舞踏系の計略(以下舞い)が、武将が自城内にいるにも関わらず発動し、その効果が戦場に及んでいる状態のこと。
また、その状態を狙って作り出すこと。城内舞いとも呼ばれる。
城内突撃のように「自城に戻りつつあるゾーン」ではなく、完全な「自城内」を利用する技である。
舞い計略は、戦場全体に舞いの効果が及ぶ代わりに「舞い武将が無防備になる」というリスクが伴うものであり、
相手からすればその対処として「舞い武将を撤退させて舞いを終わらせる」ことを狙う必要がある。
しかし、城内踊りが成功している場合、舞いは城内で安全に舞い続けることができるため、相手は対処のしようがない。
どちらも城内にカードが表示されるため、見た目では判別できなかったが、
乱戦を完全に回避し、矢も届かず計略の対象にもならない「完全成功」と、
乱戦は回避できるが、矢が届き計略の対象にもなる「半成功」とがあった。
いわゆる「バグ技」の一種であり、仕様かバグか、純粋な戦術か卑怯な裏技かで議論を巻き起こした。
諸説あったものの、完全成功はバグを利用した卑怯技、半成功はグレーゾーンとする意見が通説であった。
その後Ver1.003から完全成功ができないように修正され、
Ver1.12からは半成功はミニマップにカードが表示されるようになった。
これらの修正により、「修正されずに残された部分は(半)公認の仕様」と認識され、議論は沈静化した。
Ver2.00以降はどんなに自城ギリギリで舞いを発動させてもカードの長さの半分は戦場に突き出すようになっている。
これはいうなれば城内突撃のように「城内に戻りつつあるゾーン」を利用したものであり、以前の城内踊りとは根本的に異なる。
これにより、修正後からVer3.5現在に到るまで、舞いを使う場合の基本テクニックの1つとして認知されている。
このテクニックはため計略にも有効で、流星デッキでもよく使われる。
特に長時間守り続けなければならない「大流星の儀式」は、必須テクニックといえる。