人物紹介 / 閻宇


閻宇

蜀後期の将軍。
馬忠の風格・功績には及ばなかったと記され、また演義では後述のようにひどい描写をされているが、
武官として特に無能だったという記録があるわけではなく、右大将軍(右将軍とも)まで昇進した。

姜維が北伐で苦戦を続けると、閻宇は蜀漢王朝の実権を握る黄皓と結託し、姜維の地位と権限を横取りしようと画策。
勝機の薄い北伐を続ける事に懐疑的だった諸葛瞻や董厥らも巻き込み、姜維を左遷するよう劉禅に上奏しようとした。
(一説には諸葛瞻が実際に上奏を行ったとも)
しかしこの企みが実現する前に魏の蜀攻略が始まり、閻宇は劉禅の召還を受け、部下の羅憲に兵2000を預けて帰還。
以後、閻宇の姿は歴史上から消える。

演義では黄皓に媚びへつらい取り入って右将軍の地位を手に入れた無能な武官として描かれる。
黄皓と組み、姜維を更迭させ権限を奪おうと悪だくみするところも史実同様だが、
魏軍を率いる鄧艾が名将であるとの噂を聞き、鄧艾と対決することを恐れて取りやめてしまう。

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