開幕乙デッキ ver3.x


開幕乙デッキ




開幕の攻防を主体とし、序盤にリードを取る事に特化したデッキの総称。
キーカードが存在せず、戦術そのものがデッキ名になっているのが特徴である。

開幕に高武力弓の援護や回復計略を活かして攻城をとり、序盤のリードをもって戦うのが基本的なパターン。
このデッキが開発された当初は対策が確立されておらず、開幕から為す術もなく落城負けを喫するプレイヤーが多かった。
そのため開幕乙(開幕でいきなりゲーム終了で「乙」=お疲れさん)という呼称が用いられるようになる。
他にも開幕攻城、開幕終了、開幕ゴリ押し、弓ワラワラなど、その呼称は様々である。

三国志大戦の仕様変更と共にデッキの構成を変化させてきた為、様々な亜種、派生が存在するが、
大きく分けると武力で勝負する形と計略・陣略・伏兵などそれ以外の攻防で挑む形である。
前者は基本的に武力高めの5〜6枚のデッキで、攻城力と制圧力を重視する関係上、槍・弓寄りの構成である。
後者はキー計略持ち+魅力・伏兵持ち複数の多枚数型という形態が多い。
どちらの場合でも攻城ダメージと乱戦での粘りを期待するため、武力の高い歩兵や攻城兵などもしばしば採用されている。

最初期版は攻城力を高くするために高武力弓援護+ワラワラ気味の6枚編成が基本形であったが、
武力依存が強くなったVerでは数より質で押す5枚編成タイプも登場。バリエーションは多岐にわたる。
現在は武力インフレ武将の登場もあり、単体武力と総武力を高めることができる5枚編成が主流。
武力押しによって開幕を制するタイプのほか、魅力持ちをかき集めた開幕計略タイプもある。

Ver3では奥義ゲージの登場により、これまでのような開幕に兵法を使用し展開を有利にするといった戦略が取れなくなるかと思われた。
しかしゲージが最大まで溜まらずとも陣略は実用レベルであることが判明、属性を固めて開幕精兵陣という戦い方が生まれた。
ゲージがMaxまで溜まっていない序盤は相手の奥義の効果も薄いのもポイント。
また極滅業炎を開幕に使い、伏兵を焼き出して進路を確保するという荒業も登場。
これにより開幕から存分に脳筋を暴れさせられるようになった。

なお相性のいいデッキは、低武力・計略(特に号令など全体強化)偏重・多枚数型のデッキ。
計略が使用できる士気が無い開幕から積極的に攻勢を仕掛けることで、一気に開幕落城を狙うことができる。
また落城できなくても、武力の高さを生かして開幕の攻勢を引き伸ばせば、敵を分断して号令の効果を低減させることも出来る。
逆に相性がよくないのは高武力高戦闘力のデッキや、ダメージ計略主体デッキなど。
素武力での勝負を一気にひっくり返せる殲滅力を持つ相手だと、逆にこちらが分断されてしまうことも多い。

ちなみに開幕乙デッキの最も重要なスキルは開幕落城出来なかったときの中盤以降の立ち回りである。
開幕で相手の城ゲージを9割削ろうが、終盤の号令を防ぎきれずに自城が落ちてしまっては意味が無い。
開幕落城することに越したことは無いが、実際問題として開幕のリードをいかに守りきるかが、勝敗に大きく関わってくる。
Ver3.59では、城壁・低コスト武将の攻城ダメージ低下や士気上昇速度の変更などにより、
開幕で落城まで持っていくのが以前より難しくなっている。
その為、デッキ構成においても中盤以降を意識した戦略が求められる。

参考)これまでの変遷 Ver1Ver2

定番カード

【戦闘要員】

開幕乙デッキの主戦力、というより存在意義のほぼすべて。8コストすべてをこれに裂く場合も少なくない。
武力重視で選びたい。その際の目安は「コスト*4」。全員がこの条件を満たすデッキならば、総武力が32以上になる計算になる。
知力や特技、計略はオマケ程度に考えればよいが、そのオマケが勝敗につながることも多々あるので好みに合わせて。

