槍兵中心に編成し、R関羽(LE本宮、横山関羽)の『車輪の大号令』を軸とするデッキ。
関羽のコストが3と重いため、残りの部分でどう折り合いをつけるかが構築の鍵。
例によって槍兵中心で足がトロ臭いので、立ち回りはかなり慣れないと難しく、相手に右へ左へ揺さぶられるとかなり厄介。
槍中心である以上騎馬主体のデッキには圧倒的なプレッシャーを与えられる反面、弓デッキ(特に麻痺矢)に遭遇したら苦戦を強いられるのも事実。
以上の条件から、挑発持ち武将が入っていると対応力が上がる。
号令の武力上昇値は決して高くないので、素の武力を高くする、他の号令と組み合わせる、強力な単体強化計略を持つ武将を用意する等の工夫が必要。
過去からの経緯では、4枚構成が安定しやすかった(ケニア改デッキも参考に)が、Ver2でコスト1.5枠武将へのテコ入れ、
コスト1枠への優秀な武将追加がなされたこともあり5枚構成にも光が見えるようになった。
Ver1.12で車輪の拡大、車輪号令の武力上昇値が低下(+5から+3)。
Ver2では手動車輪の威力が大幅に低下と、槍撃と募兵の追加。
的確な槍撃と号令のタイミング次第で大徳等英傑号令とも互角に殴り合える上に、人馬デッキには無強化でも勝てるということを考えれば、蜀生き残りデッキの一つであろう。
Ver2.1からは新たにR関興も追加された。
計略の『車輪の号令』は基本的に効果は親父と変わらないが、範囲が狭い上に効果時間が短い。
しかし自身のコストが2(加えて覚醒により最終的には武力9)なので車輪デッキの構築の幅が大きく広がったといえる。
R関羽はメイン号令として、R関興は補助もしくは別の号令との二択やコンボ用として使い分けることになるかと思われる。
構成カード候補 †
【キーカード】
- R関羽 コスト3 9/8 柵/勇/募
- 言わずとしれた槍兵最強の男。
車輪デッキの軸であり、コスト3の圧迫と戦っていくのもこのデッキの課題である。
時間が長いのでメイン号令たり得る。
効果範囲も広いので、うまく利用した立ち回りをしよう。
- R関興 コスト2 7/3 醒
- 新たなる車輪号令の選択肢。
父より範囲が狭い上に時間が短いので工夫が必要。
しかしながら、父より武将コストが軽いのでデッキの構築の幅がかなり広がった。
サブ号令と捉え、車輪はおまけくらいのつもりでいた方が良いか。
【サブカード】
この5枚のうちどれか1枚入っているとデッキが安定する。
- R張飛 コスト2.5 9/3 勇
- R姜維 コスト2 7/7 募
- UC法正 コスト1.5 4/8 伏
- C張松 コスト1 1/6
- C陳珪&陳登(排出停止) コスト1 1/5 柵
↓勢力が違うため車輪デッキに入れる人はまず居ないだろうが、こんな方も。
彼らは挑発の計略を持っており、攻める時も守る時も非常に重宝する武将たちである。
コストも1から2.5までよりどりみどり。
C張松以外を選択すれば車輪号令の対象になるので、士気がたまれば武力の低いUC法正・C陳珪&陳登・R陳琳も十分な戦力となってくれる。
ただし、車輪号令の武力上昇値はそれほど大きくないので過信しないこと。
【サブカードその2】
この2枚も車輪の弱点を補うのには入れておきたいカード。
- UC劉備 コスト1.5 5/5 魅/活
- ご存知転進の持ち主。しかし2色になってしまうのが難点か?
