UC関索を中心に据えた属性号令デッキの一つ。
特色としてはまずUC関索自身の武力が高く、また蜀の天属性にはコスト比高武力武将が多いため
号令デッキらしからぬ高武力のデッキを組むことが可能。
また所属勢力を問わず士気消費も軽めで混色デッキになることが多く、混色でも無理なく運用するために
士気消費が軽めで強力な計略を持った武将を集めて構成されることが多い。
属性が合わなくても武力は上がるが、この項目では基本的には天属性の武将だけでデッキを纏めた混成編成のデッキを主に解説する。
号令の威力は英傑号令に劣る分、武力の高さによる通常戦闘でのアドバンテージと
士気の軽さや勢力不問によるによる自由度を生かし、敵によって柔軟に戦い方を変えていくデッキ。
当然だが天属性のみで構成するべき。
また号令は士気消費が軽い分武力上昇値が+4と低めなので、単体では他号令に打ち負けてしまう。
なので素武力の高い武将や、号令に対抗できかつ必要士気の軽い計略持ちが選択される。
ここには呉を除く各勢力の代表的な武将を挙げる。詳しくは天属性カード一覧を参照。
【蜀勢力】
同勢力であるが、上記した天意デッキのパーツとしての適正を考えると天属性の中でもさらに候補は絞られる。
その中でも最有力なのは妻であるR王悦。
「号令に対抗でき士気消費が比較的軽い計略」のひとつとして武力が大幅に上がる超絶強化があげられるが
天属性の超絶強化持ちと非常に相性のいい彼女を組みこめば、それだけで
「超絶強化→天意の目覚め」というもうひとつの決め手を得ることができる。
また当然天意の導きにさらに奥義などを重ねて目覚めさせ、総攻撃で彼女を城門にたたきこめば試合を決めることも可能。
スペックも充分に強力で、超絶強化持ちを入れるならぜひ採用したい。
また優秀なスペックと使いやすいサブ計略持ちのR馬謖も有力候補。
単体でも挑発を使うことで敵の足並みを崩すことができ、群雄のUC公孫瓚と組めば
白馬挑発というもうひとつの決め手を得ることができる。
あとは武力・攻城要員として優秀なUC張飛やSR趙雲(剛槍)にR魏延(車輪)、同勢力の天属性超絶強化騎兵であるSR・R魏延(寡兵)
さらに士気は重いが単独でキーカードになりうるR徐庶などが有力候補。
軍師は号令デッキに最良の相性を誇るGSR諸葛亮と、天属性の攻略で他勢力の槍兵でも車輪状態にできるGSR黄月英夫妻が有力。
【魏勢力】
天属性の強力な陣略を敷設できる軍師を数多く要する勢力で、非常にこのデッキと相性のいい勢力。
中でも大きいのがR荀彧、R司馬炎、R司馬師といった天属性の長距離反計持ち武将の存在で、
素武力で勝るが号令勝負では分が悪いこのデッキにとって範囲内での計略の使用を許さずかつ士気消費も軽いこの計略の存在は非常に大きい。
さらにC劉曄、C郭淮といった天属性の近距離反計持ちも組みこみ、敵陣に陣略を敷設して押しこめば一度の攻勢で勝負を決定づけることも可能だろう。
ただし天属性の反計持ちは殆ど弓兵で、UC関索も弓兵のため、やや機動力に欠けるデッキ構成になるのは否めないところ。
また武力要員も強力な武将が揃っており、素武力が高い上に士気消費3で武力20になれるR許褚に
コスト1.5の超絶強化騎兵であるSR龐娥、もはや説明の必要も無いであろうコスト1武力4騎兵のUC楽進などよりどりみどり。
軍師は精兵集陣で長時間の攻勢を可能にするGR荀彧、城門での駆け引きにおいて強烈な決め手となるGSR司馬懿で迷うところ。
【群雄勢力】
武力に優れかつ低士気消費で強力な効果を発揮する計略持ちを多数有する勢力で、脇を固める役割として優秀な武将が揃う。
その中でもまず名前が上がるのが白馬陣を所持するUC公孫瓚。
士気消費4で範囲内全ての武将の移動速度を上げる白馬陣は扱いようによっては無限の可能性を秘めている。
先打ちして相手の大計略を誘って逃げたり、攻めて来た相手の引き際に打ってカウンターを狙ったり
士気が潤沢な状態で使用して敵城前で号令を叩きこんだり挑発と組ませて敵を翻弄したりと使い道は多彩。
スペックも優秀なので群雄と組むのならとりあえず入れておいて損はないだろう。
武力要員として強力なのはコスト2弓兵のR呼廚泉。低士気で大幅に武力が上がる↑は天意の目覚めとの相性が良く、
↓は士気溢れ防止+武力底上げとして使用しておき、天意の導きと重ねればこれも目覚めを発動させられる。
あとはR高順+UC陳宮と組んで破滅陥陣営デッキとの折衷、SR左慈を入れて左慈白馬デッキとの折衷というのも一興。