【コスト3】

基本的にこの枠は総武力の関係で使わない。

【コスト2.5】

この枠もコストが重いのであまり使われないが武力10武将は魅力。

  • R許褚 魏 弓 天10/2 募
    最大士気が低くなるこのデッキでは士気3武力+10の計略は貴重。
    募兵があるため、ある程度まで壁として働いてからマウントに移行する使い方が凶力。
  • R甘寧 呉 弓 人10/2 勇/募
    人属性の弓で武力10の募兵持ちと、至れり尽くせりな性能。許褚に比べ勇猛がある点も優れている。
    計略は重いうえに武力上昇がないが、使いこなせれば相手の反撃を食い止めるのに非常に役に立つ。
  • R張飛 蜀 槍 人10/2 勇
  • R華雄 群 槍 人10/2 勇
    武力10槍で勇猛、しかも人属性。
    低士気で開幕に使える計略を所持しているのも魅力。
  • R高順 群 騎 天 9/5 勇
    士気3で使える陥陣営で攻城役はもちろん、柵破壊にも使える。

【コスト2】

開幕乙デッキの花形。総武力と最高武力の問題で、ここから複数武将を選択するのがベター。

  • R龐徳 魏 騎 地9/1
  • UC甘寧 呉 弓 人9/1
  • UC張飛 蜀 槍 天9/1 勇
    コスト2・三馬鹿トリオ。武力9の突撃、槍撃、弓援護は非常に強力。
    計略は飾りだが、特攻や孫呉は挑発対策にもなるため使い道もなくはない。特技勇猛の便利さもいわずもがな。
    ただしVer3.5で内部武力の調整がなされたようで、今は純粋な武力9ではなく武力8+程度の感覚なので注意。
  • UC徐晃 魏 騎 天8/5
  • R太史慈 呉 弓 地8/5 勇
  • R魏延 蜀 槍 天8/5 募
    コスト2・8/5トリオ。安定性を求めるならこちらで。
    武力は8だが三馬鹿トリオと違ってこっちはかろうじて伏兵を踏むことができるので、万が一の時の事故死が無くなる。
    開幕に乙れずに局地戦になった時でも、神速戦法・大車輪戦法・約束の援兵と使い勝手の良い計略が揃っているのも魅力。
    もちろん両方入れるというのもアリだが、蜀コンビ以外は属性が微妙にズレる点に注意。
  • R馬超 蜀 騎 人8/3 魅/勇
    人属性が欲しいのなら。コスト比武力を落とさずに貴重な勇猛と魅力も補える優良カード。
    計略は士気5と少々重いが、開幕乙最大の弱点である妨害・ダメージ計略を8c無効化できるため使いやすい。
  • UC淩統 呉 槍 人8/4 勇
    人属性が欲しいのなら。UC甘寧とあわせれば、呉のみで4コストを人属性で統一できる。
    呉群2色で高武力槍が欲しい場合ほぼ一択と言ってよいが、計略の溜め時間が少々ネック。
  • R淩統 呉 弓 人8/4 募
    Ver3.59で追加された旋略持ち募兵弓。
    双弓は攻守両面で使いやすく、麻痺矢は突撃阻止や足並み崩しに使える。
  • R夏侯淵 魏 弓 地8/3 勇/募
    排出停止を除いてはコスト2唯一の武力8募兵持ち弓。勇猛も心強く、計略も開幕から使える。
  • UC沈瑩 呉 攻城 人8/4
    Ver3.5でついに復活、コスト2の攻城兵。
    攻城力がコスト依存になったため、無計略状態ではR董卓と共に大戦史上最強の攻城力を誇る。
    素武力も高く、属性も回復奮陣とピッタリ。
    乙れなかった場合も、孫呉の武+城内乱戦で終盤の守りも鉄壁。
  • R董卓 群 攻城 地7/6 勇/乱
    Ver3.59で追加された2人目のコスト2攻城兵。
    UC沈瑩より武力が1低いが知力6。さらに勇猛と暴乱を持ち、沈瑩より戦術の幅が広い。
    守勢時には号令をも蹴散らしうる計略も魅力だが、暴虐と名前がかぶっているのが難点。

