- 1994.8 トルバドールレコード / Troubadour Record
- 1997.1 SCITRON/PONY CANYON
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- OMY(Oriental Magnetic Yellow)初CD。
- 会社の事務スペースでのバカ話が発端。「YMOっぽい曲でアルバム作りたいよね」「OMYなんつってね」「あはははバカっぽいなーそれいいねー」みたいなノリ。
- 2MIX納品だったので、自分の担当曲のミックスは極めて稚拙。当時デジタルっぽいとは抜けが良い事で、アナログっぽいというのはフィルターかかっているような感じと誤解し、デジタルは格好悪くアナログが格好良いという意識がミックスに悪影響を及ぼしている。
- ちなみに最後に作った1000knightsは、その点を痛感し強く意識したため他の曲に比べ抜けが良くなっている。
- 楽曲自体は非常に気に入っている。特に今聴いて妙に涙腺が緩むのが1000knights。
- Roland JD800、E-mu Vintage Keysが大活躍している。これらを使って坂本系楽音を心ゆくまで作れたのが嬉しかった。
- Galaxian3 Attack of Zolgearの製作後期、まさにヘトヘトになっていた頃に製作していたが、全く辛くなかった。
- 加えてまにきゅあ団のライブまでやっていたのだから...よくもまあ作ったものだ。しかし細江・相原両氏に至ってはTOURS(同時期にトルバドールレコードからリリースしたコンピレーション)用楽曲まで作っていた。まさに恐いものなし。
- ジャケット撮影は細江氏の実家の写真屋さんにて。
- 初めての経験にえらくはしゃいだのを覚えている。この時にはまだ楽曲が揃っていなかったが、その後もOMYのジャケット撮影時に曲が完成していたためしが無い。
- しかし、今だに思うのだが、メジャーリリースも含めここまで人様に喜んでもらえると思わなかった。
- 人を動かすモノと言うのは、まず作り手が徹底的に楽しまなくてはならない、楽しめるものでなくては伝わらないと言う事だろう。ただ、これが一番難しい...。
- スタジオボイス掲載をきっかけにSPA!にまで載り、ライブは渋谷 On Air West、On Air Eastで行った。逆にそこまで露出した割に売り上げに結びつかなかったという意見もあったが。とはいえ、OMYメンバーはもとより、周りのスタッフも本当に楽しそうに動いてくれたのが嬉しかった。
- いままでどんな曲を書かれたんですか?と言う質問に、リッジレーサーや、鉄拳、というタイトルを出すよりも、OMYの....と言った方が反応が良いのも意外だ。
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