人物紹介 / 呉国太


呉国太


通説では、赤壁以前に亡くなっている呉夫人の代役として演義で用意された架空の人物といわれる。
姉妹揃って同じ男性と夫婦になるという考え方によってはとんでもない状況だが、西暦200年代では何も珍しい事では無かったりする。
テキストでは、赤壁の戦い前に孫権に周瑜を頼れという孫策の遺言を伝え後の呉の勝利に導いたことが書かれているが、原作では異なる。
赤壁の戦後に荊州の領有権を争っていた劉備との同盟のため、孫権は自分の妹を親子ほども歳の離れた劉備へ嫁がせることを画策する。
これを知った呉国太は孫権に対して烈火の如く激怒し、孫権を困らせている。
周瑜に至ってはこの結婚が周瑜の計略だと孫権から聞かされると「主家の娘を差し出さなければ、荊州一つ取れないのか」と罵倒される。
挙句「そんな部下は斬ってしまえ」とさえ言われてしまっている。
しかしいざ劉備と面会すると一目でその器量を認め、今度は孫権が劉備に差し向けた刺客を処刑してしまおうとするあまりにあまりな手の平返しを見せた。

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