張飛の次女で、旧版の三国志大戦では「張姫」名義だったほう。敬哀皇后は姉。
最初は姉が劉禅の皇后だったが、若くして亡くなったため妹が後宮に入り、皇后になった。
(演義では役回りを姉と統合され、当初から劉禅の妃となっている)
また母の夏侯月姫は魏の夏侯一族であったため、夏侯覇が亡命してきた際は、夏侯家の血を引く張皇后を頼ったと言われている。
とはいえ母が張飛に嫁ぐ話や夏侯覇の亡命のくだりなどはなぜか魏側の歴史書に詳しく書かれており、この話は蜀でなく魏で広まった=後世の作り話だという見方もある。
呂姫などと同じく、父が猛将だったため武闘派の姫として扱われることがあり、本作でもフレーバーテキストにその名残が見られる。
また、『真・三國無双』シリーズでは、彼女がモチーフと思われる「星彩」という武将が登場する。
本作で「冷静」という性格を付けられたのは無双の影響かもしれない。
武芸を好む設定のわりに武力1だったり、ほかの皇后たちは夫人や氏に格下げを食らったのに彼女は逆に尊称になったりと、ツッコミどころは多い。