呉バランスデッキ

呉バランスデッキ †

通称呉バラ。
狭義には、高コスト(コスト2以上)の「騎兵、槍兵、弓兵」をバランス良く1枚ずつ入れたデッキだが、
一般にはもっと広い意味に解釈され、「騎槍弓」が全部ある呉単デッキは呉バラと呼ばれる。
Ver3になり、コスト1騎兵が加わり多くののデッキで兵種バランスを取れるようになったため、
呉単のデッキのほとんどが呉バラと呼ばれる事態になり、定義が曖昧になった。

その一方で、Ver2.xの呉バラの中心カードだったR孫堅がコスト2.5になりデッキの変更を余儀なくされ、
加えて、SR呉夫人の計略が変更、コスト1鉄板の一枚であった孫桓の知力低下などの理由から
Ver2.xxの主流が使えなくなり、Ver3.0稼動当初はデッキの運用が難しくなったと考えられた。
しかし、SR甘寧、R文鴦などの槍兵、R陸抗やUC蒋欽など低士気計略の使い手が登場。
コスト1枠にはUC諸葛瑾、UC張紘、UC張昭などの優秀な計略を持つ武将と待望の騎兵も追加された。
今までにないパーツの追加で兵種バランスと武力・計略の両立が容易になり、デッキの幅も広がったと言える。

Ver3.00現在、神速・麻痺矢といった兵種限定号令は重要なパーツが排出停止となったため、
各勢力とも求心・機略・大徳・手腕など使いやすい英傑号令を主軸にしたバランスデッキが流行。
号令持ちの取り巻きに誰を選ぶかがデッキの方向性を決める今、選択肢の増えた呉バラも十分戦える。

呉軍全体の傾向ではあるが、優秀な計略は揃う反面、頭でっかちで総武力が低くなりがち。
自爆計略や火計は強力だがそのリスクと士気の大きさ故に安易な乱発はかえって不利を招く。
Ver3から比較的低士気の援護系計略や召喚計略が特有の計略として追加された。
大技だけでなく小技もからめて粘り強く展開を組み立てる戦略が問われる。

【参考】呉バランスデッキ ver2.x　呉バランスデッキver1.1

号令 †

現在の主流は号令を中心にしている。
容量の膨大化を防ぐため、このページでは号令なしの呉バラのみを取り上げるものとする。
号令入りデッキは各リンク先へ。

• 手腕デッキ　【R孫権】
• 天啓デッキ　【SR天啓孫堅/LE孫堅】
• 孫武デッキ　【SR陸遜】
• 麻痺矢デッキ　【SR呂蒙】
• 我が屍を越えよデッキ　【SR屍孫堅】

呉4枚デッキ †

主に4枚のコスト2で構成されたデッキを指す。通称呉4。
厳密にはバランスデッキに限定されないが、騎・槍・弓・弓の4枚で編成される場合が多いのでここに記す。
流行デッキ対策で騎槍槍弓や槍弓弓弓の編成で使われる場合も呉4と呼ばれる。
コスト2.5が入る2.5/2/2/1.5の呉4も存在するが、その場合は号令計略を冠し4枚天啓デッキなどと呼ばれる事もある。

バランスデッキ故に問われる利用者の腕を計略のタイミングで発揮する呉バラに対し、
カード捌きで発揮するのがこの呉4枚デッキである。
計略抜きの場面、特に局地的な少数同士の戦闘では一騎討ちも含め勝ちやすい。
計略なしでの武力優位を活かし、相手の計略を計略使用で相殺して優位を押し切れば勝利が見える。
反面、例え1部隊でも落ちると影響が大きく、常に生き残るプレイングが要求される。
生き残りつつ倒すための主役は弓兵であり、槍退治や端攻め対策に細かい弓サーチが必須。
また、敵総力で英傑号令を使われると超絶強化や赤壁で対応しにくく、
いかに相手の足並みを乱して総力戦を避け、局地的武力勝負に持ち込めるかが勝敗の鍵になる。

【デッキサンプル】 †

VS呉4枚デッキ †

全てのカードが主力であることのデメリットを突く。
コスト1騎兵で端攻めをして撹乱するなど1部隊でも戦線からはずせば格段に戦いやすくなる。
伏兵や妨害計略も有効。士気を使って仕留め切れなければ不利を重ねるだけなので確実に追い込む。
それが無理なら、自軍を浪費させず全軍揃っての号令で総力戦で挑めば武力で圧倒できる。
対応は自爆超絶か火計しかないので上手く焼かれないよう留意すれば一方的にやられることはない。

ダメージ計略を使う場合は孫策、周瑜、太史慈、淩統、知力が上がっている点に注意。
知力5は知力8の水計では仕留めきれず、知力4でも落雷2本に耐える。

尚、求心雲散反計型や八卦デッキ、R馬超やR荀イクら赤壁封じや、
挑発、暴勇の報いなど確実に撤退のとれる計略は呉4メタ候補にあがる。

参考：呉4枚デッキ ver2.x

デッキサンプル †

参考までに、以下にver3で呉バラで頂上に載った君主のデッキを載せておく。