人物紹介 / 王粛


王粛

魏に仕えた官僚で、王元姫の父親。
魏帝・曹叡に意見できるほどの高官であり、彼に帝王学を授けた。

(現代人から見れば)何の関係も無さそうなことから変事を的確に予測することに優れており、
武器庫の屋根に二匹の魚が上る事件が起こると、辺境で何か良くないことが起こる前触れと判断した。
まもなく諸葛誕らが東関で諸葛恪率いる呉軍に大敗した報告が届いた。

その2年後、司馬師が曹芳(斉王)を廃位した年、白気(オーロラまたは彗星)が天を横切る事件があった。
異常気象が政治と結びついていると信じられていたこともあり、司馬師に原因を尋ねられると、
「東南で動乱が勃発するでしょうが、人心を安定させれば、反乱はたちまち平定されるでしょう」と応えた。

翌年、毌丘倹・文欽が揚州で反乱を起こした。
かつて関羽が荊州の兵の家族を呂蒙に確保されて敗れた例を引き、反乱兵の家族の確保を司馬師に提言した。
司馬師はその言葉に従い、反乱の鎮圧に成功している。カード裏の記述はこの話と思われる。

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