デッキver2.x
攻守自在デッキ †
R/LE司馬懿の計略「攻守自在」で攻め上がるデッキ。
一つの計略で「強化」、「妨害」を選択できること(詳しくは後述)が特徴。
「強化」が『武力+速度UP』という性質上、槍兵と騎兵との混合部隊が基本となる。
槍兵で牽制しながら騎兵で連突ができれば中途半端さを補うことができ、他の英傑号令にも劣らない。
また、勢力を選ばず効果があるため最近では魏以外の武将が組まれることがある。
求心、大徳、手腕のような号令は、5枚デッキでは武力上昇値の合計は、25。
だが5枚デッキでの「攻守自在」の武力上昇値の合計は16でしかない。
なので刹那計略を絡める為、R曹仁もしくはR張郃かSR羊祜を入れるのが一般的。
「妨害」の「攻守自在」は知力もダウンさせるので弱体化等の計略と相性がいい。
また、自陣に引き込み先掛けで封じてからのカウンターなど、大徳や屍に有利が付く運用も出来る。
計略の選択肢の幅が大きく、プレイングスキルより高度な戦術眼が問われるデッキだといえる。
相手のデッキによって戦い方を変えたりすることが必要。
逆に言えば攻守自在の計略一つで先の先や後の先を取ることが出来るので、戦術眼がある人にとってはまさに攻守自在の働きが期待できるデッキであろう。
使用カード候補 †
【キーカード】
- R司馬懿 6/10 伏/魅 騎兵 攻守自在(コスト2)
- LE(山原・横山)司馬懿 同上
- 強化の攻守自在は、武力+4、移動速度1.5倍(自身含まず)、効果時間8.5c
- 妨害の攻守自在は、武力-4、知力-4
- 範囲内の敵と味方の数が同じならば、「妨害」の攻守自在が発生する。かけるタイミングを間違えないこと。
- 号令は自身を含まないが、そのおかげで二度掛けが可能に。士気12を使えば武力、移動速度共に重ねがけできる。
- 相手が知力0の状態で妨害の攻守自在を掛ければ、30cもの間効果が続く。もちろん妨害も士気12で重ねがけができる。
【コスト2.5】武力9の槍が大きい。5枚でも4枚でも可能。
- SR関羽 9/5 騎 勇:スペックが群を抜いている。4枚デッキを組む際、この計略が切り札になることも。場合によっては、殲滅してくれる
- R(LE)典韋 9/1 槍 柵:戦器を装備すれば、三国一の槍兵に。戦器持ちUC張飛はもちろんのこと、R張飛をもねじ伏せる。
壁役としてはこれ以上の武将は居ない。一見無用に思える柵も4枚デッキでは攻城を防ぐ貴重な能力。
- SR夏侯淵 9/5 騎 勇:SR関羽と同じスペック。無条件で神速(3倍速)状態になれるため、攻めにも効果を発揮する。
- SR夏侯惇 9/7 騎:旧SR張遼と同じスペック。条件付ではあるが低士気からの超絶強化は防衛時に非常に頼りになる。
【コスト2】デッキのメイン。
- SR(LE)龐徳 8/4 騎 勇:武力8騎兵で勇猛持ち。定番と言えるほど採用率高め。
- UC夏侯淵 8/4 騎:SR龐徳の代用に。勇猛が無いのが痛いが、SR龐徳と同じく戦器で突撃ダメージUP。神速戦法はサブ計略としても強力。
- R徐晃 7/5 騎 活:サブ計略として強力な神速戦法に加え、復活持ちのため困った時になんとかしてくれることも多い。ただし、武力が7しかないのでR(LE)張郃などとは一緒に組み込みにくい。
- R(LE)張郃 7/5 槍:武力7槍兵、刹那の粘りは攻守自在と相性が良い。大抵の自在デッキには組み込まれている。
- UC典韋 7/2 槍 勇:R張郃以外に高武力槍兵が欲しいなら。
- UC王双 8/1 騎 勇:戦器効果もあいまってSR龐徳とタメを張れるスペックの優良武将。一騎討ちに強いのもポイント。
ただ、所詮知力は1なので妨害・ダメ計・伏兵には注意。
- R郝昭 7/6 騎:武力7かつ無特技だが、何より計略が優秀。総武力が低くなりがちな攻守自在デッキにおいて、士気4で長時間武力12騎兵が動き回れるのは非常に便利。また、戦器の槍兵防御UPも頼もしい
【コスト1.5】
- R郭嘉 4/8 騎 伏:攻守との組み合わせに。刹那号令よりも持続性が高い。武力が厳しくなるのが難点。