陳琳を入れるなら選択肢。
- C楊儀 コスト1 2/6 伏
- 待望の蜀転進カード。自身は騎兵ながら地味に伏兵。ただ1部隊残るのが難点。
他にも槍単、蜀単にこだわらなければ計略の幅も広がる。
(R田豊、R曹仁、UC程昱などを入れてデッキ性能の底上げを狙うなど)
発想と残ったコストで工夫してみよう。
【兵法】
槍兵中心であり、乱戦・槍撃での削り合いが想定されるため、増援が無難。
他の号令系とのぶつかり合いを想定するなら、車輪の大号令の武力上昇値の低さを補う蜀軍の大攻勢。
人数差や火力による全滅が想定される場合は、再起。
「肘丸デッキ」 †
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R関羽 | 蜀 | 3 | 槍 | 柵/勇/募 | 9/8 | 車輪の大号令:6 | |
UC張飛 | 蜀 | 2 | 槍 | 勇 | 8/3 | 大車輪戦法:4 | |
SR大徳劉備 | 蜀 | 2 | 槍 | 活/魅/募 | 6/7 | 劉備の大徳:6 | |
C張松 | 蜀 | 1 | 騎 | | 1/6 | 蜀への誘導:3 | |
車輪使いの数少ない覇王、肘丸氏のデッキ。ケニア改デッキ風味。総武力24/総知力24 槍3騎1 募兵2柵1 一番オーソドックスな感じ。全てはC張松の使い方次第。 挑発が基本だが、大徳+車輪号令のコンボも超絶強化級の破壊力を持つ。 手動車輪の腕前次第だが、回線状況が悪くラグが発生している時はお手上げ。 …だったのは過去の話で、現在は槍撃の登場で磐石な態勢を構築した感がある。 各武将の能力、バランスどれをとっても優秀で完成度が高いデッキ。 |
余談だが、LE本宮劉・関・張(LE張松は残念ながら横山)が丁度デッキサンプルと同じレアリティコンパチになっているので
- LE関羽(本宮)、LE劉備(本宮)、LE張飛(本宮)、LE張松
と言った豪華なデッキにすることも可能。
カードの能力・計略はデッキサンプルと同じでありながら(3枚とも同じ絵師が書いているので当然ではあるが)劉・関・張の絵に統一性がある。
本宮ファンかつ、車輪デッキで戦いたいのであれば是非。
C張松を抜くと、なにげに作家デッキ化する。
ちなみにUC張飛をR趙雲かR姜維に替えると全槍兵が募兵持ちとなり、序盤をうまくしのげば帰城せずに兵力を回復することができる。
また、一度押し込むと延々とマウントが続くという相手にとっては恐怖の展開に持ち込める。
以下の理由からか、Ver2.0では肘丸氏のデッキはUC張飛からR趙雲に変わっている。
- UC張飛の計略が大車輪戦法で号令とかぶってしまうが、R趙雲は質実剛健という
脳筋にはうれしい計略を持っていて、ダメ計入りデッキや士気が余ったときに何とかしてくれやすい。
- R趙雲は勇猛の代わりに募兵を持つ。機動力が低くて帰城しづらい槍兵なので、募兵があれば便利。
また、先に述べたように全槍兵が募兵持ちになるのも見逃せない要素。
- UC張飛と同武力だが、R趙雲の方が知力が1高いので(微々たる差だが)伏兵を踏んだ時のダメージ量が違う。知力10の伏兵も一応踏める。
- R趙雲の戦器の効果が表記上はUC張飛と同じ。※実際は攻撃力上昇度はUC張飛の方が上。(上級戦器未検証)
また、R姜維は武力や戦器はUC張飛・R趙雲に劣るものの、先に述べた通り募兵を持ち武・知力ともに7と優秀な能力。
さらに挑発を持っているため状況対応力が飛躍的に向上するので十分な選択肢になる。
R姜維を採用した場合、コスト1枠武将をさらに槍兵にすることができる。
ただし、槍単になると足が遅くなるので注意。
【その他のデッキサンプル】 †
- 「肘丸デッキ改」
R関羽、R趙雲、R姜維、UC麋竺(orC諸葛瞻orSR麋夫人)
挑発持ちをR姜維にし、UC麋竺を据えた形。
槍兵が全員募兵持ちなのが見逃せない。
車輪の大号令をメイン計略として据えた。
質実剛健・挑発・的確な援兵と計略が一通りそろっており、対応力が高い。
