人物紹介 / 濮陽興


濮陽興

呉の政治家。本籍は陳留だが父・濮陽逸が江東に疎開し陸遜の弟・陸瑁に仕えた経緯を持つ。

孫権の代から仕えており、会稽太守に就くと当時そこに住んでいた孫休と親交を結ぶ。
孫休が皇帝に即位した後、孫綝を排除して実権を握ると太常、衛将軍を経て丞相に就任する。

丞相についた頃、孫休は学問に耽り国政を顧みなくなったため、同じく側近だった左将軍・張布と共に国政を担うが、
お世辞にも褒められた統治ではなかったようで、人々が失望するほどだったという。

孫休の臨終にて太子・孫ワンを後継者にする遺言を受けたが、万彧から孫皓を後継者にする進言を受けるとこれを容れる。
しかし後日、万彧に讒言されると参内したところを張布ともども捕縛される。
広州への流刑に処せられるが、道中で孫皓の刺客に殺害され、さらに本人のみならず三族皆殺しとなっている。

Menu

最新の20件

2024-04-15 2024-04-05 2024-04-03 2024-04-02 2024-03-25 2024-03-15 2024-03-14 2024-02-22 2024-02-15 2024-02-14 2024-02-13 2024-01-26 2024-01-25 2024-01-19 2024-01-09 2023-12-06 2023-11-26

今日の20件

  • counter: 816
  • today: 1
  • yesterday: 0
  • online: 26