第1回会合議事録(8月4日)
第2回会合議事録(8月20日)
第1回合宿議事録(8月28-29日)
第3回会合議事録(9月7日)
第4回会合議事録(9月10日)
第5回会合議事録(9月13日)
第6回会合議事録(9月15日)
第7回会合議事録(9月19日)
第8回会合議事録(9月23日)
第9回会合議事録(9月26日)
第10回会合議事録(9月28日)
第11回会合議事録(10月2日)
第12回会合議事録(10月6日)
第13回会合議事録(10月10日)
書記:久保田、佐藤祥、玉井
出席者:奥山、柏原、合田、平岡、孫、佐藤研吾、鳥居、佐藤祥、玉井、久保田、ゼミ生6名
1.13ー14時:fab、ゼミ生の顔合わせ
2.14ー15時:西野教授からのお話
3.15ー17時:顔合わせ続き
○資料の内容
・プロジェクト報告(開催概要、来客報告)
・全体総括(開催趣旨、コンセプト、組織、全体スケジュール)
・各部総括
○fab、ゼミ生の役割分担は以下
・ゼミ生:運営(総務、会計、渉外、モデル管理)、広報、記録
※希望者は制作、演出にも加わる
・fab:制作、演出
コンセプト決めは役職に関わらず、全員でコミュニケーションを取り合って決める
○意思確認
西野教授のお話の冒頭で、まずショーをやるかどうかのやる気の確認がありました。やるからには本気でやりなさい、とのことです。
○ショーの中身「日仏交流」
ショーのテーマとして、3月中旬に東大博物館で行われる日仏交流150周年記念イベント(詳細未定)に絡めて「日仏交流」にしたらどうか、という提案がありました。ショーの場所も博物館を借りる、ということだったかと思います。しかし、懸案事項として去年の小石川に比べて場所やイベント自体が流動的であるため直前まで変更があるかもしれないということです。
しかししかし、開国間もない日本に輸入されてきたフランスファッションと、日本のそれまでのファッションを融合した、奇怪で、それゆえに新鮮な日仏モードに焦点を当てるのは面白いだろう、と。しかも、同時期に東京コレクションが開催されるため、東大コレクションの宣伝効果も狙える、とのことでした。
話は雪だるま方式で膨らみます。もし、4月の中旬にショーを開催するのならば、サルコジ来日にぶつけることができ、東大にゆかりのある秋篠宮さま経由で東大コレクションをご覧になられる、かもしれない・・・。夢は大きく持ちましょう。
そして東大コレクションにむけて、西野教授は年内には服制作を完成させなさい、と。仮縫いでも許す、と。年明けには冬学期のレポートやらテストやらでみなさん忙しいでしょうから、ショーの完成度を上げるためにも余裕をもって制作しなさい、と付け加えられました。
また、ショーのカタログをエルメスとコラボしたいとか。エルメスのオレンジ色の包装の素材を使わせてもらう、そのためにエルメスと東大がコラボしたんだそうです。恩を売るのは大事ですね。名言「支援は小銭でもらうな」いただきました。
○展示会の反省
表現がなっていない。すなわち、空間として作品、映像の関連性がなかったために、主張、ストーリーが伝わってこなかった。たとえば、床の写真は情報の過剰で、それと対比して天井や壁が関係性を持つとか、作品同士が向かい合ってるとか、そういうものがないために、空間として訴えるものが希薄だった。・・・
これだけのデザイナーが集まっているのだから、ある意味責任者が全体を統括して進めていくのも大事なのではないか、と。“1つのものをつくりあげるには1つの一貫したコンセプトを”
