果てなき遊び場デッキ


果てなき遊び場デッキ


「センゴク外伝 桶狭間戦記」より出展のSS今川義元を主軸に据えたデッキ。
爆発力で押していく上洛の幻デッキと比べて、より張り付いた際の継続戦闘力が高い。

キーカード

SS今川義元 2コスト 槍 7/8 魅 果てなき遊び場 士気7

「今川家当主今川五郎義元じゃ!」
「センゴク外伝 桶狭間戦記」の主人公が戦国大戦に登場。
スペック自体はSR今川義元から攻城特技が無くなり、代わりに統率が1多い。
特筆すべき点は何より兵種が槍足軽という点だろう。
2コスト7/8の槍足軽は非常に安定感があり、采配持ちなので居て困るという事はまず無い。
強いて挙げるとすれば、同名武将被りが悩ましい点ぐらいか。

所持計略の「果てなき遊び場」は、端的に言ってしまえば上洛の幻の亜種とも言える内容で、
範囲内の今川家武将の武力を+6、同時に兵力を50%程度回復する。
また上洛の幻同様、効果時間終了時に、対象となった武将は兵力の約60%を削られる。
効果範囲は横が戦場の6割、縦が半分より少し小さめの、自身中心の長方形。
効果時間は7.5c程度と、上洛の幻より少し長い。
上洛の幻に比べ、効果時間が平均的で兵力回復がある分、多少は早めに打ちやすい。(あくまで多少はレベルではあるが)

※ここで記載している「兵力減少60%」というのは、兵力緑ゲージ一本を100%としての数値です。
 例えば、家宝等を装備して兵力が120%程度ある武将の場合は、60%引かれて残り60%程度になります。
 「兵力全体の60%が削られる」訳では無いので注意。

候補カード

前述の通り、本人がハイスペック槍足軽な為、今川家の優秀な弓を入れやすい。
また、その他陣形や采配と組み合わせて爆発力を補う事が出来るとやりやすい。

  • 今川034 SR松平元康 2コスト 弓 6/8 柵/魅 忍従の陣 士気6
    忍従の陣デッキとの折衷案。
    果てなき遊び場の弱点である微妙な武力上昇値を補える。
    最大で武力+14にまでなるので、上洛を超える爆発力を得る事が出来る。
    ただし士気13も食うので、ワンチャンスをミスってしまうと後が痛い上、守城に回せる士気が限られてしまう。
    運用は慎重に。

  • SS030 SS寿桂尼 1.5コスト 弓 3/8 柵/魅 舞台・紅天女 士気5
    こちらも遊び場の弱点である微妙な武力上昇値を補える陣形。
    同じ陣形の忍従の陣と比べて爆発力はやや大人しくなるが、武力・統率共に上昇する為、
    多少なりとも計略の延長や、妨害やダメ計が相手に居る場合は心強い。
    特にコストが軽い為、デッキを圧迫し辛いのも○。

  • 今川041 R岡部元信 3コスト 騎馬 8/10 城気 鳴海城の抵抗 士気6
    Ver2.10Aにて追加された、今川きっての忠義の士。
    今川の兵力コスト計略と相性の良い、流転系の采配を持っている。
    兵力回復もついているので、上記のSR松平元康とは違い、爆発力ではなく継続戦闘力を上げてくれる1枚。
    上限突破ではないのでタイミングは多少難しくはなるが、合わせて100%回復は伊達ではない。

家宝について

上洛の幻デッキ同様、復活カウント減少の効果を持つ茶器系がド安定だが、
兵力回復の兜系の方は、果てなき遊び場で兵力が回復するので武将が生き残り易く、
攻め手を継続しやすいので、上洛と比較するとまだ有効。

楽器(転身)系も同様で、使えば城に入る事が出来る。
こちらも上洛の幻デッキ同様、大体城を2発殴るのが限界の為、
敢えて1発殴ったら帰って撤退を防ぐ、というプレイングが出来る。
基本的には事故対策も兼ねて再起効果の付いている物が採用となると思われる。