軍師は天属性で知略昇陣を敷設できるGC陳宮が安定。白馬陣などとの相性もいい。
【漢勢力】
国力など独自システムが多く混色向きでない部将が多い勢力として広く知られている勢力。
だがそれを埋められるのが締結の戦略持ちのC田豫・UC張揚、希望の舞いのSR劉曼。
士気こそ消費するが最大士気のハンデを埋められる彼らはいずれも天勢力であり、相性は良好である。
彼らと組ませるのが前提であれば、計略で最大士気を大きく削ってしまうがハイスペックと怒涛の計略威力を誇るSR朱儁や
勢力不問で士気さえ最大まで貯めきれば勝負を決めうる効果を発揮する号令をもつSR田豊も選択肢に入ってくる。
あとはスペック重視で選ばれるUC皇甫酈やSR華陀あたりが候補だろうか。
…と、武将の選択範囲はけして広くないが、この勢力はむしろ軍師にこそ選ぶ価値がある。
全勢力中でも屈指の独自性と決定力を持つ封印縛陣を天属性で敷設できるGR蔡文姫、
言うまでも無く強力な超絶再起を天属性で発動できるGSR盧植の存在が光る。
【コスト3】
【コスト2.5】
【コスト2】
【コスト1.5】
【コスト1】
魏が陣略の属性と一致する。群雄と漢はバラバラ。
GR荀彧の精兵集陣で天意の導きの武力上昇値をフォローすることができる。
GSR司馬懿の混元一気で一気に勝負を決めるようなデッキも組める。
GR程昱の十面埋伏やGR蔡文姫の封印縛陣で計略を封じるのも。
GC陳宮の知略昇陣で号令・超絶強化の効果時間延長やダメージ計略の威力上昇や耐性強化などが狙える。
兵書に同盟締結があれば、僅かだが最大士気を増やす事が出来る。
属性号令という特性上、陣略か兵略のどちらか片方の属性しか集められない。
言い換えると、奥義を読まれやすく、他の奥義を選択しにくい。
再起興軍 兵力増援 知勇兼陣 兵軍連環のどれかを持つ軍師を選んでおくと、本命の奥義が有効でないデッキに当たった時にフォローできる。
他にもゲージがMAXでなくても転進○○は転進目的で使うなら問題ない。
号令デッキの一種ではあるが、上昇値は+4と少々心もとない。
1.素武力を上げて勝負するか
2.陣略を使用するか
3.関索のコストが1.5なのを有効利用し手数を増やすか
4.武力以外の勝ち手を用意するか。
いずれかのコンセプト、もしくは数個を組み合わせてデッキ構成を行っていきたい。
単色ならば(陣略がほぼ無い関係上)天意+士気6相当の大型計略+増援or七星が常套か。
蜀の優秀な武将、槍兵を中心とした高攻城力で圧力を掛けていこう。
混色の場合、メリットは陣略を早い段階で使える点。混元で一気に勝負を狙うか、精兵で正面から力勝負を挑むか。
使用者の好みに応じ、勝ち筋を見極めながらデッキ構成を考えるといいだろう。
武将名 | 勢 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
魏蜀天意デッキ(Ver3.1〜) | ||||||||
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UC張飛 | 蜀 | 2 | 槍 | 天 | 勇 | 9/1 | 強化戦法:4 | 自身の武力が上がる。 |
UC関索 | 蜀 | 1.5 | 弓 | 天 | 醒/魅 | 5/4 | 天意の導き:5 | 範囲内の味方の武力を上げる。対象が天属性の場合、さらに武力が上がる。 |
R馬謖 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 伏 | 5/7 | 挑発:3 | 範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。 |
UC楽進 | 魏 | 1 | 騎 | 天 | - | 4/3 | 強化戦法:4 | 自身の武力が上がる。 |
C劉曄 | 魏 | 1 | 騎 | 天 | 伏 | 2/7 | 看破:2 | 【反計】敵の計略の発動を無効化する。 |
R荀彧 | 魏 | 1 | 弓 | 天 | − | 1/9 | 玄妙なる反計:4 | 【反計】敵の計略の発動を無効化し、ダメージを与える計略であれば、効果をはねかえす。 |
総武力26(27) | 総知力31(32) | 天8 | 騎2槍2弓2 | 魅1伏2勇1醒1 | ||||
一般的に天意反計と呼ばれている型で、高武力槍兵+軽士気全体強化+長距離反計という、Ver1から存在する「キョチョイクカクカデッキ」の流れを汲む構成。 反計分の士気を残しながら素武力と天意の導きで相手を押しこんでいく。 派生としてはコスト1二人をR魏延やR司馬炎などのコスト2武将にした五枚型など。 |