【コスト1.5】

コスト2.5入りの5枚型かコスト2入りの6枚型での採用が多いか。

  • UC関平 蜀 槍 人6/6 募
  • UC蒋欽 呉 弓 地6/5
  • UC張任 漢 弓 人6/5
    伏兵掘りもこなせるコスト1.5ハイスペックな弓兵、槍兵。
    計略も、低士気で使えて開幕から中盤・終盤まで役立つ使い勝手がよいものが揃っている。
    特にUC蒋欽は開幕乙にピッタリな計略を持つため、人気が高い。
  • UC厳顔 蜀 騎 人6/3 勇
    知力は低いが武力に優れ、そしてなにより低士気で高い効果を得る奮激戦法が強力。
  • C孟優 蜀 象 人6/3
    以前ほど攻城役には向かなくなってしまったが、象兵ならではのはじきの攻城援護力&自城防衛力は健在。
    何より、回復しながら粘れるのは大きい。
  • C陳武 呉 槍 地6/2 勇
    勇猛と地属性を持つ高武力槍。漢の意地は乙り損ねて守勢に回らなければならないときに輝く。
  • UC黄蓋 呉 槍 人6/3
    人属性高武力槍。
    決死の攻城は士気が重めなものの、使い所さえ間違わなければ相手に問答無用で引導を渡せる。
  • R孫堅 漢 騎 地6/4 勇
    ハイスペック武将にして、計略も神速系統で非常に使いやすい。
    同勢力の精兵陣と属性が同じというのも評価できる。
  • UC淳于瓊 漢 槍 地6/3 勇
    武力に優れた漢の槍兵。計略は攻城役として優秀。
  • C李傕&郭汜 群 弓 人6/3 柵
    人属性の武闘派弓。精兵マウント・自陣精兵防衛で地味に活躍。
    計略も状況次第では十分に使える強化計略。
  • R呂姫 群 槍 人5/4 魅/勇
  • EX1呂姫 群 弓 人5/4 魅/勇
    武力は(開幕乙要員としては)低いが、魅力・勇猛・人属性・回復計略と開幕系に欲しい要素を多く持っている。
  • UC韓遂 群 騎 地5/7
    開幕乙要員としては武力低めだが15cもの卑屈な急襲は強力。
    魅力ワラデッキでいきなり武力18とかにされると相手は涙目。
    計略や伏兵にも耐性があるのも強み。
    ただ、開幕を凌がれるとやる事が無くなるデッキ編成になりがちである。

【コスト1】

基本的に武力4以上の武将を入れる。伏兵掘りや高コスト武将を生かす為の壁役など雑用が多い。

  • UC楽進 魏 騎 天4/3
    コスト1唯一の武力4騎兵。連突で攻城のサポートに。
  • UC周倉 蜀 槍 人4/2 勇
  • R関銀屏 蜀 槍 人3/4 魅/勇
  • UC姜維(排出停止) 蜀 槍 4/4
    攻城力の高さから彼らが攻城役になる事が多い。槍撃での援護に回ることもあるが、そこは臨機応変に。
    UC周倉とR関銀屏は共に勇猛持ちで人属性。枚数多目の開幕陣略狙いの場合には揃えて入れておきたい。
    UC姜維は排出停止で属性がつかないものの知力4なのがポイント。
  • C張梁 群 歩 人5/1
    元祖武力オーバースペックはバージョンが変わっても元気にバナナを食べてます。
    またVer3になってから歩兵が騎兵に次ぐ早さになったので対槍への壁としても有能。
    単騎での端攻めもコスト1ではなかなか止められない。
  • C雷薄 群 攻城 地4/2
    文字通り開幕に乙れるだけの攻城力は一考の余地あり。
    肉壁としても優秀で、コスト1最高の硬さ。後方からの援護がより一層機能する。
    また知力2の落雷を3本落とせば知力1なら確殺、知力2でも兵力8割減らせる。
    武力が高い武将を落とせば英傑号令を打たれても総武力差が出ないなんて事も。
  • C陳蘭 群 攻城 人3/4
    人単で攻城兵を入れたければこちら。
    士気2で撃てる香車戦法は序盤に撃って一発狙うも良し、中盤以降に撃って敵の足並みを崩すも良しの頼りになるコスト1。

