「大水計」「水計」をメインに戦うデッキ。
大きく分けて2つのタイプがある。
ひとつは降雨や鼓舞の舞いによるサポートで、最大限有効に水計を放つことを目的としたデッキ。
もうひとつは水計の広い範囲を活かして相手の動きを制限し、自軍の有利な状況を作り出すデッキ。
前者は上に挙げた両サポート計略が大幅に弱体化されたことで、ほとんど目にすることはなくなった。
後者はVer2.01でUC荀攸が猛威を奮ったが、Ver2.1以降は計略が弱体化。また魏に優秀な1.5コストが大量追加されたこともあり、こちらもさほど見かけないものとなった。
水計は方向が前方で固定なので自軍攻城エリアは範囲に入れることができず、防戦にはあまり向かない。
また、対騎兵デッキでは水計範囲に相手を収めるのが困難。
その一方で機動力に欠き密集しないと力が出ない槍兵デッキは流し易く、横一列に並びがちな弓兵デッキにも相性が良い。
「大水計」「水計」は士気7と重量級。
そのため魏単デッキとして組まれる事が多い。
効果的に水計を放つためにR于吉の「降雨」を入れた魏他の形もみられる。
水計要員は1.0/1.5コストなのでデッキを圧迫しない。
別の勝ち筋を導入する(そして水計まで士気が回らなくなる)事も多い。
士気3で「降雨」するアメフラシ。
降雨状態では水計士気-1なので、士気MAXからならすぐ大水計も打てる。
現状では水計使用士気の減少にさほどの効果はなく、威力上昇に主眼を置いて用いるべきだろう。
「鼓舞の舞い」で士気上昇大幅up。
相手士気5溜まる頃には士気7集まるので、相手単体強化を気軽に流せるようになる。
鼓舞デッキの柵役としてUC荀攸が抜擢される事も多い。
相手の出城や号令のタイミングを逃さない。
柵を壊しに並んだ所を狙ったり、他勢力の象兵を使って強制的に並べる。
自城前に籠る流星デッキや傾国デッキなどのデッキでは、相手も自然と横並びになる。有利に戦えるはずだ。
もっとも効果的なのは敵が号令をかけに集まった時と、自分のマウント時である。
前者はそこに高武力を当てることで、敵の兵力を減らすと同時に、横のラインをある程度揃えさせることができる。
水計、特に大水計の範囲は広く、それを警戒した敵軍が主力を分散させることは少なくない。
その状態からなら各個撃破も容易いというもの。
よって常に士気7は余らせるとともに、悪地形や障害物と水計を利用して敵の進軍をコントロールするよう心がける。
水計は消費士気が多い。撃たないに越したことはないということを肝に銘じておくべし。
ランダム幅があるが知力8水計なら知力3確殺、知力5瀕死、知力8半減。
詳しくは知力差ダメージ表で確認を。
相手知力に合わせて乱戦/弓射撃で相手兵力を適度に削る。
こうした下準備を行った水計こそ必殺の計略。
また多くの舞姫が知力5なので、水計一撃では微妙に生き残る事が多い。
水計+追い撃ちの弓射撃までが一セット。
必要士気7と重い計略なので、先をとって流してしまうと士気的には不利になる。
できれば後出しで、相手強化/号令をみてから流したい。
ただ、士気12近くあれば相手の兵法再起で出城するところを再度流せる。
落城勝利を狙うなら、士気負けなど関係無い。
自城前(=攻城中の敵)は流せない。
また、範囲が水計要員自身から離れているせいで、乱戦中の敵も流すことができない。
これが水計の柔軟性に欠けるところ。
ただし防戦時には相手のマウント武将を流すことができ、攻めている時には後ろの弓兵ごとまとめて流すことができる。
いかに水計要員を後ろに下げた状態で運用できるかが肝。
鼓舞デッキの亜種、いわゆる鼓舞水計。
豊富な士気にものを言わせてUC荀攸で流し切る。
火計から舞姫を守りやすいという副次的なメリットも。
(当然相手の水計/落雷に弱くなるというデメリットも抱えるが)
魏他2色降雨水計デッキ。
士気上限9からなら「刹那の怪力」「刹那の号令」「魏武の強兵」の
士気3計略を使っても4c待てば大水計が使える。
降雨状態ならばその4cの隙すら無くせるのが強み。
Ver2.01にて多く見られた形。
大水計のプレッシャーを軸に相手を分散させ、高武力弓と刹那計略で各個撃破及び攻城を狙う。
水計の範囲の広さを活かした動きが必要となる。
刹那号令使用後に大水計の撃てない隙ができてしまうことに注意。^