- R(LE)曹仁 5/6 騎:計略は武力上昇値の底上げに。
- UC曹仁 6/4 騎:コストパフォーマンス良。武力を重視するならこの一枚。しかし、この武将の欠点は「曹仁」の名だろう。
- C曹彰 5/3 槍 勇:スペックはやや物足りないか、槍が欲しい場合に。
- UC王濬 5/2 槍 勇:魏武の大強で武力10の勇猛つきの槍兵になる。ただ楽進の魏武の強兵とかぶるので注意。
- UC荀攸 3/8 弓 柵:水計を入れるならこれとUC曹皇后・旧C陳宮。弓兵、武力面でやや扱いは難しい。
しかし妨害攻守後の大水計はほぼ全ての武将を戦場から流し去る。
- R杜預 5/5 騎 醒:序盤は5/5だが終盤には7/7と2コスト並みの騎馬になる。計略もここぞという時に役に立つ。
- SR羊祜 4/7 騎 醒魅:Ver2.1で新たに登場した刹那計略の所持者。騎馬+粘りの相性が絶妙で、終盤には6/9と十分な戦力になり粘りの効果時間も長くなる。推奨。
- SR曹丕 5/7 弓 魅:刹那の求心は戦器ありならR曹仁より長く、武力も+5、範囲も広い。魏単なら選択肢には入るので攻守との2択もあり。
- R張春華 4/7 弓 伏魅:Ver1時代に猛威を振るった計略を引っさげて来た恐妻。移動速度低下こそ甘くなっているが、雲散消沈は相変わらず凶悪。
雲散の範囲もSR張春華より広く、士気12使用するが妨害攻守とのコンボで馬鹿連環も可能と弓兵であるデメリットを補って余りある存在。
- R司馬師 弓4/7 醒/伏:相手が低知力でも効果時間はほとんど変わらないので、妨害の攻守自在の後に撃つのではなく、味方に掛けた時の武力不足を補うサブ計略として。
武力差が開いてるとダメージが大きくなった2.1では、いざという時に役立つ。
- R司馬昭 弓4/7 醒/伏:妨害の攻守自在の後に放ち、時期を待てば本当の“確実な鎮圧”が可能になるコンボに。
機動力が高い騎馬大国・魏ならば、掛けた後に一旦引きつつ、攻め上がれるのが容易なのもポイント。
ただ弓兵であることと、先駆け有利な大型妨害計略であるため攻守自在とやや計略が被り気味なのが少々マイナスだろうか。
- R曹洪 馬6/4 :スペックは良好。アイテムが槍防御力アップということで、状況によってはカベの役割もこなせる。
士気の関係上特攻(ぶっこみ)戦法を使用する機会は少ないかもしれないが、馬主体のデッキになった際の
大きな一撃を与えられる。やたらと一騎打ちを売るが気合で”飛”ばせ!。
【コスト1】武力を取るか、計略を取るか。楽進ともう1枚何かを入れるのが基本。
- R楽進 4/3 騎:武力の底上げに。コスト1の筆頭。
- C楊阜 2/7 騎:妨害の攻守自在の代わりに「弱体化の小計」。武力が2であることにも注目。
- C賈逵 2/5 槍:魏のコスト1の槍兵。計略が強化戦法という点が否めないが、実は戦具が計略時間UPな上、知力5なので強化戦法所持の中で一番長い。文官なので一騎討ちが発生しないのも強み。
- UC程昱 1/7 槍 伏:魏のコスト1の槍兵で、伏兵と反計を持つ。武力は低いが移動速度UPした後にはプレッシャーを与えられる。
伏兵中でも攻守自在の効果を受ければ移動速度は上がるので、伏兵を維持して攻守自在からぶつけるのも一つの手。
- SR張春華 2/7 弓 伏/魅:敵に英傑号令や全体強化を打たれたときの雲散霧消の計。更に伏兵持ち。
- C陳羣 2/7 弓:苦手な車輪屍や桃園に対して威力を発揮する。だが弓兵なのはマイナス。
SR張春華が下方修正を受けたので日の目を見るか。ただ、範囲が激狭なことが…。
- C劉曄(排出停止)1/6 騎:槍兵、弓兵ではない反計持ちが欲しい時に。
- R甄皇后 2/5 弓 魅:鼓舞デッキの頁参照。妨害攻守を延々と続けられる。
- UC曹皇后1/7 騎 魅:Ver2.1から登場。1コストのダメージ計略を使うなら。騎馬なので非常に当てやすいのはメリット。
魅力を除けばC陳宮と同じスペックだが、こちらは一騎討ちが発生する。非常に喧嘩っ早いので要注意。
陳宮同様知力4に確実に撤退が取れないのであらかじめ削っておく必要がある。
妨害攻守効果中であれば知力8まで確殺できる。