しかし、サークルである以上メンバー全員で進めたい・・fabの永遠のテーマとなりそうです。
○今後の活動
2つ目の記録での内容なのですが、次のショーは西野教授が本郷の博物館で行う予定の「日仏交流展」らしき展示会の中でやるということなのです。それで、その「日仏展」の詳細などがはっきりわかってくるのが8月下旬らしく、それまでコンセプト決めや制作などにとりかかることはできないので
さて他に何をしようか????となりました。
話し合う中であがってきたのは
・名簿作り
・仕事分担の確定
・メーリスやちょー助を使って次回の会合の日にち決め
・懇親会の日にち決め
○引き継ぎ
今日は前回のseeingの総括の資料が配られたんですが、役割ごとに内容の濃さなど違ったり、総括のない部分もあるので引き継ぎとしてはちょっと不十分かもしれない…ということでseeingで各分野で代表をなさった方の連絡先を教えていただいて直接メールなどでわからないことを聞いたりできるようにしようということになりました。この連絡先も次回の会合くらいに集めておくということでした。
・滝沢さんの次のショーの準備の見学を25(月)〜28(木)の間に行く。こちらの人数は25日はスタジオなので10人以下、26〜27は12・13人、28は不明。30分程度なら滝沢さんと話せるかと。
・28日(木)懇親会+合宿@駒場和館。4限(14:30〜)
・仮の名簿を配る。役職の確認
・ショーは3月中旬〜4月の中旬。ただ博物館で日仏交流展をやるかどうかがまだ決定していないので、開催日時は未定。今月中に日仏交流展開催のいかんが決まる。合宿の前に決まればよいのですが。
○現在運営が二人しかいない。運営の人は記録をアップしたりスケジュールの管理等仕事多し。会合に毎回顔を出せる人が望ましい。会合はその人を中心に進む。
→ゼミの加藤が担当
○滝沢さんと何を話すか
→fabについての説明、ゼミについての説明、去年のショーについての説明。自分たちが何者で、なにをしようとしているのか。(展示の内容、滝沢さんに何かしてほしいということは今回我々が話すことではない、との西野さんのお言葉)
→seeing(去年のショー)の写真を冊子にまとめる→奥山さんにお願いすることになりました。
※なぜ滝沢さんが必要なのか?という問い。日仏交流展と滝沢さんがどう関係してくるのか?→服のプロだから。博物館とファッションのつながりに取り組んでいる人だから。西野教授の知り合いだからというのは理由として・・・。
○役割分担これでいい?会計とモデル管理は?
→製作:これくらいでよし 15〜19人
演出:これくらいでよし?3〜7人
広報:すみません多いか少ないかわからない状態です、が、今年は渉外も含んでいます
運営:3人 去年と同程度
会計→1人必要!
モデル管理→1人必要!女性で。製作から出た方がいい?
→会計とモデル管理が不足しています
○ファイルドキュメントの管理方法
→去年の反省:議事録が掲示板にあったりメーリスだったり画像がブリーフケースにあったり統一されていない。
→wikiを使ってはどうか?(wiki=wikipediaを想像していただければ分かり易いかと。参加者が自由に編集できるホームページのようなもの。画像アップも可。要領は大きいはず。ユーザー認証もできる。ただ書き込みの手順というものがあるので、この掲示板より少々手間はとる。
○西野教授との交渉役は?
→孫さん
○今年は記録が必須でない?
→去年はアーカイブを作っていたが、情報基盤センターから機材借りたりしないといけない。取り立ててやる必要がなければドキュメントでもいいのでは?