【計略要員】

武力は高いが相手の計略への対応策が乏しい開幕乙デッキ。
それらに一つだけでも対応策が欲しい場合これらの武将を入れる事がある。
武力の事を考え、基本的にコスト1の武将を入れる。

  • R羊祜 魏 騎 地5/6 魅
    刹那の号令は短いものの士気が軽く武力+4と優秀でデッキコンセプトに合う。
    スペックも悪く無い上、魅力持ちなのも○。
  • C李典 魏 弓 地3/6
    朱治と同じく武力3の弓。計略は開幕乙れなかった時、もしくは乙っている最中の補助に。
  • C張松 蜀 騎 人1/7
    蜀への誘導はあらゆる場面で攻守に活躍できる。
    武力が大幅に低くなるが、その分だけ序盤から終盤まで活躍できる逸材。人属性なのがさらに評価を高める。
  • R龐統 蜀 槍 人1/9 伏
    これまた定番の妨害役。泥仕合に持ち込んだところをさらにドロドロにしてやろう。
    ただし低武力かつ伏兵のため開幕攻勢には加わりづらい。連環デッキも参照。
  • R陸抗 呉 弓 人4/8
    低士気で長時間持つ小戦の指揮がかなり優秀で、しかも人属性。
    奥義の精兵陣とあわせて使えば、開幕から英傑号令クラスの武力上昇を得られる。
  • C朱治 呉 弓 人3/4
    コスト1武力3と開幕乙の足をあまり引っ張ることなく、弓を射ながら集団回復できる。
    精兵陣属性である人属性なのも○。
  • C太史享 呉 騎 人2/5
    再起の擁護者で乙りそこねたときの守りを堅くできる。
    人属性で精兵陣と相性がいいのと伏兵を踏める知力なのは大きなプラス。
  • C呉懿 蜀 騎 人3/3
  • C伊籍 蜀 弓 天2/7
  • UC麋竺(排出停止) 蜀 騎 2/7
  • UC孔融 漢 騎 天2/8
    攻城役の高武力武将にもうひとふんばりして欲しいときの回復役。
    それぞれ回復量、武力、属性、兵種などが違うので好みに合わせて。
    また回復させるときはちゃんと回復させたい武将に援護がいくように細心の注意を払うこと。
  • R徐庶 蜀 騎 天 4/9 伏
  • C朱桓 呉 騎 人 4/8
    高威力のダメージ計略は中盤以降に頼りになる。
    コスト1.5としては武力不足だが2/1.5/1.5/1.5/1.5型や全体強化を絡めたデッキなら編成次第である程度補う事も可能。
    R徐庶の落雷3本で知力4まで確殺できるので中盤以降は敵の主力を排除しよう。
  • SR/LE董卓 群 騎 人 8/8 勇/魅
    魅力多めで組んでの開幕暴虐デッキ。軽めの士気で使えるのが利点。
    魅力、人属性、伏兵に強い知力8、一騎討ちに強い勇猛持ちという高スペック。
    自城を削る号令は守りには向かない為、開幕で押し切れなかった時の為にサブ計略も用意したい。
  • UC鄧芝 蜀 槍 人 5/6 魅
    連合攻勢での長槍遠弓は後半の守りに役立ち、また後半での攻めも可能になる。
    特に陸坑との相性がいい。
    魅力+人属性、一騎討ちで死なない文官、伏兵も踏める、とスペックも高い。
  • UC/EX厳氏 群 弓 人1/7 柵/魅
    スペックは非常に厳しいが、文字通り開幕に乙れる可能性のある計略は魅力的。
    UC厳氏は精兵陣と同じ人属性&魅力持ちな上、開幕で大量に削った後の破滅の舞いで逃げ切りを狙える。

【軍師】

3色以上のデッキになった場合のメリットは相手に軍師を読まれにくい事。
基本は属性を固めての開幕奥義だが、奥義なしでリードを取れそうな場合は守備的な使い方もできるようにしておきたい。

