Twist of Fate


  • Twist of Fate / BKO
  • トルバドールレコード / Troubadour Record
  • 1996.8


  • 死ぬ前に思い出す佐野電磁曲のうちの1曲。少なくともボーカル曲としては突出したデキ。
    • 4拍子のブレイクビーツを3拍子として鳴らしたものの上に岡部氏のボーカルを乗せた瞬間から、この曲は凄まじく良いものになる予感がした。
    • この4拍子曲の3拍子化のアイデアはダンクマニアから。加えてジャズグルーヴ系の楽曲作りの勘もこのダンクマニアにて養えた事もあり、この楽曲は極めてスムーズに製作する事が出来た。製作中は早く岡部氏に聴かせて驚かせてやろうと思い気が急いた。
  • モノラル曲。
    • 芯の太い音場を意識して楽音を配置していくうちに結果的にモノラルになった。曲調にぴったり合っている。
  • ウッドベース、ピアノはともにTrinity。ピアノはEQで上下ともかなり削っている。フルートはE-mu Vintage Keysのメロトロンフルートで、Had Grippedでも使用。曲後半部のオルガンも同じくE-mu Vintage Keysから。
  • 日本語の曲でありながら独特の恥ずかしさが全くなく、極めて格好良い楽曲に仕上げられた。このような名曲を完成させる機会をくれた岡部氏にも感謝している。
  • Mainline Voyageと同時発表。
    • 岡部氏には、このアレンジをやる代わりに、Mainline Voyageのアレンジをやってもらった。よってお互いにノーギャラ。

佐野電磁業務外履歴