○日仏交流ゼミ
博物館工学ゼミ内で日仏交流のゼミがあるらしいので、その人たちともコンタクトとれたら、と。
○理想
合宿前に西野教授に日仏交流展をやるのかどうかの確認+日仏交流のゼミの人たちとも交流できないか、交流できる場を設けてくれないか、とお願い→合宿:役職決め、最終意思確認。決まったら役職ごとにスケジュール決め
○その他
合宿時、制作は練習会。
とき:2008年8月28日13:00〜29日。
ところ:東京大学駒場キャンパス内 和館
目的:日程が決まり次第動けるようにすること。班の代表決め。情報共有方法決定。昨年の総括を踏まえてショーまでの仕事の洗い出し。懇親会。fabとゼミ生との仲を深める
製作班は練習会もかねて。シャツ作り
備考:
PukiWikiに決定しました。整備→清水
製作→藤嶋さん
演出→佐藤ケンゴさん
運営→加藤さん
広報・渉外→田代さん
・昨年は映像を交えたアーカイブを作成したが今年はどうするか
→アーカイブの作成はしない。写真による会合等の記録は行う。
→千田さん、久保田さん、片浦くん
・9月は週2で会合を開きたい
・10月以降はゼミのある金曜日が適当か
書記 奥山
出席者
加藤、奥山、平岡、本田、佐藤、藤嶋、寺井、堀、大島、清水、久保田
加藤君に決定
・「本企画書の趣旨」
盛り込むべき情報
・3月中旬に東京大学総合博物館の「日仏企画展」の一貫で行うと仮定
・第1回の合宿を踏まえて
・ショウまでの企画運営体制をまとめた
・ 企画書を作るまでの経緯 ⇒ 削除
代わりに「目的」項目を挿入
・「9月のスケジュール」という項目を最後に加える
・合宿で運営体制を整えた上で、9月はコンテンツを考えていきたい
・⇒ 9月中の主な目標は、「コンセプトの決定」
・「コンセプトの決定」についてはゼミやfab、担当に関わらず基本的に全員が参加
・そのために9月中は、週2回程度のミーティング(現在スケジュール調整中)
・「コンセプトの決定」のデッドラインは10月10日(冬学期初回ゼミ)
・「コンセプト」は「日仏」の枠組みで考えていく
・また、組織内でコンセプトのイメージを共有していくため、提案者は視覚的資料を用いるように心がける
・各部の詳細な修正点については、以下
全体 モデル管理 → 制作マネージャーに統一
政策、製作 ⇒ 制作に統一
運営 コンセプト決定合宿 ⇒ 削除
制作 アドバイザーについて載せる
広報 アンケートに対しての考察
「日仏企画展」の一貫でやった場合の、博物館側との連携について
新聞社 繊研新聞 追加
Fashion News に下線
・ 西野教授との打ち合わせの際、博物館内教室利用のための担当者(寺田)を決めてもらう
・「制作マネージャー」に統一。「モデル管理」は使用禁止!!!
・ 広報おみやげ の可能性
・ 制作バリエーションの可能性
10日(水)13:00 〜 博物館3階演習室(いつものとこ)
13日(土)17:00 〜 場所未定
(26日(金) 広報会合 )
書記 奥山
○9月
13日 17:00-
15日 13:00-
19日 13:00-
23日 13:00-
26日 13:00-
28日 13:00-
○10月10日まで
10日までの予定は現在未定。
各メンバーは13日のミーティング時に、「10月10日までの個人スケジュール」を提出
欠席者は前日までに、加藤君に報告
○10月10日以降
毎週金曜17時から
○提出案
「日本人が着る“洋”服」(合田) − 日本人として“洋”服を考えなおす:(ブリーフケース参照)
「絵羽 平面と立体」(奥山) − 衣服における立体と平面:(ブリーフケース参照)
「皮相上滑り」(奥山) − 異和感:(ブリーフケース参照)
後日ブリーフケースにup。 ※以降は、コンセプト提案者は前日の24時までにup
○今後のコンセプト決めの方針
これまでのfabのショウ・展示会では、観念的なコンセプトをまず決定し、コンセプトありきの中で、個々のデザイナーがコンセプトを作品に具現化する・おとしこむというような形で進めてきたが、コンセプトの具現化がデザイナーにとっての最終目的となってしまい、さらに、抽象的、難解、不透明なコンセプトになりがちだったため、組織内での理解の共有が円滑にできない・ショウ全体としての明確な目的を提示できない・来場客にとっては「何をしたいかわからない」といった結果に終わっていたと言える。
そこで、今回は、一つのコンセプトを各々のデザイナーが具現化することを目的とするのではなく、素材・加工・作り方など、制作のプロセスに関わる具体的な方向性についての、新たな視点やアイデアをコンセプトとしたいと思う。ただしその具体的な方法は日仏という枠組みを意識したものでなくてはならないだろう。
従来、そうした方法は各デザイナーの個性を規制すると考えられがちであったが、むしろ何度かの経験を通して感じられることは、以前の観念的なコンセプト、発想の方向性を規定するようなコンセプトの方がデザイナーの発想を狭めるのではないか、ということである。
以降、コンセプト案を提出するメンバーはこの点をふまえて考えてきてください。
○ショウ
・企画開催にGOサイン!!!
