人物紹介 / 王平


王平

元魏軍という経歴を持つが、曹操に仕えたのは曹操が張魯を下して漢中を支配してからのこと。
そのため魏に所属していた期間は短く、本作でも魏軍所属のカードとしては登場していない。
旧版のVer3.59で登場した徐晃の召喚兵「おうへい」として登場した程度である。

知っている字は10文字にも満たなかったというが、博学で『史記』や『漢書』に詳しかったと言われる。
もっとも馬謖には字が読めないことで見下されていたのか、街亭で山頂に布陣する馬謖を諌めても、
無碍に却下されてしまっている。
危惧したとおり馬謖が敗れると、部隊一千を率いて踏み留まり、魏軍の追撃を防いでいる。
この功績が評価され、敗戦の責を負って諸葛亮や趙雲が降格する中で一人昇格している。

諸葛亮の死後、曹爽率いる魏軍が漢中へ攻め寄せると山道を封鎖して兵力に勝る魏軍の侵攻を阻み、
成都からの援軍が到着するまで持ちこたえた。
(この結果は蜀の北伐の再開と曹爽の失脚につながり、諸葛亮死後の魏蜀の戦いの始まりとなる)

実戦叩き上げの良将というイメージの強い人物だが、厳格すぎてまるで融通のきかない一面があったようで、
陳寿には「忠勇にして厳整だが偏狭な性格」と評されている。

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