史実では孫堅・孫策の後方支援を主とし、主な出番は袁術から独立した孫策の呼びかけに応じて一族を引き連れ馳せ参じることくらい。
その助けもあって王朗を撃退した孫策が彼を奮武校尉に任じようとしたが、孫静は固辞して故郷に帰ることを望み、表舞台から姿を消す。
本作のカード裏の記述および厭世的なキャラ付けはこれらの逸話が元と思われる。
本人の出番はこれで終わりなのだが、その後は彼の一族が孫呉において重きをなす。
今作でもカード化された孫瑜・孫皎は孫静の子、孫権没後の呉で泥沼の権力抗争を繰り広げる孫峻・孫綝は曾孫である。