・場所:小石川分館での開催を推奨(本館は、本企画と準備等でバッティングする可能性)
・時期:3月あたり。具体的にはこちらで提示(?)
・形態:独立企画として(広報等も独立)
・テーマ:日仏の枠組みで
○活動に関して
・資料室は昨年と同様利用可(利用の際は寺田さんか谷川さんに連絡)
・予算はゼロという認識で
○滝沢さんのショウに関して
・滝沢さんの小石川でのショウは10月31日でほぼ確定
・来場者は、バイヤー・プレス・関係者のみ
・プロジェクトメンバーが雑務手伝いとして参加
2日 17:00より
6日 17:00より
10日 17:00より
西野先生は小石川分館を推奨。
理由としては、本企画との、様々な面(空間・準備など)でのバッティング
小石川分館でデメリットとして、
・空間的制約
・展示物が日仏と関係ない 等
総合博物館本館のデメリットとして
・展示の空間設計によっては制約が大きくなる
・空間に関しては本企画次第なので、不透明な部分が大きすぎる
→
「小石川の展示物というバックグラウンドの中で日仏展をテーマにショウをすることをどう思うか」という旨を西野先生に質問すべき。
保留。
コンセプト以降、具体的な演出案の中で、その案がどういったスタンスをとっているのかを明確にしていく。
演出への要望として、空間演出についての勉強・インプット
26日の会合にて、郵送物のリストアップ、渉外相手の検討などを行う予定。
1.質問事項は次回
2.写真は去年のショウのもののみ
3.コンセプト案も見てもらう
各コンセプトの詳細な内容・イメージはブリーフケース内の各レジュメを参照
日「仏」のフランスをどうとらえるのか。
「ドレス」は「仏」を「西欧」に押し広げすぎか。
「西欧」として拡大解釈するのではなく、「仏」としてとらえるべきか
⇒ 「パリ」としての「モード」
具体的コンセプトとして
・ “日本のフォーマル”→技術的に難しすぎる
・ “日本いろ”→ 色の見直し
「パリに住んで仕事をはじめて、日本の色の美しさを認識しました」=文化交流の価値
日本の色を集めてきてパレットにする
もともとは日本、フランス両国共に折り紙の文化はあった。日本の開国と共に両者は融合、しだいに複雑な日本の折り紙が主流となっていく
平面から立体を生み出す"折る"という手法を服の造形に活かしてみてもおもしろい
日本で黒田清輝が活躍しているときにフランスに渡って日本の技法を油彩画に取り入れつつ、絶賛を浴びた。現在においても、フランスにおいてもっとも有名な日本人画家。日本人からみた西洋人、日本人の感覚で描いた西洋、西洋に受け入れられた感覚をインスピレーション現にしてもおもしろいのではないか
※目的が決まっているコンセプトよりも、始まりが定まっているコンセプトの方が縛られない?目的を決めてしまうと、そこに近づけなければという思いが働いてしまうのでは?自分で正解が分からないのが嫌
昔の美をカットして、今の美意識にペーストする、のではなく
今の美意識(要素)を昔の美にペーストしたらどうか
例)Tシャツ素材のコルセットや着物が出てきたらおもしろいんじゃないか
fabはいつから伝えることを目的にしたんだろう。期待に沿っちゃうのは面白くないよね
スタイルが変わっていくのは洋服の方、和服は変化しない。洋服が入ってきたときに和服の改変は起こらなかった。手をつけない存在になった。それゆえここで和服の改変を行おう
←じんべえや浴衣をミニスカートみたいに短くしたものは改変とは違うの?
【滝沢さん個人に関して】
・どうして服作りを選んだのか?(服作りへの想い、服作りに対する哲学)
・三宅デザイン事務所での経験の中で得たものを特に挙げるとしたらなにか?
・海外で作品を発表する際、海外と日本との感性の違いに戸惑ったことはあるか?また、特にどういった部分でそうした感性の違いを感じるか?
・日本人デザイナーとして世界に向けてどのようなことがしたいか?
・他人の作品を評価するとき(例えば、装苑賞の審査のとき)、自分の感覚には合わないが、創造性が高かったり、他の人の評価が高かったりしたとき、それをどう評価するか?
