人物紹介 / 董白


董白

正史の注釈に使われた『英雄記』に記述のある董卓の孫娘。
董卓が長安に遷都した後、董一族は子供に至るまで侯に封ぜられ、金印・紫綬といった権威の象徴をほしいままにした(卓侍妾懐抱中子、皆封侯、弄以金紫)。
中でも孫娘の董白は簪も挿していない(つまり15歳未満)身でありながら渭陽の郷君に封じられ(孫女名白、時尚未笄、封為渭陽君)、
移動の際は青い天蓋を備えた華美な車に載せ、任地の役人や将軍を召し出して先導させ、甥の董璜の手で金印・紫綬を与えられた。

…と贅を尽くした悪役令嬢のテンプレートみたいな描写であるため、どちらかと言えば董卓の事績として
「董卓は権力を乱用して身内をひいきにし、年端も行かない子供まで政権に浸透させようとした」
という話の極端な一例として挙げられたものと思われ、孫娘はともかく董白が実在していたかどうかは分からない。

渭陽君として何かをしたという記述は特に無く、董卓死後のことについても特に書かれてはいないのだが、
王允は董家の三族(親・子・親類)を、90歳になる老母に至るまで皆殺しにしているため、董白も連座して処刑されている可能性が高い。

三国志大戦でも初代から登場。特に初代の董白は音楽ナスカ氏によって描かれたその狙いに狙いまくったイラスト
(具体的にはツインテール+長袖+きわどい切れ込みのミニスカート+直剣+ツン風味の顔)が大変人気で、
一説によると当時全く知名度がなかった董白の存在感を一気に押し上げたのは
三国志大戦の(ひいてはナスカ氏の)董白の存在が大きい……と言われることもあるが、真偽の程は不明。

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