大勢力の爆進陣デッキ

大勢力の爆進陣 デッキ †

計略「大勢力の爆進陣」を持つ大大名SS今川義元で敵を討つデッキ。
義元の中で唯一デメリットを持たない点で他の義元と差別化されている。

デッキ構成 †

陣略の性質上、平均六枚での運用がメインとなる。
2/2/1.5/1.5/1/1ないし、2/1.5/1.5/1.5/1.5/1の形が扱い易い。
大爆進の士気は6と軽いため、比較的攻守に使える計略に仕上がっている。

キーカード †

SS今川義元(2)　2コスト 槍 6/7 魅　大勢力の爆進陣 　士気6

「大大名、今川義元が参るぞ！」
本デッキの主軸であるご存知我等が今川家9代当主…でSSの二枚目（イラストは三枚目）。
変則無しで瞬発力のある強化陣略は、今川家では彼だけである。
ただ、2コスト武力6はどう贔屓目に見ても良スペックとは言い難い。
陣略の狭さ、性質を考えても彼をいかに守るかが勝利の決め手となるだろう。

計略である「大勢力の大爆進」は、範囲内の今川家武将の人数+1だけ武力をあげる
という単純にして豪快なもの。
上洛の幻と比べるといかにリスクが低いかが伺える。
しかし計略範囲が非常に極端で、横の範囲に比べて縦が異常に狭い。
（これでも昔に比べて大分広くなった方ではあるのだが・・・）
具体的には、横は戦場9.5割に対して縦にはカード3枚分程度の自身中心の横長長方形。
効果時間は約8.3c。

候補カード †

• SS045　SS井伊直虎 1.5コスト 騎馬 4/7 魅 変身の宴 士気6
  総武力が貧弱な爆進デッキで役立つ1枚。
  計略効果時間は短めなものの、大勢力の爆進陣の武力上昇に、相手の武力を上乗せ出来るので
  相手によってはとんでもない武力を、ほぼノーリスクで叩き出す事も。
  （勿論、範囲内に相手の高武力武将を入れるようにする為、多少のテクニックは必要だが）
  幸い、その他の計略と違い、大勢力の爆進陣が比較的時間が長めなので、爆進陣で相手の低武力を倒し、
  そこに更に上乗せさせる流れが理想的。
  
  
• 今川007　SR井伊直虎 1.5コスト 騎馬 4/7 魅 不屈の采配 士気5
  義元の貧弱さに加え、大型の武将がいない今川家の開幕を支える若き虎。
  上記のSS井伊直虎を入れない場合は、必要不可欠と言える。
  縦幅の狭いという陣略の性質上、統率7でラインを押し上げることもできるのはうれしい限りである。
  道中、兵力が減ってしまい、足並みのそろわない状況が多々ある為、
  彼女に頼るしかない場面も多く、入れておいて損はない。
  
  
• 今川048　UC福島正成 2.5コスト 騎馬 8/5 軍 戦禍の八幡 士気5
  
• 宴006 R庵原忠胤 2コスト 馬 7/7　死闘の迅雷　士気4
  ワラ的運用になりがちなこのデッキをサポートする速度上昇騎馬。
  マウント時には迎撃に気を付けておけば、多大なる破壊力を見せる。
  通常のワラデッキと違って、いざという時の爆進陣があるのは大きい。
  
  
• 今川039 SR井伊直虎(2) 2コスト 槍 6/8 魅力 精鋭の采配 士気7
  今川家待望の精鋭采配。
  今まで何かと重ねる為の計略には一癖も二癖もあったが、彼女の登場により
  純粋に武力上昇のみで爆発力を高める事が出来る様に。
  ただ難点としては、こちらの2コスト枠2枚が武力が6になってしまう点。
  使う場合は主効果武力の家宝が必須になるだろう。
  
  
• 今川042 C孕石元泰 1コスト 足軽 3/5 伏 精鋭攻城術 士気3
  足軽ではあるが、1コスト最大武力で伏兵まで持った優秀な足軽。
  手持ちの計略を含め、放っておくと馬鹿にならない攻城力UPは勿論、
  それを逆手に取ってターゲットをこちらの主力から外す事も出来る。
  
  
• 今川040　UC今川範以 1コスト 足軽 2/2 超蹴鞠シュート 士気4
  ワラ特有の攻城力不足を解消する1枚。
  純粋な当人の攻城力では孕石にも劣るのだが、父から受け継いだ驚異の蹴鞠力により
  一発につき城ゲージ20%をもぎ取っていく。
  また、父程では無いが守備の際に誤魔化す為用として使える。
  
  

家宝について †

他の今川家のデッキとは異なり、防衛にも攻撃にも使っていける大爆進においては、
比較的家宝選択肢の自由度は高い。

主力では全体武力上昇系。
ファイナル今川アタックこと大爆進＋家宝＋もう一味の破壊力はまさに圧倒的。

安定枠としては復活カウント減少の効果を持つ茶器系。
特に主効果に兵力のある全体復活家宝は、SS今川義元の生存率を上昇させる意味でも望ましい。

その他、陣略系の天敵である超絶鉄砲に対して、速度上昇家宝も有効である。
己が短所を補充するか、長所を伸ばすかで家宝を決定していこう。

デッキサンプル †

解説 †

5枚型では爆進陣＋サブ計略（＋家宝）で一気に押しつぶす、6枚以上のワラ型では
手数を生かして積極的に荒らして行き、足並みが揃ったら爆進で消耗させるといった感じ。

足並みさえちゃんと揃えられれば、カチ合いや守りにも使っていける点は強み。
満点状態で相手の城に張り付こうものなら、相手も無事では済まないだろう。

ただし、枚数がそのまま武力上昇に繋がる為、全体的な素武力が低くなりがち。
大体平均して、爆進陣単体では武力12〜13辺りが平均武力になる為、攻めきる場合にはもう一手必要になる。

また計略範囲の縦幅の狭さも以外と足を引っ張りやすく、弓での援護がし辛いので
デッキ構築の際に、スペック枠で弓足軽を複数枚採用する事が難しい。
一応騎馬に関しては、突撃の際に範囲内に入る為、武力が上がった状態で突撃マウントは出来る。
が、範囲に入っていない間は周りの味方の武力が-1されてしまう為、乱戦時は極力横の動きのみで対応したい。

槍の多さもあり、対騎馬に対しては対応力が高く、
槍撃をしっかり出していけば、槍騎馬メインのデッキに対しても高い殲滅力を出せる。
状況により、槍撃をメインに据えるか、騎馬の突撃をメインに据えるかをしっかりと判断しよう。

VS 大勢力の爆進陣デッキ †

部隊数がそのまま武力上昇に直結する為、武力の低い武将から各個撃破してしまう。
皿屋敷の如く、1部隊2部隊と減らしてしまえば、中途半端な強化陣形となり果てる。
鉄砲強化系には非常に脆く、特に貫通射撃系は各個撃破に向いている。

もし足並みが揃ってしまっている場合は、全体的な武力の低さを突いて、
高武力武将などで、相手の士気が溜まりきる前に押しつぶしてしまうと良い。