・村上隆、奈良美智、森山大道などのアーティストとのコラボレーションをされているが、そうした活動には何か意図があるのか?また、コラボレーションの中でおもしろかった経験を挙げるとすればなにか?
【衣服に関して】
・滝沢さんにとって、メンズとレディースとの大きな違いはなにか?
【クリエーションに関して】
・服作りの中で最も重要視することは、あえて挙げるとすれば何か?
・インスピレーションはどのようなきっかけで、どのようなものから、どのようなときに得ることが多いか?また、インスピレーションを得るために日頃から心がけていることは?
・デザインから素材を決めるだけでなく、素材からデザインを決めることはあるか?滝沢さんにとって「素材」とは何か?
・服作りの際、それを現実的に消費者が着ることをどの程度考えるか?「誰にどのような時に着てほしい」といったことをどの程度まで想定するか?
・クリエーションとビジネスの間での葛藤はあるか?どのようにその葛藤を乗り越えているか?
【ショウ・展示会に関して】
・滝沢さんのクリエーションやビジネスにおける、ファッションショウの位置づけとは?
・ショウにおいて、滝沢さんの意図や想いが見た者に「伝わる」ことは、どの程度重要視しているか?重要だと思うか?
・ショウはなぜ音楽を必要とするのか?
・デザイナーが多数いるショウではどのように世界観の統一、イメージの統一をはかるか?
【ファッション業界に関して】
・東京ガールズコレクションのようなショウの形式をどう思うか?(一般客をショウに広く受け入れていることは良いと思うが、展示即売会のような形態が、個性の画一化を引き起こすのでは?)
・viviやcancam等の雑誌に掲載されるような、モードとは違ったよりマスに受け入れられているファッションをどう思うか?
【その他】
・日本の文化で世界に誇れるものとして特に挙げるとしたら何か?(他国での評価が高いもの&滝沢さん個人がこれは誇れると思うもの)
・どのような経緯で西野教授と関係するようになったのか?
・滝沢さんにとっての小石川分館の魅力とはなにか?
・様々な場面で佐藤可士和氏とコラボレーションされているようだが、佐藤可士和の魅力とはなにか?
・人が集まる場所には何があると思うか?
・これからファッション業界へ飛びこもうとする学生へのアドバイス
体数に条件(例:一人2体以上)をつけることについて話し合い。出席者に一人何体くらい作れるか、作りたいかを聞いた。
シリーズにすることについても聞いた。
…議論中
服を隠す。あいまいにする。あいまい→日本的
秘密を持たせることで作品の表現の完成を被表現者の手にゆだねる。被表現者は表現者として加わり、作品が完成する。
←フランスの要素は?←洋服で日本を表現するというのは日仏交流では?ファッションショーがフランス要素になっている?
日本人はフランスに対してあやしい(妖しい・怪しい)イメージを持っている
日本がフランスに対して持っている勘違いの"あやしい"を表現してみては?
→パリコレのジャポニズムが日本に対するイメージであったように
→→日本の中にあるフランスを見てみるのも、コンセプトを考える上で役に立つのでは?
ショーにまとまりをもたせたいなら柄などを使うなどして目に見える統一性がないと伝わりにくいのでは?
