習氏 †
『襄陽記』に記述のある龐林の妻。
兄・習禎は『襄陽記』の作者・習鑿歯の祖先でもある。
龐林との間には娘を一人儲けていたが、曹操が荊州を征した際に夫婦生き別れとなり、娘を一人で育てることになる。
それから十数年が経ち、夷陵の戦いで夫は退路を断たれて魏に降ったことで再会、復縁を果たす。
この話が曹丕の耳に入ると賢婦として賞賛され、寝台や衣類を下賜されている。
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