武将名 | 勢 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
魏蜀天意デッキ(Ver3.5〜) | ||||||||
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R許褚 | 魏 | 2.5 | 弓 | 天 | 募 | 10/2 | 虎痴の怪力:3 | 自身の武力が大幅に上がる。 |
UC関索 | 蜀 | 1.5 | 弓 | 天 | 醒/魅 | 5/4 | 天意の導き:5 | 範囲内の味方の武力を上げる。対象が天属性の場合、さらに武力が上がる。 |
R馬謖 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 伏 | 5/7 | 挑発:3 | 範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。 |
R王悦 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 魅/軍 | 4/6 | 天意の目覚め:4 | 天属性の味方の武力の最大値が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がると、さらに全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
R陳泰 | 魏 | 1 | 騎 | 天 | 勇 | 3/4 | 若き血の滾り:3 | 魏の味方の最大武力が大きいほど武力が上がる。 一定以上武力が上がると更に移動速度も上がる。 |
総武力27(28) | 総知力23(24) | 天8 | 騎1槍2弓2 | 伏1魅2勇1募1醒1軍1 | ||||
Ver3.5より追加されたR王悦を組みこんだ形。彼女を起用することで、超絶強化→天意の目覚めという決め手を盛りこむことが可能になった。 武力の高さを生かして敵を押しこんでいくという基本コンセプトは共通で、これ以降天属性超絶強化+R王悦の組み合わせのデッキが多数構成されていくことになる。 |
武将名 | 勢 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
魏蜀天意デッキ(Ver3.59〜) | ||||||||
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R司馬炎 | 魏 | 2 | 弓 | 天 | 魅/募/射 | 7/8 | 祖父譲りの明察:3 | 【反計】敵の計略の発動を無効化し、対象となった敵部隊を撤退させる。ただし、この計略は戦闘中に一回しか使用できない。 |
UC関索 | 蜀 | 1.5 | 弓 | 天 | 醒/魅 | 5/4 | 天意の導き:5 | 範囲内の味方の武力を上げる。対象が天属性の場合、さらに武力が上がる。 |
R馬謖 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 伏 | 5/7 | 挑発:3 | 範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。 |
R王悦 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 魅/軍 | 4/6 | 天意の目覚め:4 | 天属性の味方の武力の最大値が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がると、さらに全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
SR龐娥 | 魏 | 1.5 | 騎 | 天 | 魅/勇 | 4/7 | 仇討ちの覚悟:5 | 自身の武力と移動速度が上がる。 ただし効果中に自身が攻撃している部隊が撤退すると効果が終了する。 |
総武力25(26) | 総知力32(33) | 天8 | 騎1槍2弓2 | 魅4伏1勇1募1醒1射1軍1 | ||||
Ver3.59より追加されたSR龐娥を組みこんだ構成。コスト1.5でありながら強烈な計略威力を誇る彼女はこのデッキと非常に相性が良く、 残りのメンバーの射撃(崩射)・車輪・挑発で援護を受けつつ止めを刺してもらうことで、存分に暴れまわることができる。 派生はコスト2を蜀の槍兵にしたタイプなど。 |