UC麋竺→C諸葛瞻orSR麋夫人でも良い。
槍単になってしまうが、C呂凱を投入する手もある。
- 「槍ケニアデッキ」
R関羽、R張飛、R馬超(剛槍)
号令、挑発、超絶強化とまあまあの性能。
この構成の場合、全兵種槍なので弓兵主体のデッキにもめっぽう弱いのがつらい。
だが、なにげに作家デッキになっているのが見逃せない(笑)
- 「蜀4枚式デッキ」
R関羽、SR諸葛亮、R姜維、R徐庶
ここでは対応力を上げる為、R姜維を使用。もちろんほかの武将を使っても強い。
八卦の陣法があるので反計の二択にもなる。
1.5枠を色々と変えられるので、研究次第で強力な組み合わせができるかもしれない。
枚数に不安があるのなら、コスト2枠を1枠二枚に変える手もある。
が、全体武力が大幅に低下するのが難点。
- 「4枚式バランスデッキ」
R関羽、SR馬超(SR趙雲 or R張飛)、SR諸葛亮、(R龐統、R関銀屏、UC姜維、C夏侯月姫 or C趙累)から一枚
四枚式デッキの派生系。
弓デッキに当たっても何とか対応できるのがよい。
コスト2.5枠と1枠の武将の組み合わせが鍵を握る。
SR諸葛亮の部分はR劉備と変えてみるのもいいかもしれない。武力を求めるためにUC周倉やC王平、C関平などでもよいが勝ちパターンに乏しくなりやすいので全体強化の武将がよいと思われる。
このコスト配分にするなら
LE劉備(横山)、LE関羽(横山)、LE張飛(横山)、コスト1枠から一枚
と言った豪華なデッキも組める。
- 「5枚式バランスデッキ」
R関羽、(SR諸葛亮、SR龐統 or R劉備)から一枚、(UC周倉、UC法正、C王平 or C関平)から一枚、(R龐統orR関銀屏orUC姜維orC夏侯月姫orC趙累orC張松orUC麋竺orC諸葛瞻orSR麋夫人)から二枚
コスト1.5枠武将を2枚投入した蜀5枚デッキ。
当たり前なことだが、車輪デッキは槍が多く必要なデッキのため、自然と弓に弱くなる。また、コスト1が2体いるため全体武力は低い。そのためコスト1.5枠の計略も勝利の鍵になる。
だが、組み合わせによっては計略を色々とそろえることができるため車輪が有効でない場合にも対処がしやすい。
- 「5枚式バランスデッキ2」
R関興、
(SR劉備、SR魏延、R諸葛亮、R姜維、R夏侯覇、R馬超、R趙雲、UC黄忠)から二枚、
(R龐統、R関銀屏、UC姜維、C夏侯月姫、C趙累、C張松、UC麋竺、C諸葛瞻、SR麋夫人)から二枚
関興を車輪号令に据え、コスト2枠武将を投入した蜀5枚デッキ。
上のデッキのように手数と車輪号令以外の勝ちパターンを優先。
SR劉備やR諸葛亮を入れるなら……大徳(八卦陣)からの車輪号令は凶悪の一言。もしくはデッキによる使い分けが可能。
R姜維を入れて、車輪号令からの挑発も強力。
槍単では厳しいので、騎兵を1枚は投入してみよう。
- 「忠義車輪デッキ」
R関羽、R姜維、R趙雲、C趙累
募兵持ちが三人で、対応力が高いデッキ。
募兵を使って序盤を有利にすすめ、忠義→車輪に繋ぐ。
あらかじめ忠義を使っておくと、たとえ最後の業炎をくらっても誰も撤退しないのが強み。
基本的に勝利する=落城になりやすいためやってる側は気持ちがいい。
- 「募兵車輪デッキ」
R関羽 R姜維 C関平 R劉備
全武将が募兵持ち。
車輪関羽を壁にして募兵を生かすデッキ。とどめは車輪号令か桃園。総武力25。
3,2,2,1コストと組む場合に比べ武力がやや低くなるのが欠点。
気になる人は1.5コスト2体をR趙雲とR関銀屏に変えてみよう。
- 「忠誠車輪デッキ」
R関羽 R姜維 SR劉備 UC穆皇后
募兵持ちに忠誠の舞いを組み合わせたデッキ。総武力23。
忠誠と募兵のコンボは止まってるだけで兵力が2倍になる。さらに穆皇后を守る柵付き。
- 「槍単車輪デッキ」
R関羽、R関銀屏、UC姜維、C夏侯月姫、C孟達、C趙累
槍単デッキとの折衷。
優秀なコスト1武将をふんだんに投入。計略が一通りそろっているのが強み。