【構成】 †
- 2+2+2+1+1
- 2+2+1.5+1.5+1
- 2+2.5+1.5+(2 or 1+1)
※実際のところ、頂上で見る司馬懿の入ったデッキで5枚はなかなか見かけない。
6枚以上で二度がけを狙う形か、もしくは魏4に組み込まれてることがほとんど。
- 兵種の優先度は、まずは攻守自在の速度UPを活かしたいので騎兵。R司馬懿以外に2枚以上は欲しいところ。
そして、兵種関係無く効果があるということで、槍兵も1〜2枚は欲しい。
弓兵は優先度が低い。攻守自在の速度UPを活かせない上、迎撃が発生するようになる。
- 「アタッカー枠」
- 現在は5枚デッキが主流。アタッカー枠4コスト分で、扱い方が変わってくる。
「粘り型」と呼ばれる、R張郃、SR龐徳、「号令型」と呼ばれる、R曹仁、R典韋のどちらかである。
一見、前者の方が武力が大きく見えるが、総武力は15と14と、大して変わらない。
- 「1コスト枠」
- 1コスト枠は2枚入るのが普通だが、1枚はR楽進でほぼ確定している。
もう1枚は計略要員となるのだが、槍兵という理由でUC程イクを入れるのが主流。
扱えればだが、騎兵にするのもいい。その場合はUC曹皇后が主流である。
弓兵は攻守自在と合わないのだが、雲散系持ちなら入れる価値は無くもない。
【兵法】 †
- 「再起の法」
- 「増援の法」
- 「連環の法」
- 「神速の大攻勢」
- 「魏軍の大攻勢」
デッキサンプル †
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R司馬懿 | 魏 | 2 | 馬 | 伏/魅 | 6/10 | 攻守自在:6 | 範囲内の敵の武力と知力を下げる。 範囲内の敵の数より味方の数が多かった場合、範囲内の味方の武力と移動速度を上げる。 |
SR龐徳 | 魏 | 2 | 馬 | 勇 | 8/4 | 特攻戦法:4 | 武力と城攻撃力が上がるが、効果中は強制的に前進する。 |
R張郃 | 魏 | 2 | 槍 | | 7/5 | 刹那の粘り:3 | 範囲内の味方の武力によるダメージを短時間軽減する。 |
R楽進 | 魏 | 1 | 馬 | | 4/3 | 魏武の強兵:3 | 自身の武力が長時間上がる。 |
UC程昱 | 魏 | 1 | 槍 | 伏 | 1/7 | 反計:2 | 【反計】敵の計略の発動を無効化し、ダメージを与える計略であれば、効果をはねかえす。 |
基本的な自在デッキ。UC程昱を差し替えて、馬4槍1にするのもアリ。 |
- R司馬懿、R楽進、UC荀攸、R曹仁、R張郃
- 最高武力等の低さは2つの刹那計略で補える。
攻守自在か大水計のどちらかで攻めるのが基本。それに刹那計略を絡める。
- LE司馬懿、SR龐徳、UC夏侯淵、R楽進、C楊阜
- R司馬懿、SR龐徳、R郝昭、UC曹皇后、C曹昂
- 上は戦車男氏の、下はVer2.1*における大紅蓮疾風氏の使用するデッキ。
騎馬単なので、劣化神速と言われている。
しかし、攻守自在(強化)を2度掛けすれば、武力+8の神速騎兵が4部隊暴れまわる。
- R司馬懿、R楽進、( R張郃、SR龐徳 or R曹仁、R典韋 )、R甄皇后
- R司馬懿、UC荀攸、R典韋、SR龐徳
- ぱちろ〜3氏前期型。魏4枚デッキにも分類される。後期は、UC荀攸 → UC曹仁、現在はUC曹仁→R杜預→SR羊コ。
- LE司馬懿 R楽進 SR張春華 C李典 C楊阜 R甄皇后 UC程昱
- 征魏覇王ジャッキ〜8氏の使う7枚自在デッキ。
序盤を伏兵で凌ぎ、士気が溜まったら攻守自在→兵法連環のコンボで反計マウントを取る戦法。
自在デッキにしては弓兵が3体とやや変則的な構成だが、反計、鼓舞、雲散霧消と計略に無駄が無く、騎兵と違って攻城力が高い点に注目したい。
計略が多彩で対応力が非常に高いが、自在を掛けたあとは程昱以外全員迎撃の対象になってしまうので扱いには注意が必要。
- R司馬懿、UC蔡文姫、C曹昂、UC程昱、R郝昭、UC曹皇后
- 仁義なき青井氏が使用して猛威を振るっている6枚デッキ。
計略が非常に多彩であり、使い方次第では非常に強力なデッキである。
