呉の四姓と呼ばれる呉郡の名族の出身。
ちなみに呉の四姓は朱氏の他に陸氏(陸遜)、顧氏(顧雍)、張氏(張温)が該当する。
凄まじい記憶力の持ち主として知られており、一万人の兵を率いていたが彼ら本人のみならず家族の顔まで覚えていたという。
俸禄、財産も兵たちと分かち合っており、兵たちの心をよく掴んでいた。
一方、下に優しく上に厳しい典型的な武人肌・現場主義の人物であったらしく、
硬骨で誇り高く人の下につくことを嫌う性分であったとされる。
どういうわけか、三国志の時代より100年後くらいの東晋の時代に書かれた「捜神記」という小説において、
朱桓が雇っていた女中さんが、夜になると首だけが胴体から離れて、耳を羽根のようにして飛び回る「飛頭蛮」という妖怪であったというトンデモ話が記載されている。
彼女が飛頭蛮であるとわかるやいなや、朱桓は彼女をクビにした罷免したという。
三国志大戦では、矢印頭の姿で描かれており「朱桓=矢印」というイメージが強い。
新バージョン稼働に際してデザインが一新される武将も多い中、彼の矢印ハゲは相変わらずである。
過去ver3.59にて追加されたコラボカードですら矢印ハゲ、今作においては、頭髪を矢印型に短く刈っているように見える。
さらにはぽけっと武将版テキストにて、ついに自身の矢印について言及し始めた。
彼曰く"「この矢印が向く先に、敵の急所があるのだ!」"とのことだが、3本ある矢印のうち2本は後頭部を、1本は鼻を指している。