横山光輝版の名セリフ「なにがむむむだ」で知られる蜀の政治家。
演義では馬超の説得以外にこれと言って目立つ場面が無く、
本作でも演義の弁舌の士としてのイメージからか文官扱いとなっているが、
正史では主に交州・南中方面を担当し、諸葛亮の南中征伐にも従軍し軍功を挙げている将軍でもある。
正史の記述によれば諸葛亮が孟獲を降して帰還した後も南中方面に残り、
蜀に従う有力者は成都に送って貢物をさせ、また反乱を起こす異民族はその度に鎮圧したとされる。
その統治の評判は良かったようで、建寧では孟獲らと並んで名士として称えられたという。