武将名 | 勢 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
魏群天意デッキ | ||||||||
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R呼廚泉 | 群 | 2 | 弓 | 天 | 勇/乱/射 | 7/3 | 旋略・怪力強兵:3 | 【旋略】↑自身の武力が短時間大幅に上がる。 ↓:自身の武力が長時間上がる。 |
UC関索 | 蜀 | 1.5 | 弓 | 天 | 醒/魅 | 5/4 | 天意の導き:5 | 範囲内の味方の武力を上げる。対象が天属性の場合、さらに武力が上がる。 |
UC公孫瓚 | 群 | 1.5 | 騎 | 天 | 魅/募 | 5/5 | 白馬陣:4 | 範囲内の味方すべての移動速度が上がる。 |
R馬謖 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 伏 | 5/7 | 挑発:3 | 範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。 |
R王悦 | 蜀 | 1.5 | 槍 | 天 | 魅/軍 | 4/6 | 天意の目覚め:4 | 天属性の味方の武力の最大値が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がると、さらに全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
総武力26(27) | 総知力25(26) | 天8 | 騎1槍2弓2 | 魅3伏1勇1募1醒1射1軍1乱1 | ||||
超絶強化→天意の目覚めという定型にのっとって、群雄と組んで構成された形。汎用性の高い計略の多彩な組み合わせで敵を翻弄することが可能で 、 怪力→天意の目覚めの他にも強兵→天意の導き→天意の目覚め、白馬陣→天意の導き(or怪力→天意の目覚め)、白馬陣+挑発など変幻自在。 |
天意デッキと相対したときまずすべきことは、UC関索以外のメンバーを注視すること。
勢力不問かつ軽めの士気消費の号令のためデッキ構成が多彩なので、まずは相手が「何をしたいか」を想定しよう。
敵の狙いを想定したら、まずは通常の立ち回りを丁寧に行う。
敵は武力高めの構成なので押しこまれがちの展開になるのは避けられないが、それでも漫然と押しこまれてしまうのは禁物。
号令としては威力低めの天意の導きであってもこちらが疲弊した状態なら脅威になりうる。相手が反計持ちならなおのことである。
武力高めとはいえ敵は蜀がらみの編成でしかもキーカードが弓兵の号令持ちのため、槍弓編成に傾きがち。
なので部隊が彼の周囲に結集する必要があるためどうしても機動力が低くなってしまうのがこのデッキ全体の弱点のひとつ。
なのでまずは騎兵での弓さらいを丁寧に行って、こちらに弓兵がいるなら敵の槍兵を正確に狙い、
隙あらば後方の弓兵を騎兵で狙って前衛と後衛を分断するなど 、押しこまれるにしてもその前に少しでも敵を消耗させておきたい。
そして互いが消耗してきたら、ここで最初に読んでおいた相手の狙いに対応する局面となる。
普通に天意の導きを打ってくるなら、こちらも同士気消費以上の号令で押し返すか超絶強化・妨害・ダメージ計略で対抗。
特に群雄と組んでいるときは強力なダメージ計略・妨害計略が有効になる。
魏勢力、それも反計と組んでいるのであれば反計範囲外からの攻撃やマウントの阻止、城門前への罠陣略の設置など。
騎兵の超絶強化武将がいるなら雲散、槍の迎撃を狙う。
群雄勢力の白馬陣と組んでいるなら、とにかく多少引きこもりがちになってでもカウンター防止に努めよう。
挑発がセットになっているならなおのこと多少の損害は避けられないため、後半での巻き返しを図りたい。
漢と組んでいるなら封印縛陣・超絶再起には常に用心を払おう。
超絶再起には味方部隊を分散、あるいは敵部隊を分断して総攻撃→全滅→再起からの総攻撃という展開を防ぐ。
封印縛陣なら、かならずキー計略持ち1部隊は範囲外に配置するように立ち回りたい。
まとめると、試合開始から終了まで終始丁寧に戦うこと。
全体としての構成は多彩だがデッキ個々としてはけして対応力が高いほうではないので、
まずは通常の立ち回りでこちら優位の展開を作れるようになっておきたい。