デッキサンプル

No武将名コスト兵種武/統特技計略士気計略内容
今川007今川家SR井伊直虎1.5騎馬4/6魅/軍不屈の采配5今川家の味方の武力と兵力が上がる
今川026今川家UC関口氏広1.54/7誘導の術3敵を向いている方向に強制的に移動させる。
今川034今川家SR松平元康26/8柵 魅忍従の陣6味方の武力が徐々に上がる。
今川035今川家C大原資良28/3奮闘の構え3武力が上がるが、効果終了時に兵力が下がる。
SS007今川家SS今川義元27/8果てなき遊び場7今川家の味方の武力と兵力が上がる。ただし効果中は自城に入れなくなり、効果終了時に兵力が下がる。
総武力29総統率32槍3弓1馬1魅3柵1伏1軍1
遊び場忍従型。状況によって采配2種を切り替えて攻める。


No武将名コスト兵種武/統特技計略士気計略内容
今川032今川家UC松井宗信1.56/4死闘の構え4武力が大幅に上がる。ただし効果終了時に兵力が下がる。
今川033今川家UC松下之綱12/4猿回しの術3敵を向いている方向に強制的に移動させる。
今川041今川家R岡部元信3騎馬8/10城気鳴海城の抵抗6今川家の味方にかかっているすべての計略効果を消し、武力を上げる。計略効果を消した場合、さらに兵力が回復する。
SS007今川家SS今川義元27/8果てなき遊び場7今川家の味方の武力と兵力が上がる。ただし効果中は自城に入れなくなり、効果終了時に兵力が下がる。
SS030今川家SS寿桂尼1.53/8柵 魅舞台・紅天女5【陣形】今川家の味方の武力と統率力が上がる。(統率長時間)
総武力26総統率34騎1槍3弓1魅2柵1制1城1気1
R岡部入りデッキサンプル。各計略を1回づつで総士気がギリギリなのでそこは注意。



解説

上洛の幻デッキと同様、基本的には終盤で敵城に張り付いて、兵力回復を盾に攻めるデッキ。
出来れば相手の大型計略の息切れタイミングを突いて切り返し、敵城へ攻める形が理想的。

普通の大名采配程度であれば、同程度の打ち合いは出来るのだが、
今川武将の素スペックや終了後の対応を考えるとやや辛い。
主な計略の出番としては、殆ど終盤になるだろう。
その為、何かしら中盤でサポート出来る計略か、終盤を爆発力で逆転するためのサポートが必須。
幸い大名采配扱いなので、もう一枚武力を上げる陣形で爆発力を高めたり、
裏の手を用意する構成がメインになる。

SS今川義元自身が性能の良い槍足軽なので、デッキの構築柔軟性は高い。
現在の流行を考えて、上手に構成を変えていこう。

主立っては、SR松平元康を加えた遊び場忍従デッキが主流。
序〜中盤を凌ぎ易くなっており、終盤の士気13からのコンボの爆発力も魅力的。
ただ、どちらの計略もその後の展開が厳しかったり、即効性が無かったりするので、
ガッツリ攻め込まれると厳しい事には変わりない。
逆マウント状態での消耗戦等に持ち込ませず、足並みをキッチリ揃える様に運用しよう。

VS 果てなき遊び場デッキ

上洛の幻同様、相手に極力前線ラインを上げさせ無い事。

果てなき遊び場自体が単体では打ちづらい計略で、守りにもそこまで向かない計略なので、
相手の手数が揃わない中盤で一気に押し込んでしまい、士気を吐き出させるのが◎。
また今川全体を通して足が遅いので、高武力弓・貫通鉄砲などが有効なのは変わらず。
ただし昨今では超絶騎馬等を入れて機動力を補った構成も多いので注意。

足並みの揃った攻城マウントの形に持ち込まれると、大体計略を重ねてフルコンの爆発力で攻めてくる為、
適当な計略で返す事も難しく、かなり不味い。
極力相手の足並みを揃えさせない様にするのが肝心。
忍従遊び場の場合は、大抵は忍従を先撃ちしてくるので、武力が上がりきる前にパーツを消耗させ、
極力戦場半ばで遊び場を誘発させておきたい。