雄飛デッキ

雄飛デッキ †

排出停止とEXを除けば全軍唯一のコスト3槍兵であるR孫策を中心にしたデッキ。

雄飛の時は士気4と軽い超絶強化でありながら、武力だけではなく速度もあがる。
後ろから追いかけながらの槍撃連打で、騎兵さえも逃がさず仕留めることが可能。
溜め計略ではあるが、溜め時間は短いためデメリットは小さい。ため開始位置を間違わなければあまり気にならないだろう。むしろ最前線で使っても反計系計略の対象にならないというメリットすらある。ver3.5で増えた強力な反計を無効化できるのは少なからぬ利点。
呉のほかの計略が士気が重かったりリスクが大きかったりすることを考えると、かなりの優良カードと言えるだろう。

しかし、以下の難点ゆえに扱いが難しい。

• コスト3で知力5
  知力がさほど高くないため、ダメージ計略や妨害計略への耐性が低い。伏兵でもかなりのダメージを受けるため、単独で突進させすぎるとすぐ撤退してしまう恐れがある。
  ほとんどのダメージ計略での効果は抜群で、特に落雷で3本落ちてしまうと確実に撤退しかねない。
  

• 兵種が槍兵
  おそらく一番の問題である。
  槍兵は騎兵に比べて、爆発力と機動力が大きく劣る。ver3.02での槍撃修正によりそれがより顕著になった。
  計略で速度があがると言っても、常時計略状態でいることはできない以上、素の状態でのデメリットをどう補うかが問題になる。
  最もわかりやすい比較対象として、SR呂布やSRの自分（蛮勇＆快進撃）が挙げられる。
  

これらを克服するため、英魂や知力上昇、目覚め計略と合わせるのがセオリーである。
他に、突撃を警戒して他国から車輪伝授を引っ張ってくるのも。城門で回る武力20越えの車輪は相手に相当なプレッシャーを与えられる。

キーカード †

R孫策

　槍兵　人　10/5　魅力/勇猛　雄飛の時(4)
コスト3で武力10は武力インフレが激しい今作では特別目を引く性能ではないが、
ほぼノーリスクの計略がこのカードの存在に一役買っている。
槍兵であるため、他のコスト3武将を採用したデッキのように縦横に走りまわって戦場を支配することは難しい。
槍ならではの威圧感と、反計不可能な低士気のノーリスク超絶強化という独自性を生かした運用が求められる。
またVer3.51Bで攻城におけるコスト依存が大幅に増したことにより、攻城兵を除くと最大の攻城力を獲得した。

デッキ要員 †

【コスト2.5】

入れると呉単ケニアを始めにしたロマンあふれるデッキに。

• SR甘寧 槍兵 地 9/6 勇 河賊の粘り 4
  ガッチリ守ればたいていの相手を正面から打ち破れるが、逃げられないよう注意が必要。
  

• R徐盛 弓兵 地 8/8 柵勇 援護兵召喚 4
  避雷針、攻城や弓の手数に手下一号二号が頑張ります。
  

• SR孫堅 騎兵 人 9/5 魅 天啓の幻 7
  親子で並べば威圧感抜群だが、2枚揃って高コストで知力5。
  運用の際は親子そろって計略にかからないよう注意が必要。
  

• R甘寧 弓兵 人 10/2 勇募 弓技の極み 6
  呉軍待望の武力10弓兵。高武力募兵弓に勇猛は事故死に強く
  2枚の武力10が延々と敵陣に居座る展開も見込める。
  計略は弱体遠弓乱れ打ちと強力だが士気6に加えて効果時間が短いのがネック。
  知力の低さ故にまとめて妨害・ダメ計を食らわないよう立ち回りは慎重に。

• SR太史慈（Ver2排出停止） 弓兵 9/4 勇 乱れ撃ち 4
  高武力弓のマウントの怖さは魏の国の最強弓兵が実証済み。
  城門に孫策を張り付かせて、雄飛＋乱れ射ちにロマンを感じるならば
  
  

  武将名	兵種	属性	特技	武/知	計略
  SR甘寧	槍	地	勇	9/6	河賊の粘り (4)
  R徐盛	弓		柵/勇	8/8	援護兵召喚 (4)
  SR1孫堅	騎	人	魅	9/5	天啓の幻 (7)
  R甘寧	弓		勇/募	10/2	弓技の極み (6)
  SR太史慈（Ver2排出停止）	弓	-	勇	9/4	乱れ撃ち (4)

【コスト2】
コスト1に武力要員を配置しづらいお国柄のため、5枚デッキにするのに3/2/1/1/1の形となるこの枠は少々採用しづらい。
それを補って余りある爆発力を持つR陸遜が筆頭候補だろう。

• R周瑜 弓兵 人 6/10 伏 魅 赤壁の大火 7
  断金の相方。周瑜が入るデッキはファンから断金デッキと呼ばれる。
  赤壁の恐ろしさは言うまでもないが、こちらを入れた場合は赤壁デッキに分類されることも。
  

