曹仁の弟。
豪放で侠客肌の兄とは対照的に、真面目で勤勉な優等生タイプの人物だったという。
父が死去した時、曹純はまだ14歳だったが、曹仁は別居していたため曹純が家を継いだ。
「魏書」によると、虎豹騎とは曹操配下の精鋭騎兵隊。
特に曹純が隊長を任されていた頃の武功が華々しく、
袁紹没後の河北戦線では袁譚を討ち取り蹋頓を捕縛するという獅子奮迅の大活躍を見せている。
彼が死去すると曹操は代役を置かず自ら虎豹騎を指揮し、ついに後任が選ばれることはなかったというが、
曹休・曹真が虎豹騎の指揮を任されたという記述も存在し、真実・詳細は定かではない。