エイトライン / 8line(s?)


  • ナムコ/namco
  • 業務用メダルゲーム
  • 1993.7-1993.9
  • 効果音及び楽曲制作

  • モノラル製品。
    • この開発も他の製品と掛け持ちしていたため、ある日朦朧としてこれのサウンドファイルを開き「おーーい俺何やってんだ全部パニングがセンターになってんじゃん」と全てステレオ化した後にモノラル製品だったことに気がついたことがあった。
  • この開発は楽曲と効果音の全てが担当でき、かつ全体の作業量が少ないので楽しむ余裕があった。
  • とはいえジングル、というかファンファーレ地獄だった。以下当時ディレクターから渡されたファンファーレ仕様書
    • 1枚ペイ(当たり):ピ
    • 2枚〜5枚ペイ:ピロ
    • 6枚〜10枚ペイ:ピロリ
    • 11枚〜50枚ペイ:ピロリロリ
    • 以下こんな具合に500枚ペイまであった。ちなみに500枚ではピロリロリロリロスラッチャチャラッチャーチャーーーみたいに書いてあった。
    • で終わると単なる笑い話だが、実はこの「カタカナ擬音書き仕様」はこれを書くディレクターと、読む音屋とのサウンドに対するイメージのギャップが少ないことが多いので重宝する。SE仕様を書く際にオススメですよ、ここ読んでる名ディレクター!!
    • ちなみに当時若手な佐野は仕様に疑問も抱かず、素直に、そして根性で全てを入れ込んだ。つーか全ファンファーレを完成させた時には天使が見えましたよええ。フランダースの犬のエンディング的な。って死んじゃうじゃんか!!!
  • 楽曲はディキシー風なアプローチ、つーか俺的にはアメリカ横断ウルトラクイズ系。リールが回っている時の曲がかなりふざけていて好きだった。今でも歌える。担当ディレクターも喜んでいた。

佐野電磁業務履歴