張コウ

張郃　字：儁乂

魏の武将。知勇に優れ、蜀との戦いで蜀軍を苦しめる。
もともと袁紹に仕えていたが、官渡の戦いで曹操軍に投降。
戦死するまでのほぼ半世紀の間戦場を駆けた男である。
魏の五将軍のひとり。
＊コウの字は「合」に「おおざと」。

黄巾の乱鎮圧の募兵に応じ、韓フク?の配下に。
袁紹に仕える。
- 公孫瓚討伐などで功を上げ、寧国中郎将にまで出世。
200年 官渡の戦い
- 烏巣攻防戦で同僚郭図?の讒言により、窮地に陥って曹操に降伏する。
馬超・韓遂の乱
- 馬超、韓遂との戦いで活躍。
219年 漢中争覇戦
- 黄忠が夏侯淵を討ち取るも、劉備は「そんな猪武者より後ろの名将を討つべきだ」と嘆くほど、その武略を恐れられる。
228年 街亭の戦い
- 馬謖の失策を見抜いて、馬謖を包囲。見事に北伐軍を撃退。
  このとき、「張郃がいる限り、北伐は成功しない」と諸葛亮に云わしめる。
231年 祁山の戦い
- 司馬懿の命令で戦場に赴く。伏兵を警戒して反対していた張郃だったが、司馬懿の強硬な命令により出撃。
  木門道で交戦中に、伏兵の放った流れ矢によって負傷、それが原因で死去する。

黄巾の乱鎮圧の募兵に応じ、韓フクの配下に。
袁紹に仕える。
- 公孫瓚討伐などで功を上げ、寧国中郎将にまで出世。
200年 官渡の戦い
- 烏巣攻防戦で烏巣の救援を主張した。
  しかし、「奇襲された烏巣には曹操本隊がいて、官渡城に将軍はいない筈」という郭図?の作戦により、前線に派遣される。しかし、官渡城にいた夏侯惇らの大部隊に囲まれ、窮地に陥った。
  立案者の郭図は「官渡城の攻撃は張郃の立案」と責任転嫁する。
  その讒言で、援軍が来ないという更なる窮地に陥り、どうしようもなくなった張郃は曹操軍に降伏する。
馬超・韓遂の乱
- 馬超、韓遂ら涼州軍閥との戦いで活躍。
219年 漢中争覇戦
- 黄忠が夏侯淵を討ち取るも、劉備は「そんな猪武者より後ろの名将を討つべきだ」と嘆くほど、その武略を恐れられる。
228年 街亭の戦い
- 馬謖の失策を見抜いて、馬謖を包囲。見事に北伐軍を撃退。
  このとき、「張郃がいる限り、北伐は成功しない」と諸葛亮に云わしめる。
231年祁山の戦い
- 撤退していく蜀軍を前に、伏兵を警戒した司馬懿が諌めるも、張郃は聞かずに進軍。
  伏兵の放った流れ矢で股を射抜かれ、死亡する。