ただし、すべてコスト1武将なので、序盤をどうしのぐかが鍵。
火力に不安があるなら、上にある五枚デッキ(1・2)を検討してみよう。
C孟達をR龐統にしてより計略による勝ちパターンを増やすのもあり。
槍単なので、足が遅いのが欠点。そのため、C陳珪&陳登(排出停止)か二色になってしまうがR陳琳を入れると(騎馬単に対して特に)弱点が少なくなる。
- 「蜀袁車輪デッキ」
R関羽、UC劉備、SR袁紹、C夏侯月姫、C張松
無理矢理袁紹軍を投入したデッキ。
とはいえ、兄者の転進は、槍の弱点を十分に補っている。
袁紹は場合によっては、UC張郃でもいいかと思われる。
総武力22。馬一人士気1.5からスタートといったデッキ。
- 「蜀袁車輪デッキ2」
R関羽、UC劉備、UC張郃、R陳琳、C高覧
無理矢理袁紹軍を投入したデッキその2。
槍単にして挑発を投入。総武力25。
- 「賊軍討伐白馬車輪デッキ」
R関羽 R姜維 UC皇甫嵩 UC公孫瓚
弓耐性と機動力を上げる為、白馬陣を採用した。総武力26。
士気がMAX(9)なら、白馬陣から4cで車輪号令が出せる。
白馬陣で一気に間合いを詰め、車輪で相手を切り刻もう。
手裏剣デッキ †
- UC蔡文姫 R関羽 R姜維 UC張飛
GAME JAPANの攻略本のイラストコラムで陸原一樹氏が紹介(?)しているデッキ。
要は飛天の舞い中に車輪の大号令を使うと、槍兵が手裏剣の如く回転しつつ高速移動する、というもの。
「弓が増えた時こそ」とあるものの、実際弓中心のデッキを相手にした際は挑発で何とかするプレイングを取らざるを得ないと思うのは素人考えだろうか…
まぁ踊ってしまえば蜀単よりも足が速くなるのは確かなので(三枚で戦うことになるが)十分対抗できそうだ。
見た目にはなかなか面白いデッキではある。もしかしたらわりと勝てるかもしれない。
UC張飛をR趙雲(質実剛健)もしくはSR劉備(大徳)にすると、全槍兵が募兵持ちになりさらに戦いやすくなる。
ここまでやってしまうと、いっそ単色かつ純正デッキにした方がよいような気もしてくるが…(笑)
2色であることを生かして、この枠にR張コウかUC典韋をいれると、号令同士のぶつかり合いの時に更なる補強が出来る(前者は全体に、後者は単体に)。
R関羽をR関興にして五枚デッキにすることもできる。飛天で素早くなっているので、効果時間が短くても気にならないし、車輪(手裏剣?)対象が増やせる。
また、優秀な2コストが中心になるのでバリエーションが豊富になるだけでなく安定感も増す。
もしかしたらこちらの方が勝てる可能性が高いかも。
なお、槍相手に使うと高速回転しながら槍に刺さってしまうので注意。
vs車輪デッキ †
関羽のコストが重く、また号令の性質上槍兵主体にせざるを得なくなるため
戦闘力こそ高いものの、どうしても枚数や機動力に限界が出てくる(もちろん飛天車輪デッキなら機動力が補われているので注意)。
なので低武力は積極的に端攻めを狙いに行き、戦力の分断や挑発の浪費を誘いたい。
香車戦法などあれば理想的。
低武力はどうせ戦闘に参加させても一瞬でワイパーに削ぎ落とされるのがオチである。
車輪号令は武力上昇値がそれほどでもないため、英傑号令クラスの全体強化であれば充分に殴り合える。
英傑号令などが無い(もしくは士気が足りない)場合は、車輪号令をラインを上げられたところで打たれないようにするだけでもそれなりに効果がある。
槍兵の機動力は低く、10cでは城前まで届かない(飛天車輪デッキならば届くので注意)。
ラインを上げて打たれてしまうとチェーンソーの如くバリバリやられてしまう。
対応は難しいが、槍兵なら槍撃、弓兵なら遠距離攻撃、象兵なら弾き飛ばしをうまく使って撃退しよう。
騎兵は突撃が封じられているので、超絶強化や弱体化計略を使って乱戦で潰すしかない。
なお、飛天車輪相手ならば迎撃も可能。
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