基本的には攻守の味方二度掛けを狙う。司馬懿自身が対象に入らない為、6枚デッキ。
基礎武力の低さは魏武の大強で補うのがセオリー。
2色自在デッキ †
- R司馬懿、R曹仁、UC張飛、C趙累、UC馬岱
- YO3氏が頂上で使用した魏蜀自在デッキ。槍兵に重点を置いた形である。
自在の速度UPを騎兵で活かすため、乱戦用の槍兵が重要。2色自在デッキでは最も実用的かと思われる。
二度掛けという選択肢を捨てているが、そこは魏と蜀の優秀な計略が揃っているので関係無いか。
- R司馬懿、R楽進、UC程昱、R姜維、R馬超
- 愚凌慰縄暗氏が九州Aエリア大会で使用した魏蜀2色デッキ。
- R司馬懿、R楽進、C陳羣、UC韓当、R周泰、UC孫桓
- R司馬懿、R楽進、R曹仁、UC張飛、UC周倉
- 魏蜀。攻守自在で武力&移動速度の上がった状態でさらに張飛の大車輪で敵を
殲滅。乱戦状態なら、刹那&大車輪。知力に若干の不安がある。
- R司馬懿、R楽進、R曹仁、R趙雲(疾風)、UC姜維
- 魏蜀。伏兵が居る場合はR曹仁かR趙雲(疾風)で踏ませるのがいい。
R趙雲(疾風)をR馬超(剛槍)に変えてもいい。
腕に自信がない人には復活・勇猛持ちのR趙雲(疾風)がオススメ。
vs攻守自在デッキ †
- 基本対策
向こうには攻守自在(妨害)があるので、
こちらの武将を一箇所に固めない方が上策。
攻守自在の範囲が拡大したので、妨害を食らう前に強化してしまった方が良いが
こちらのメインが槍兵の場合、足が遅いせいで敵陣に踏み込んでから計略を使わないと先に効果が切れたり逃げられたりしてしまう。
かといって遅すぎると先に妨害を食らって知力を下げられてしまう。
またこちらが先に掛けても雲散霧消・雲散消沈が控えている場合は辛いだろう。
雲散霧消・雲散消沈も自在も士気6の大技なので、総武力の低さを突いて小出しの計略と白兵戦で削っていき、
相手が攻守自在で強化してきた時にカウンターで返すことを狙ってみよう。
また、相手も士気を使わざるを得ない状況を作り、なるべく士気を12溜められないようにしたい。
士気12から攻められると、強化の攻守自在の後に妨害の攻守自在や雲散霧消・雲散消沈が打てたり、妨害を2度掛けされたりしてしまう。
特に妨害2度掛けは浄化か兵法再起が無い限り試合終了の合図。それだけはなんとしてでも防ぎたい。
攻守自在デッキは、素の最高武力が7〜8になりがち。
こちらが高武力で固めているなら、相手の士気が溜まる前に武力押しもアリ。
ただし伏兵には注意。
知力10の司馬懿はもちろん、司馬懿を掘り当てた後にも他の伏兵がいる場合はそちらにも気を配らなければならない。
強化の攻守自在で移動速度上昇した伏兵は意外に速い。低知力にぶつけられると相当な被害を出すことになる。
- 細かな対策
- 高武力兵(SR龐徳、R張郃、UC典韋あたり)にピンポイントでダメ計。
- もしくは全体強化をしに固まった所をダメ計や妨害計略で狙う。
攻守自在デッキは4〜5枚がメインなので、一人二人落とせればかなり有利になる。
しかし、このデッキを使う側もこのことは頭に入れているはずなので、攻守自在を敵陣近くで使ってくるか妨害の方で知力を下げてくるはず。
また、速度の上がった反計要員にも注意。
まっしぐらにダメ計要員に突っ込むUC程昱は、真っ先に落とさなければならない。
乱戦時の車輪などは最初から選択肢から外そう。
- 総括
結局のところ、攻守自在という名が示すように、基礎武力以外に目立った弱点も無いデッキなので、各個撃破で固めない、固まらせない戦術が有効。
このデッキに対して絶対有利なデッキは無いが、絶対不利なデッキも存在しないので、自分の得意戦術で押し切れることも多い。
また、攻守は「攻め」の計略なので、こちらからガンガン攻めれば結構押し切れることもある。
ただし、弱体化2度掛けは怖いので一箇所に固まらないのは基本。
あまり目立たないが強化2度掛けも強力。士気を溜めさせない立ち回りが大事。
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