空撃ち


用語集

空撃ち

計略の本来の効果を得る以外の目的で計略や法具(旧作の兵法や奥義)を使うこと。
その目的には、大きく分けて3つの捉え方がある。

1.ゲーム内での目的

例えば

  • 消費士気の低い計略をわざと反計/雲散/浄化させ、士気差を得たり、相手の士気を削ったりして優位に立つため
  • 武将の伏兵状態を解除するため
  • 計略カットインでゲーム内時間が止まっている間に玄妙なる反計などの反計範囲を操作するため
    カットイン反計と呼ばれるテクニック)
  • 主効果を捨ててでも副次効果を得るため
    例えば、1部隊も撤退していないが、宝玉に士気をつけた法具:再起の法を解放し、直後に計略を使う、漢鳴レベル上昇目的で明らかに戦果を挙げられなさそうな計略を使うなどといった行為がこれにあたる

これらは意図的な戦略であり、計略誤爆や空撃ちとは異なる。

2.ゲーム外での目的

  • 法具が未使用のまま勝敗が決したときに、相手に教えるため

三国志大戦.NETが誕生する以前は、相手の兵法が分かるのは相手がそれを使用したときのみであったため、
旧作では「兵法開示のための空撃ち」は、賛否両論あるにせよ対戦相手への配慮のひとつとして賛成派も多くいたが、
三国志大戦.NETが普及し、対戦履歴で相手の法具も確認できるようになって以降は行なう理由が無くなったと言って良い。
ただし三国志大戦.NET未加入者にとっては相手の法具を確認できる手段であることには変わりがない。

  • なんらかの意思を持つことを対戦相手に知らせる「サイン」として使うため
    • 開幕直後に法具を使い、(カード掘りやスタンプ目的の連戦、急な用事、トイレに行きたい等)戦う意志が無いこと伝えるため
    • 投了の意志を伝えるため
    • ちょっとした挨拶、あるいは相手のデッキやプレイングに対する称賛の意を示すため

しかし、この使い方は相手が意味を知らなければ伝わらないし、知っていても無駄にムービーを流してしまう法具や計略を空撃ちする行為を不快に感じる人も多い。
逆に、相手にその意図がないのに、残りカウントが少ない時の空撃ちを安易にサインとみなすことでトラブルが起こる可能性もある。
対戦相手は最後まで気を抜かずに戦おうとしている人かもしれないし、あるいは焦って誤爆をした人かもしれない。
対戦相手が気の知れた友人だったならまだしも、ネットワーク先の対戦相手がどんなつもりで計略を使っているのか正確に判るはずもない。

よって、空撃ちをサインとしては使わないようにしたほうが、お互いにとって無難である。

相手に投了を伝えたければ、「部隊を端に置いたまま放置」「槍オーラを無関係の方向に向けて放置」するとよい。

  • 計略や法具の時間、効果を知るため

新カードの追加、修正を受けたバージョンアップ直後に多く見られ、またデッキを変更した君主も行うことがある。
勝敗の大勢が決まった後にふだん使い慣れていない、あるいは未知の計略などを空撃ちすることによって、
武力の上昇値や効果時間を実際に確かめることができる(wiki等は情報の錯綜があるため)。
計略や法具の正確な効果を知っておくことは後々の対戦のために必要であるという考え方である。
とはいえ、新カードの効果を確かめるのであれば全国対戦ではなく、義勇ロードや店内対戦で行うのが無難である。

3.挑発行為(死体蹴り)

特に議論となるのがこの場合である。

「勝敗が明らか」であるのに、無駄に計略や法具を使用した空撃ち行為は、嫌がらせ、挑発と受け取られる可能性がある。
(両者の城ゲージが僅差で、攻城が通れば勝てる(or負ける)・内乱を狙える(or防ぐ)状況下や
攻城成功寸前の攻城役の兵力枯渇や自爆撤退を防ぐ目的など、勝利に繋げるための使用は空撃ちにあたらない)
そのような意図を持って空撃ちを繰り返すマナーの悪いプレイヤーが存在することも、悲しいことながら事実である。
勝利確定側の空撃ちは死体蹴り、敗北確定側の空撃ちは見苦しく、どちらにせよ非難される行為である。
やられたからといって、やり返すなどもってのほかである。


挑発目的の場合、「消費士気が軽く」「計略カットインが入る」計略を連打することが多い。
士気4(旧作の汎用挑発は士気3)と軽く、台詞も相応に挑発的な「挑発」系の計略がこの用途に使われることが多かった。
新シリーズの第3弾で計略名があまりにもストレートすぎる禰衡が登場した。
当然ながら挑発目的の空撃ちは、相手を不快にさせる重大なマナー違反である。

また、実在・存命する人物(例:声優やアイドルなどの芸能人)の名前を君主名にしてこのような行為をするのは
対戦相手ばかりでなく、その人物までをも貶める行為である。


しかし逆に、挑発の意図は全くなく前述したような明確な目的をもって空撃ちを行った場合や、
試合の最後まで気を抜かず戦おうとして(出城の煙を確認したので強化計略を先撃ちする、兵力枯渇や自爆計略によって
撤退しそうな攻城役に回復計略を撃つ等。特に兵力はカードの重なり次第で残量がわからなくなることもありうる)
結果的に空撃ちのような形での計略や法具を使用した場合であっても、
安直に挑発を目的とした空撃ちと解釈してトラブルへと発展させてしまう早とちりなプレイヤーもまま見られる。
繰り返しになるが、ネットワーク先の対戦相手がどんなつもりで計略を使っているのか正確に判るはずもない。
挑発するのは言語道断であるにしろ、空撃ちすべてを安易に挑発と受け取り騒ぎ立てるのもまた褒められたものではない。
相手が居てこそのゲームであり、相手は見ず知らずの他所様である事を認識し、
相手に不快感を与える可能性のある行為は慎み、お互いが気持ちよく対戦ができるように心掛けよう。

現在は、階級に関わらず、全国対戦を主としたライブ配信が盛んに行われている
(ライブ配信の特性上、対戦相手の名前と場所は伏せようがない)ので、挑発目的の空撃ちは慎もう。

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