袁紹 - sangokushiss

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プロフィール †

袁紹　字：本初

えんしょう　字：ほんしょ
（生年～没年）
出身

群雄のひとり。
４代に渡って三公（政府高官）を輩出した名門の生まれ。
元々曹操とは親友であった。
反董卓連合軍で盟主として指揮をとり、その解散の後は河北で勢力を伸ばす。
官渡の戦いで曹操に敗れた。

正史 †

200年官渡の戦い
- 曹操に敗北、逃走するときには僅かな兵しかいなかったという。
死去。病死と伝えられる。

演義 †

Pick Up †

「河北の雄」 †

官渡での敗北のせいか、あまり評価の高くない袁紹ではあるが、実際には数多居た群雄の中でも有数の実力の持ち主である。
いくら名門の出であるとはいえ、それだけで一大勢力を築く事など出来ない。
実際、董卓連合が解散した当時の袁紹は確固たる本拠地すら持たない一弱小勢力に過ぎなかった。
それから僅か十年ばかりの間に河北四州を手中にした実績は江東を瞬く間に制圧した孫策と比べても決して引けを取るものではない。

官渡での敗北にした所で、袁紹は少しの領土も失った訳ではなく、敗戦後、叛旗を翻した勢力を掃討している。
戦争前半には得意のフロンタルアタックで曹操軍に大打撃を与えており、曹操もおいそれと袁紹に手出しを出来る状態ではなかった。

袁氏が本当に崩壊へと向かうのは、カリスマとも言えた袁紹の死後、息子達が不毛な跡目争いを始めてからである。