SS太原雪斎


武将名たいげんせっさい
太原雪斎今川家軍師。今川義元の教育係となる。義元を戦国大名とするため智謀の限りを尽くし、家督を継がせることに成功。以後、軍事・政治を一手に担い、小豆坂の合戦で織田軍を破るなど「戦国期最高の軍師」と呼ばれるにふさわしい活躍を見せた。

「お主を戦国大名にしてやろう」
コスト2.0
兵種槍足軽
能力武力6 統率10
特技攻城
計略喝ッ!敵の統率力と移動速度を下げる。
必要士気7
Illustration : 宮下英樹


「センゴク外伝 桶狭間戦記」より。
黒衣の軍師で、今川義元に遊び場を提供してしまった本人。

スペックはSRと比べて、ようやくコスト相応と言った感じになったが、代わりに伏兵が削除。
高統率を上手く生かせなくなったのが残念でならない。
しかし当人以外では最高統率タイを誇るので、攻城時の安定度は変わらない。
止めにきた敵をねじねじしながら虎口に捻じ込んでしまう事も可能である。
ただ当人の武力が低いので、乱戦で溶けてしまうのが問題だが・・・
虎口攻めのタイミングを活かす為にも、足らない武力をカバーしやすいデッキパーツの採用が求められる。

計略内容は、「範囲内の敵に対して統率-5し、速度を0.2倍程度まで低下させる」という物。
効果範囲は自身より少し前に出た、外周が戦場の1/4程度の円形。
効果時間は統率1に12c、統率5に対して11c、統率9に対して9.5c程。

自身の統率以下までなら高統率武将に対しても、かなり長めに効く上に範囲も広い。
敵が多少散らばってるぐらい程度であれば、余裕ですっぽりしてしまう。
移動速度低下率も高く、統率も下がってお得な計略ではあるのだが、如何せん士気が重い点には注意。

先打ちが有利な統率低下と、後打ち有利な移動速度低下が混在している点も使い所を悩ませる要因。
基本的に統率低下については、おまけ程度に捉えた方が良い。

統率低下と移動速度減少を生かせるSR早川殿の相性は良い。
統率低下と合わせると、相手の5〜6ぐらいの中統率までは撤退レベルのダメージを与えられる。

主だった使い方としては、通常の騎馬対策の他に、効果時間の長さを生かしたカウンター攻城としても有効。
相手を戦場真ん中ぐらいでかけてしまえば、かけた後に城から出る形でも2発程度は城を殴れる。