◆まず、関数って何さ!
はい。どうも。
関数ですね。関数。
数学の授業を連想するかもしれませんが、それとは違うようで似たものです。
この関数とは、ある値(情報)を渡すと、ある処理をしてある値を返してくれるものです。
よくわかりませんね。
この関数を覚えるには実際に使ってみるのが一番早いです。
実はみなさんはもう関数を使っています。
前回のHelloWorldプログラムを見てみましょうか。
[
text("HelloWorld!!", 10, 10, 0)
input()
]
この中で使われている関数は、「text関数」と「input関数」です。
では、前回書いたこのプログラムの動きと照らし合わせてみましょう。
「HelloWorld!!」と表示された。
何かキーを押すと終了する。
…勘のいい人はもう気づいたかもしれませんが、
「text関数」は文字を表示するための関数で、
「input関数」とは何かキーが押されるまで処理を停止する関数なのです。
(なんで処理を停止するだけなのに終了するの?という疑問には後で答えます)
◆text関数
さて、text関数が文字を表示するための関数だということが解りました。
このtext関数についてもっと詳しく見ていきましょう。
関数にはパラメータ(引数)というものがあります。
このパラメータに関数に渡す情報を書きます。
パラメータは,で区切ります。
text関数は次のように書きます
[
text("p1", p2, p3, p4 )
]
このような書き方、のことを書式(シンタックス)と言います。
パラメータが全部で4個あることが分かりますね。
一つ一つ見ていきましょう。
まず一つ目。これは前回ふれましたね。
ここに書いた内容が表示されます。
このように""で囲んだ文字を文字列と呼びます。
二つ目と三つ目は座標です。
また数学っぽいですね。
二つ目がX(横)座標、三つ目がY(縦)座標になっています。
実際にいじってみてください。
よっつめは文字列をどこに寄せるか、なのですが、今のところは0で構いません。
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