リッジレーサー / Ridge Racer


  • ナムコ/namco
  • 業務用ビデオゲーム
  • 1993.9
  • 楽曲制作

#amazon(B00005GX6S)
  • "Rare Hero"のタイトルは、使用していたサンプルがまさに"Rare Hero"という名前だったから。
    • 実は最初は細江氏作のタイトル曲、"Ridge Racer"同様、佐野もフュージョン系で行こうと書き始めていた。細江氏と同じ土俵で戦ってやろうという意気込みからだ。(これが後にインディーズCDでコンピに収録した"Over Land [GTR/トルバドールレコード]"になる)しかし意気込みだけで空回りし、当時はどうしても曲にならず、結局、一から書き直した。方向性をニューマンの、特にオープニング曲の発展系として書き始めてから完成までは早かった。この曲も、ニューマン直系に相応しい直球加減が素晴らしいと思う。
  • たかだかこの1曲をやっただけで、後々リッジレーサーシリーズを初めとし、関連CD、LD等様々な製作に関わらせてもらった。このおかげで、当時のゲームサウンド製作工程では得られない様々なスキルを身につける事が出来、その後、いわゆる次世代機になってからそのスキルが大変有効に活用できた。
  • 加えて、「リッジレーサーシリーズ」に関わったと言う事が、外部の人間に自分を認識させる良いフックになった。これはいまだに続いている。
    • 但し今多いのは「佐野さん!リッジレーサー良くやってましたよ!ラレヘロ好きでしたよ〜」「へーまじでー??嬉しい嬉しい!!」「小学校の頃ですよあー懐かしいなあー」「...........(リッジの記憶自体が全く懐かしい気がしないつーかなんか歳を感じるのみ...)。」
  • 最初は単なるお手伝い感覚だった。いや、ヘルプを頼まれただけでも感動していた頃。
    • しかもリッジレーサー自体が社内的にはメインストリームと見なされていなかった。
    • ということからもプロジェクトなんて終わってみないと分からないと言える。
    • だとすると、若手諸君!君らがやらなければならないのはただ一つ。ウダウダ言ってないで片っ端から仕事しろ!ちょっとでも興味があるプロジェクトには全て首を突っ込め!ってことだ。これはマジ。大マジ。

佐野電磁業務履歴