R武田信虎


武将名たけだのぶとら老虎
武田信虎武田信玄の父。甲斐の守護大名として勢力を拡大させるも残忍な性格であり、また次男の信繁を偏愛したことから、嫡男の信玄(当時は晴信)に駿河へと追放される。甲斐国主復権を画策するも、信玄が安定した領国政策を行っていたことから諦め、出家した。

「再び乱世の表舞台へ出るも 悪くはあるまいて」
コスト2.5
兵種騎馬隊
能力武力8 統率9
特技伏兵
計略老虎の采配今川家の味方の移動速度が上がる。ただし効果終了時に兵力が下がる。
必要士気4
Illustration : 一徳


Ver2.00で追加された今川家のカードの内、最高レアリティカード。
甲斐国を纏め上げた、武田信玄の父がまさかの今川家に参戦。
信玄や家臣団との不仲や性格の悪さで、甲斐をおん出されて今川に身を寄せた為か。
首のフサフサがいかにも武田っぽい感じではある。

スペックについては、今川に希少な2.5コストかつ高武力騎馬。
今までコストの関係で1コストが入れられない!枚数多くなってしまう!という事態が
非常に多かった今川にとっては、この2.5コスト騎馬の存在はかなり大きい。
武力・統率共についても申し分無く、最大武力で悩んでいたのが嘘のようである。

計略の「老虎の采配」は、これも今川家初の移動速度上昇采配。
効果時間は約13.3c(32秒)で、速度が+60%程度に増え、効果終了後に兵力が1割程減る。
(槍は迎撃されないが、その他の兵種は迎撃される。)
効果範囲は、横が戦場の半分強、縦が1/4強の横長長方形。

上記の通り、速度上昇率はそこまで高く無いものの、効果時間が采配としては結構長い。
また兵力減少率も低い為、上洛の幻の様に撤退を気にする事もあまり無い。
終盤でのファイナルアタックに頼りがちな今川家のデッキにはかなり有難い。
士気も軽く、本人のスペックも良いので、単体での早駆けの様な運用も十分可能。
攻め・逃げ共に使いやすい、優秀な計略。
とりあえず、こんなかゆい所に手が届く人をおん出してくれた武田信玄には感謝である。

彼の登場により、戦える今川騎馬単を組む事が可能になった。
ネタの領域かと思いきや、長い効果時間や当人のスペックもあり、存外戦える。
操作量は従来の比では無いが、一度試してみると世界が開けると思われるので是非。