この勧告は、地球連合に参加していない国に優先的に物資を提供するという、地球連合に参加しないで各国が中立の立場でいるよう勧告したもの。これは「血のバレンタイン」による犠牲者を弔う国葬が行われた際に、当時のプラント最高評議会議長であったシーゲル・クラインがプラントの地球連合からの独立を宣言するとともに、地球連合への徹底抗戦を明言(「黒衣(喪服)の独立宣言」/C.E.70年2月18日)、各国が地球連合に参加しないように勧告した。
この勧告には非プラント理事国であった大洋州連合と南アメリカ合衆国が受諾したが、翌19日に地球連合軍が南アメリカ合衆国に武力侵攻。パナマ宇宙港を軍事制圧され、南米大陸を大西洋連邦に併合されてしまう。翌20日に大洋州連合は前日の地球連合軍の中南米侵攻を批判してプラント支援を表明して、いわゆる「親プラント国家」となる。
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