陸遜 - sangokushiss

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プロフィール

陸遜　字：伯言

りくそん　字：はくげん
（183年～245年）
呉郡呉

呉の軍師。
若年ながらも、呂蒙の関羽討伐戦に参加して頭角を現し、
夷陵では大都督として全軍を指揮し、火計で怒り狂う劉備軍を撃退した。

某ゲームの影響故に小柄な印象があるが、
演義曰く「身長八尺（184cm）、面如美玉」と体躯堂々たる人物だったらしい。

正史

山越の討伐で功を上げる。
219年 荊州挟撃
- 呂蒙に献策し、関羽に呉軍を侮らせて討ち取ることに成功する。
222年 夷陵の戦い
- 数に勝る蜀軍を火計で打ち破り、劉備を白帝城まで敗走させる。
234年合肥新城の戦い
- 蜀と同盟を組んで魏に対抗するも敗北。
孫呉丞相に就任。引き続き荊州で敵に備える。
孫権の後継者問題で皇太子孫和を皇帝にすべきと進言する。
- 孫覇派の讒言によって丞相の任をとかれ、
  問責の使者を幾度も送られる。（二宮の変）
245年憤死。

演義

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「陸遜の人柄」

呉の豪族陸家出身で孫権は一族の女と娶らせるなど早くから彼に目をつけていたらしい。
（ちなみに、彼の妻には孫策の娘がいる）
そんな彼だが謀略や戦術に優れていただけではなく、人柄も素晴らしかったという。
ある時、南方の異民族討伐の際に兵力が足りず立ち寄った州で徴兵した。
その後、その州を収めていた役人が孫権に陸遜の事を訴えた。
それを聞いた陸遜は彼を立派な役人だと絶賛した。
孫権が「何故自分を非難した人を褒めるのかね？」と聞くと
陸遜は「彼は住民を守る為に私を訴えたのであって、ここで私が怒っても意味はありません」と答えた。
孫権は「これはまさしく長者の行いだ。並大抵の人には真似出来ない」と溜息したという。

『陸遜伝』より

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