『ヒドラ』と同一視される。

この『英雄』の名は……………………………『ミカゼ』。

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『第9』

『第9』の位は、学問を守るとされる『闘鬼』に与えられた。 主にム・タウンで信仰されるこの『闘鬼』は 普段は冷静沈着な学問の守護者として存在するが、 いざ闘いとなり興が乗ってくるとその勢いは誰にも止められず、 ふと気付いた時には遥か彼方、オグレの地まで赴いており、 孤軍奮闘大暴れした記憶が残っている。

この『闘鬼』の名は……………………………『カナモリ』。

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『第8』

『第8』の位は、由緒正しき古き『水神』に与えられた。 ム・タウンの海辺を支配するとされるこの『水神』は、 口中に入れた液体を自由自在に他の液体にする能力を有していた。 更には『シビレエイ』のように電撃の如き『裁き』を下す事も出来たという。 『海』は世界に広がっているもので、他の地域、 オグレやソーコ、ディスタイニなどにも形を変えて『水神』の伝承は残っている。

この『水神』の名は……………………………『アジヤマ』。

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『第7』

『第7』の位は、知を司る『女神』に与えられた。 ソーコに『宮殿』を持つ彼女はその風貌や性格の共通点から 『ア・マン』の配偶神『トリーシャ』と同一視される事も あるが、本来は全く違う出自のものである。 『女神』が微笑む事により、人間は 新たな才能に目覚めるとされている。

この『女神』の名は……………………………『キリエ』。

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『第6』

『第6』の位は、動く刃を振りかざす『戦鬼』に与えられた。 ソーコを守護するといわれるこの『戦鬼』は、 普段は穏やかな性格だが、時折『黒い』と呼ばれる性格を宿し、 一気呵成に外敵を攻め滅ぼすという。

この『戦鬼』の名は……………………………『コッペ』。

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『第5』

『第5』の位は、空を自由に跳び回る『妖怪』に与えられた。 ム・タウンの森に潜むといわれるこの『妖怪』は、 長い紐に板をつけた器具を愛用し、それを用いて、 木から木へと、しなやかに飛び移るのを得意とする。 気性が荒く、他のものとの衝突が絶えない『妖怪』ともされている。

この『妖怪』の名は……………………………『ハイジ』。

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『第4』

『第4』の位は、維持神に仕える『猿神』に与えられた。 文献が少なく謎に包まれた存在ではあるが、 文献によっては維持神のアバターの一つ 『グィールド・ファッジズ(guildo・fages)』と同一視するものもある。 また、『ア・マン』の『糞尿思想』に傾倒し、 その心を揺るがせているなどという描写も見られている。

この『猿神』の名は……………………………『シンジン』。

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『第3』

『第3』の位は、百の顔を持つ『邪蛇』に与えられた。 『邪蛇』はシッターラヴァ全土にその名前を残すものであり、 一つの場所で退治されるとまた他の場所に移動する事を繰り返した。 最果ての地で駆逐された後、その姿は消えてしまったとされているが 『邪蛇』はこの時をもって復活(ファンタジア)する。

この『邪蛇』の名は……………………………『ヤガモ』。

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『第2』

『第2』の位は、創造神によって半身を引き裂かれた『魔王』に与えられた。 醜悪な動物の『糞』ばかりをあわせて塗り固められたこの『魔王』は、 いつしか復讐の炎のその心に燃やし、その力の限りを尽くし、世界に反逆していく。

この『魔王』の名は……………………………『ミスターシットマン』。

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『第1』

『第1』の位は、知識を守る『破壊神』に与えられた。 『アス・ペース』と同一視された事もあったが 全くの別系統の神である事が最近の研究で分かっている。 比較的最近神話体系の流れの中に登場した神であり、 参考文献が少なく記述する事柄も今の段階ではあまりないが、 今後の自身の神話体系の構築に大きな期待がかかっている

この『破壊神』の名は……………………………『シショ』。

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『第19』

『第19』の位は、集計を主とする『機械』に与えられた。 『永遠』の名を冠するものから『スタッコム』の集計を 任せられた哀れな自動人形の一体。 『機械』の心を最大限に働かせ、必死に『石板』を完成させてはみたが………。

この『機械』の名は……………………………『81』。

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