←目に見えるまとまりをもたせるとしたら、根底に強い概念が必要だよね
書記 田代絵里
NAOKI TAKIZAWA デザイン事務所へ
○10月にあるショーのお手伝いをさせて頂ける
○3月のショーに関して、都合が合えばアドバイス等をいただける機会をもうけてもらえることに。但し、滝沢さん側から、デザイン画やショー全体のことでアドバイスすると介入しすぎてしまうとのこと。
なので後日こちらからどのように関わって頂くかを明確にこちらから提示する。
質問事項に答えて頂いた。内容はとても有難いお話。
○日程:2009年3月28日(土)29日(日)
○場所:小石川分館
○テーマ:日仏
*小石川分館について
2月より建築模型に展示物が代わる。
建築模型は比較的移動が容易で、展示物を動かせるものに関しては片付けることが可能。
エリートモデルスクール協賛をとる
連絡先
原宿校 渋谷区神宮前6-25-14 神宮前メディアスクエアビルB2F 0120-297-428
国際文化
○制作と演出
11月第1週 滝沢さんエスキス(先方の都合が合えば)
コンセプトプラン、デザイン画、試作など。形をみてもらう面で試作や素材のサンプルはあったほうがよい。
○広報・渉外
1. 協賛
�ポートフォリオの作成(企画書)
【内容】
・FAB概要 - 前回のショーの内容。形式的なこと(来場人数など)も
・今回のショー概要
- テーマ
- 日程・場所
- 大まかなスケジュール
- 協賛の会社のPR - パンフレットに載せる・フライヤーに載せる
�渉外の会社候補
・化粧品会社
・日仏交流団体・アテネフランセ・日仏会館・外務省・フランス大使館等
・音響 演出担当者と
・照明 演出担当者と
※以下はテーマによる
・着物会社
・ちりめんの布
・新素材の布 − 旭化成・東レ
・繊維工場
・商社
・染物工場
2.デザインコンペ
●10月17日 イベント名コンペ
MEETINGで決める
全会一致が理想的
●10月17日〜31日
決まったコンセプト・イベント名に合うリーフレット・ロゴのデザインを考える。
数回カラトロー二先生のエスキスを受ける。
●10月31日リーフレット・ロゴ決定
決定者には粗品
3.ウェブ
担当 山本・佐藤・清水
11月上旬
会合場所:本郷三丁目のルノアール
話はコンセプトへ
源氏物語絵巻や伴大納言絵巻のように、一枚の紙の上に様々な場面を描く異時同図法。
日本だけではなく、キリスト教絵画にもこの手法は見られる
しかし
日本の異時同図法→絵巻物を前提としており、閲覧者が絵巻物を広げるに従って場面が展開していくように描かれている
キリスト教世界→宗教空間全体、あるいは一枚の絵画から一度に情報を得られるように描かれている
見るものの意思による動、見るものを圧倒する不動
演出に絡んだコンセプト案
←ショウってストーリー性のあるものが少なくないから、ショウで異時同図を見せようとすると異時異図になってしまわないか?
←イッセイミヤケがかつてやったショー(?) 停止しているところに時間の流れを見せる
←モデルが同じ場所で別の格好してるってよくない?
←双子のモデルを使う、映像とのパラレル
日本→わびさび。移り変わるものを美しいと思う
西洋→自然を制圧する。ありえないことをやってやろうという感じ。→異時同図が日本的かどうか。→むしろ日本的な異時同図をみせるよりも西洋的な異時同図を見せるほうがおもしろくない?一つの図の中に2つの時間
「食」を発想の原点に。
小石川は洋館→洋館に招く。洋館に招いて晩餐会的なことを。出てくるものは服。
「食」は日本料理、フランス料理でけっこう違う。
料理の創造性と服の創造性は似ている。
(フランス料理のほうがわかりやすいからフランス料理で話をするめるけど)服のフルコースを見せる。
インスピレーションは食材の色とか野菜の軽さ、肉の厚みとか
理想「洋館に招いて、日本の食材でつくったフランス料理をモチーフにした服をサーブする」
メニューみたいなものをパンフでわたしてどんなものが出てくるんだろうとドキドキさせる
←ただの料理インスピレーションのショーになってしまわないか。フランス料理ってどこでどうやって食べるとか雰囲気とかかなり重要だからショーのみならず小石川全体の演出に関わってくる
インスピレーション系よりも、例えば「おもてなし(表裏なし)」みたいな段階でのコンセプトの方が滝沢さん的(形よりも発想、切り口に驚く)にはよいのでは?
※日本は食玩が世界一発達しているらしい
茶道のおもてなし精神→「主客一体」:主と客の共創。茶道は緊張感やパリッとした空気がいいらしい→空間を共有する
→客を巻き込めないだろうか?
パリコレ:客も装って、TPO意識して自分たちのステータスを顕示する
東コレ:客は傍観者な感じ←これをパリコレ的にしたい
→−例えばモデルが微笑みかけるとか
−モデルが途中までパリコレみたいにツンツンなのにしだいになんか優しくなる←ツンデレ?