• R丁奉 弓兵 地 7/7 柵 遠弓麻痺矢戦法 4
  文武両道弓。
  遠弓麻痺矢は苦手な雲散や落雷を打ち落としたり、
  敵の足並みを崩して消耗戦に持ち込んだりと汎用性が高い。
  

• R太史慈 弓兵 地 8/5 勇 約束の援兵 4
  スペックは優秀で、援兵の武力も4とまずまず。
  

• UC甘寧　弓兵　人　9/1　孫呉の武 3
  槍はR孫策がいる、馬は同名で使えない、となると、武力面でこの枠を使いたい場合には必然的に弓になる。
  孫策の計略の士気が軽い関係上、こちらの計略も使いやすい。どれでも好きなものを選ぶといいだろう。
  

• UC呂蒙 騎兵 地 8/2 勇 一気呵成 5
  待望のコスト2騎兵は武力8に勇猛付となかなかのスペック。計略は雄飛の裏の手に使える超絶強化。
  知力2と阿蒙っぷりを発揮しているので敵伏兵・計略には要注意。
  

• R陸遜 騎兵 人 6/8 軍　伏 英魂の大号令 6
  城門に孫策をぶち込んだ後、孫策排除に疲弊した敵の追い討ちにも、カウンターに対する守備にも使える。
  高知力の軍持ちで安定感が高いのもポイント。
  

【コスト1.5】
武力役から計略担当までより取り見取りの、勝敗を握る枠。
裏の手をちらつかせて雄飛の好機を作り出せ！

【コスト1】
孫策援護枠。計略と特技での援護がメインになる。中でも優秀な者を紹介。

• C闞沢 槍兵 人 2/6 伏 命がけの推挙 2
  推挙付き雄飛で9c相手のダメ計もこれ先掛けでシャットアウト！
  
  
• UC諸葛瑾 弓兵 人 2/8 柵 迅速な転進 3
  孫策は足が遅いので、離脱が難しいときに。
  
  
• UC張紘 槍兵 人 2/8 伏 浄化の計 3
  ワントップになりがちなデッキに必須の一枚。苦手な妨害も一発解消！
  
  
• C太史享　騎兵 人 2/5 再起の擁護者 4
  ダメージ計略で一発退場の可能性がある孫策のお供に。知力も伏兵を踏める程度にはある。
  
  
• R周姫　弓兵 地 2/8 魅 若き血の昇華 3
  若き血シリーズの呉担当。雄飛とのコンボを繋げれば士気3で武力12の麻痺矢が誕生する
  
  
• UC徐夫人　弓兵 地 1/8 魅 英魂の命令 5
  雄飛とのコンボを繋げれば士気5で武力8アップ。
  

• SR孫氏 騎兵 地 1/7 魅 英魂の火計 7
  新たな英魂の選択肢。孫策が落ちていれば赤壁以上の威力になる。

【軍師】
孫策の属性が人で、相性のよい計略担当の面々もみんな人属性なので、兵略をメインに使うのが無難だろうか。
定番の再起・増援はもちろん、槍で鈍足になりがちな孫策を生かして帰す転進も相性がよい。
もちろん陣略のほうでも、溜りが早い知勇や連環ならばさほど問題なく使っていける。
属性の兼ね合いが難しいが、知略昇陣で知力上昇させて雄飛の効果時間を延ばすのもいいだろう。
なお、雄飛は通常6.5c、知力+1につき+0.5c。知勇雄飛で7c、知略雄飛で8c、知略推挙雄飛で10.5c。(Ver3.594_B現在)

デッキサンプル †

ケニアや断金のロマンデッキから5枚の手腕、小戦、他にも激励、知力UPまで様々なタイプがある。
人属性を陣略に生かしつつ、的確な援護や車輪の指揮などと組み合わせられる蜀との2色デッキもまれに見られる。

VS 雄飛デッキ †

対策の第一は妨害・ダメ計があがる。コスト3で知力5なため充分に効果が期待できる。
ただし、武力だけをさげる計略では雄飛中の孫策はとまらない。
ため中に知力さげる、ために重ねて速度低下は有効。雲散も士気3までは非常に有効。

第二に、武力を孫策だけに頼るデッキならば士気を惜しまず雄飛前に撤退させる粘着も一手。
武力10だが機動力のない槍なので連突や麻痺矢ならば容易に撤退せしめる。

どちらもなく難しい場合は、雄飛が守りに強いため開幕にリードされないことが大事。
守りの雄飛は英傑号令も押し返す破壊力があるため、正面から攻城をとるのは難しい。
攻めでは機動力に乏しい雄飛デッキは全力を発揮できない。

また、孫策の裏をとる端攻城などの撹乱や盤面を広くつかえる号令で
孫策に振り回されず、逆に孫策を振り回す戦いができれば勝機が見える。