第零章【SPALMとは?】


◆SPALMとは?

SPALMとは携帯などで手軽に使用できるプログラミング言語です。

特に初心者向けの言語という訳ではないので多少難しいと感じるかもしれません。

もし解らないことなどがあっても諦めず、そういう物なんだなぁ、と軽く考えてもらって結構です。その内解るようになるでしょう。

◆プログラミング言語って?

言語とは、英語や日本語と同じ、言葉の事です。

じゃあプログラミング言語ってなんだ?

これはそのまま、プログラミングをするための言語、という意味になります。

普通の言語(日本語など)は、人が人に意志や考えを伝えるためにあります。

しかし、プログラミング言語は少し違い、人がコンピュータ(携帯も含めて)に意志、考えを伝えるためにあります。

コンピュータは普段、マシン語・機械語と呼ばれる0と1の羅列を言語とします。

人がこの0と1の羅列を読み解くことははっきり言って無理、です。

そこで、SPALMのようなものが間に入り、機械語に翻訳してくれるです。

人間→SPALM→コンピュータ
ということになりますね。

しかし、ここで問題になるのが、「SPALMは日本語を理解できない」ということです。

これはどのプログラミング言語でも同じことなのですが、そのために人がSPALM独自の言語を理解し、SPALMに伝えなければならないのです。

幸い、SPALMは英語なんかより習得が簡単です。

◆SPALMの種類

SPALMには色んな種類があり、どれも特徴があります。(ここではそれを「エディション」と呼ぶことにします。)
現在メジャーなものをいくつか紹介しようと思います。

  • SPALMP
    Pは様々な面で機能強化されており、他のエディションにはない、便利な関数があったりします。(関数とは命令のようなものです。後で詳しく説明することにします。)
  • SPALMbranch
    これが最も標準的なエディションではないかと思います。この入門ではこのエディションを使用します。

さて、少し長くなりましたが、これで第零章はお終いです。
ここではSPALMの基本的な情報を書いたつもりです。

実は覚えなくても大丈夫なような事なのですが、知っておいて損はないはずです。

次回はSPALMの基本的な操作を覚え、実際に簡単なプログラムを作ってみましょう。