人物紹介/郭図 - 三国志大戦wiki

郭図 †

袁紹に仕える幕僚の一人で、辛評、荀諶らと同じく潁川の名士層の出身。

田豊、沮授とは折り合いが悪く、官渡の戦いに際して慎重論を唱える二人に対して積極策を進言して容れさせたり、
沮授のことは更に讒言して軍権を奪い、その3分の1を手中に収めたりしている。
ただし、李傕の元を脱出した献帝を迎えるべしという沮授の意見については賛同したとも反対したとも言われておりハッキリしない。

官渡の戦いでは、淳于瓊の守る烏巣が曹操軍に攻められた際、救援すべしという意見を退けて曹操の本陣を急襲する進言をするも、
失敗に終わると実行役の張郃、高覧に責任を被せるべく「二人は曹操に降った」と讒言し、二人が本当に降ってしまう原因を作っている。
袁紹の死後は辛評と共に袁譚を支持し、審配、逢紀の支持する袁尚と対立。
ここでも袁譚に曹操を頼るべく進言したことで曹操につけ入る隙を与えてしまう。
最終的には袁譚と共に南皮に追い込まれ、主君ともども殺された上に捕らえられた家族も処刑されたという。

コーエーの歴史読本『爆笑三国志』シリーズでは、前述の失態ぶりから出ると負け軍師という通称で知られている。
更に「墓穴を掘った男」ランキングでは栄光の?1位を獲得し、官渡の戦いでの失策を克明に記される始末だった。
立案した作戦がことごとく失敗する事や、味方を陥れる傍若無人な振る舞いから
一般的には「使えない武将」と言ったイメージを持たれるが、
そもそも本当に箸にも棒にも掛からないほど無能なら袁紹が重用するはずもなく、若い頃には南陽の太守から
有能な人物として鍾繇・荀イク・荀攸と同列に推挙されている。
また韓馥から冀州を奪い取る謀略にも一枚噛んでおり、
これが成功したおかげで袁紹は沮授・麹義・張郃と言った貴重な人材を得た上、
公孫瓚と対等以上に対峙し合える拠点を得る事が出来ており、戦時でなければ割と謀臣ぶりを発揮している。

SLG『三國志I』では、なぜか武力90という猛将として登場している。
（公式見解では勢力ごとのバランス取りのためとしているが、逆に知将にされている龐徳と取り違えた説もある）

大戦1ではUC、３では軍師とSR、そして今回Rでの参戦。
軍師カードのレアリティはCだったので、一応C・UC・R・SRの4つを制覇しているといえるかも。

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