「おもてなし(表裏なし)」の目的
裏を強調する。中がどうなっているのかを感じさせる。裏を意識させるような服を作る
※見る人をパーティとしてもてなすことと服でおもてなしすることのダブルミーニングの危険性
←来た人に何かを着せる、はかせるという方法を採ることによって服でおもてなしするということを意識させることができるのでは?
←客に同じコスチュームを着させるのは?←着させるのってどーよ?ひかない?
←ハンカチは?スリッパは?←いいんじゃない?
※裏地を見せるっていう手法だけど裏地の裏を見せることになっちゃわない?
※表はどうするの?←表全部白地にしちゃえば? "表を捨てる!"てのは? 裏からあふれ出つつな感じがいいのでは?
表全部白←飽きないですか?←形は選べる
表全部白←黒の方がよくない?小石川にあうと思う←「黒の衝撃」があるからなー
※客に対するおもてなしって→日本的なおもてなしをするのもいいが茶道、華道の世界をただ持ってくるのはNG。また単純に至れり尽くせりでもない。
「おもてなし」で盛り上がった。演出や制作の手法の統一案にまで話が進んだ。
仮決定したこと
−表地の統一
−客に対するおもてなし
−おもてなしプロダクトの作成
今回「おもてなし」で盛り上がり仮決定したことを踏まえて、プロダクトのデザイン考えてきたり、演出案考えてきたり。
他の案をだしてもまったくかまわない。募集中
他の人の案をアレンジ、発展させるのもかまわない。まだ決定には早い。スターがとぶようなアイデア求む!
話はコンセプトへ
前回の会合で「おもてなし」で盛り上がったことを伝え、また新たなアイデアがないか、「おもてなし」について思考。
その前に清水がコンセプトを提出
屏風絵は屏風が折られて置かれることを前提にして描かれている。折られることで立体的に見える。
→見る人の角度によって表情が変わる服、直接見ることによって味わいが出る服、観客の前を通過する瞬間に真の表情を見せる服を作れたら(手法:折る)
←服はそもそも見る角度によって表情を変えるもの
←屏風絵で考えるのだとしたら服に何かを描くようなことをすることに。その描いたものが見る角度で表情を変えるのが屏風からの着想の正しい方向では?
服を作る、ファッションショーをするということをフランス的要素、そこに日本的要素を盛り込むという方向でコンセプトを決めていくことにほぼなったのだが、やはりぱっと見、どういうところに仏がはいってくるのかがわからない。
前回までの流れを説明
表地の色を統一することは同意(出席者)
問題:着る人(モデル)へのおもてなしと見る人(お客)へのおもてなしのパラレル
前回の会合では見る人へのおもてなしと裏を見せるということのダブルミーニングを裏を意識させるおもてなしプロダクトの制作をもって解決できると考えた。
しかし、おもてなしと裏を意識させる服を作ることが結びつかないとのこと。
問題:おもてなし(表裏なし)から始まったのに裏を意識しすぎていないか
←色を統一するのは演出の一環
問題:おもてなしを重視した服(→着心地のいい裏地の服)を作るのか、裏への意識を重視した服(→裏の造形を楽しむ服)を作るのか
裏で遊んだ服を出して「おもてなし」ですというのは無理があるのでは?
←おもしろいものを着てるというだけでよい気分になれる、という意味でもおもてなしになるのでは?
←見てる人にもおもてなしできるかな
→裏のよさは着心地でしかはかれないのか。裏で遊んでもいいし、着心地で勝負してもいいし、両方とってもいいよね
問題:おもてなしからはじまって裏への意識にたどり着いたのだが裏への意識からおもてなしに戻れなくなっている
出発点が何で、どのような過程でこのコンセプトになったのかは必要なの?結果として裏に着目したってことが分かればいいんじゃない?「元々どういう意味なんだっけ」を掘り返すからわからなくなるのでは?
←外部へ発信する際にストーリーは必要なのでは?
結果として裏で面白い服を作れたらもともとを変えてもいいのでは?
