演義では蒋欽とともに川賊から足を洗って孫策に仕えたとされる武将。
ただし、史実でも仕官した時期は蒋欽とほぼ同時期らしい。
フレーバーテキストにも書かれている孫権を守って全身に傷を負ったときはかなりの重傷で、一時人事不省に陥ったほど。
演義ではそんな周泰を治療したのは、虞翻の紹介を受けて診察に訪れた華佗ということになっている。
正史でも賊とまでは明言されないもののお世辞にも良い出身ではなかったようで、濡須口の司令官を任された時はその出自ゆえに部下となる徐盛・朱然らにナメられてしまうという事態が発生。
その話を聞いた孫権は周泰の服を脱がせ、全身の傷について一つ一つ由来を語り賞賛したことで、諸将も周泰を歴戦の将と認めて指示に従うようになったという。
一般的には美談と言われるこの話、実は孫権が酔った拍子にした話だったりする。
三国志大戦においては、旧版の1より2コストの7/4、防柵、漢の意地という能力を貫いている。
呉の槍兵でも使い易い能力であることから、旧版のファンから「孫呉の守護神」「なんとかしてくれる人」と呼ばれることもある。
また、当時の計略使用時のセリフである「へやー(実際には"てりゃー"だがプレイ中はしっかりとは聴こえず、こう言っているように聴こえた為)」もお馴染みだったが(今回は違う台詞となっている)、
これを意識してか義勇ロード・呉伝の第七章第三話のイベントで「へやー」と叫ぶシーンが用意されたり、追加された迎撃セリフも「へやー」、Ver.2.5.0Aにて追加された復刻イラストカードの計略セリフも思いっきり「へやー」となっていたりする。