西涼時代の馬超の正室。
馬超が冀城の戦いにて曹操側の武将を屈服させると、馬超は降将たちが自分に従うかどうか安心できずにいた。
そこで楊氏が元敵方の妻である王異と会談し、その真意をさぐった。
王異の弁舌に感服した楊氏は彼女らを信頼し、馬超も妻の言葉を信じた結果、王異らの反乱が起きてしまい楊氏は子もろとも落命した。
その後の馬超は同盟を組んでいた張魯と険悪になり、なんと妾と子を置きざりにして劉備のもとへ降ってしまう。
すると子は張魯に殺され、妾は他所の男のものとなった。
たとえ楊氏が戦禍をまぬがれたとしても馬超と築く幸せな未来はなかったようだ。