演義にのみ登場する越雋太守・高定配下の将。
身長九尺(2m以上で、関羽と互角)の巨漢として描かれる。
高定が雍闓の反乱に呼応すると先鋒を任されるが、魏延・王平・張翼との戦いの末生け捕りにされる。
しかし諸葛亮は高定と雍闓の仲を裂くため離間の計を仕掛けるべく、高定を褒めちぎった上で開放している。
これに恩義を感じて高定に蜀漢への帰順を勧めるものの雍闓は離間の計だと見破っていたため仲違いするようになり、
危険を感じた高定の命を受けて雍闓が酒宴に招かれたところを斬り捨てている。
また、同じく雍闓の反乱に呼応していた朱褒も討ち取っている。
ちなみに、史実でも雍闓は高定の部下に殺害されている。