←ここまできた過程にも意味はあるし、個々まで話し合った結果書ける話がある
「おもてなし」という文化から発想を得て、「裏」という切り口で服を作ります!がいいのかな
10月6日(月)17:00〜@本郷総合博物館3F第一演習室
話のネタとなるデザイン画描ける人は描いてくる
一年生で練習会を開くことに。和館使用予定
話は「おもてなし」へ
コンセプトのストーリー、コンセプトの一貫性について議論
おもてなしについて、茶のおもてなし、茶の精神が話題に上がるが、茶に見るようなおもてなしの精神をやるわけではない→"茶のおもてなし"については言及しない方がよいということに。
問題1:裏とおもてなしがどう結びつくのか、裏とおもてなしが結びついていることをどのように客に伝えるのか←プロダクト(仮)という案
問題2:着る人へのおもてなし(着る人への配慮としての裏への意識がコンセプトの始まり)なのか見る人へのおもてなしなのか
←見る人へのおもてなしは演出でいいのでは?←単純におもてなしと裏を両立させればいいわけではない。裏への誘導とおもてなしをつなげるものとしてプロダクト(仮)がでてきたわけ
←見る人へのおもてなしはコンセプトがはわかりやすいのがおもてなしでは?→パンフレットに使用した裏の生地をくっつけて客にさわってもらうとか、映像(作品のモチーフ)を出して作品が何を伝えたいのかわかりやすくするなど←全部伝わるようにすると商品説明会のようになってしまう
問題3:「どのへんが仏なの?」と聞かれたときに、単純に「ファッションショウが仏です」とはなるべく言いたくない←コレは言いようで
デザイン画を持ち寄りおもてなしと裏にあてはまるかどうか検証
→裏は基本的には見えない部分なのにショウにおいてはそれを見せなければ伝わらないというジレンマ
→ショウの後に展示会をやったり客に服を着てもらったりするのはどうか
→今までは伝わるのが難しかった。もっと見たいという意見もあった。ショウだけではわからない部分を見せれる
←どうしてショウをやったのかという問題になる。フランスの要素としてファッションショウがあるのだし。ショウで伝わりきらないからという理由で補完的に展示会をしてしまうのはよくない
裏なのか、裏地なのか、中なのか、見えないところなのか、個々に考えが違ってしまっているのでは?←「一般的に裏と認識するもの」であることが大事なのであって、個々の部位の問題ではない。そこはデザインのしどころ
○広報に関して
コンペについての変更点
�テーマ名コンペ(変更点なし)
10月17日ゼミのなかで決定。
�インビテーションコンペ
インビテーションコンペ
10月20日締め切り
20日以降カラトローにさんにいて頂く日を設ける
31日ゼミまでに決定する。
○モデルに関して
今回も手伝って頂けそうな感じ。
連絡を取ったところ感触はよかった。
モデルとの連絡に関しては個々のデザイナーがとる形になる。
○テーマに関して
オートクチュール
オートクチュールはいれたほうがいいのか?
合田氏
服の価値観を問い直すことがしたい。
見る対象から着る対象へ引き戻したい。
○奥山氏
日本の美意識にのっとったおもてなし。
おもてなし→裏にこったデザイン画が多かった
→本質的ではない
→じゃあ展示?
ランウェイでやりたい
ランウェイ
着るものある服をわざわざみにきていく
→見る衣服を象徴している
私たちのショー
着るっていうところにもどしたいのに
思いっきりみている
着るランウェイみたいのがやりたい
●→ランウェイを見てるとお客さんが自分が着ているように
みえる。!!!�方向カメラとかで
表をきるのと裏を着るの。
演出を前回と同じ方法
コンペします
1.テーマ名コンペ
→ショーの名前。10月17日金曜日ゼミの中、ゼミ後。ものをみること⇒seeing
2.インビテーションコンペ
→インビテーション(招待状、インビ)のデザイン企画。インビテーションのデザインを考えていく中で、ロゴ的なものも決定させる。seeingでいう目玉
→10月20日(月) 第一回締め切り 3作品くらいにしぼる
→応募方法:20日20時(?)までに広報班代表のアドレスまでデザイン案を添付して送る
→10月30日(金) 決定 金曜日までに、カラトローニ氏もしくは西野氏にアドバイスを頂いた上で決定 決定者には粗品
一年生練習会10月14日(火)18:00〜@駒場和館に決定
その他の日にもプチ練習会を開く予定