正史、演義とも赤壁の戦いにのみ登場する、曹操の配下にして周瑜の旧友。
正史では周瑜を自陣営に引き入れたいという曹操の希望を受けて、周瑜のもとに赴く。
周瑜からはすぐに曹操の間者と見抜くと呉の陣容を見せつけて、孫権に対する忠義をアピールされる。
これを受けて引き抜きは無理と感じると、潔くその場を退いている。
演義では道化役とされており、史実と同じ状況で周瑜の引き抜きと呉の諜報を目的として赴くが、
周瑜に蔡瑁、張允が裏切るという偽手紙を掴まされ、水軍の要だったこの二人は処刑されてしまう。
再び呉に潜入すると、今度は鳳雛と名高い龐統を連れて戻るのだが、
龐統は火計の補助として連環の計を献策するために現れており、まんまと策を成功させてしまっている。