  • GSR周瑜
    メイン軍師+SR周瑜という形で選ばれやすい。
    極滅業炎を試合開始と同時に使って、開幕乙デッキの天敵である伏兵武将を暴くのが基本。
    伏兵がおらずとも、相手の兵力を削る、突撃させない等の効果でも使える。
    地属性が4コスト分もあれば5Cほど持続し、開幕の5Cは開幕乙デッキにとって非常に大きい(無傷で城壁に辿り着ける)。
    この開幕業炎は簡単なようで配置とタイミングの判断が難しく、なにより開幕奥義にはかなりの勇気が必要で、不慣れだと最悪使い損なう可能性がある。
    伏兵が少ない(いない)場合は、裏の増援か他の軍師を使えばよいので、とりあえず入れておくという採用が多いか。
  • GR馬謖
    回復奮陣は範囲が極端に狭いが、敵の士気が少なく、かつ確実に攻め入ることができる開幕ならばデメリットを軽減できる。
    一度退いてからもう一度攻めなおすのが難しいことが多い開幕乙にとっては、効果終了後もしばらく戦線を維持できるのはかなり嬉しい。
    ただし武力が上がるわけではないので、漫然と使うだけでは有利は取れないことには注意が必要。
    Ver3.12での陣略全般の仕様変更により、相対的に強化されたため、精兵陣よりもこちらを採用するケースが増えている。
  • GR禰衡
    指鹿為馬は敵の知力を落とせる陣略で、効果時間がかなり長い。ダメージ計略の威力を増すほか、ある程度は伏兵対策になる。
    兵軍増援もこのデッキには有用。

基本的な戦術

【配置】
開幕からの中央突破はやりづらいので、基本的に片サイドから攻めるのが有効。
まず必要なことは相手のデッキをよく見ることで、相手が例えばケニアデッキのように手数が少ないのであれば、
逆サイドからコスト1を走らせることで開幕を大いに有利にすることができる。
特に開幕配置の失敗は負け確定になることも多いので注意しなくてはならない。

開幕配置の例:UC張飛・UC甘寧・R龐徳・UC周倉・C張梁(ゴリ)の場合
┏━━城門



┣━━━
┃ゴ甘
┃飛周
┃龐
┗━━

UC甘寧が最前線に出ているが、これは弓の初撃を効率よく加えるためと、敵弓の初撃を前衛ではなくUC甘寧に当てるためである。
前衛が攻城ゾーンに辿りつくまでは兵力を温存しておきたい。
伏兵の脅威が考えられるが、開幕デッキ相手に最前衛伏兵の配置はリスクが大きいのであまりない。
前進すると以下のようになる。

┏━━城門
┃ゴ
┃飛周
┃龐
┣━甘━



┗━━

C張梁とUC周倉だけで伏兵を踏みうることがわかるだろうか。
このときUC周倉が早くやられすぎると相手伏兵を他で踏むことになるので注意しよう。
もちろん相手に伏兵がいないとか、業炎で伏兵を暴くのであれば、また違った配置を考えてもよい。
なお、龐徳のマウント突撃がうまくできない時は、攻城手を横向きにして深く押しこみ、龐徳のカードも横にして突っ込ませれば、最小限の動きで突撃できる。
ちなみに相手が槍メインのときは少し後ろに下がって配置すると最前列に配置しているであろう槍兵を一方的に弓で嬲れる。

デッキサンプル

武力型

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
36式開幕乙
R龐徳2-9/1特攻戦法:4自身の武力と城攻撃力が上がるが、効果中は強制的に前進する。
UC甘寧2-9/1孫呉の武:3【ため計略】自身の武力が上がる。
UC張飛29/1強化戦法:4自身の武力が上がる。
UC周倉14/2強化戦法:4自身の武力が上がる。
C張梁群雄1-5/1黄巾の群れ:3自身の兵力が回復する。
SR周瑜軍師兵力増援味方の兵力を回復する。
極滅業炎敵味方関係なく、範囲内の部隊にダメージを与え移動速度を下げる。
総武力36総知力6天2地2人4騎1槍2弓1歩1勇2
魏呉蜀群四色
総武力36(大戦3における最高値)で組まれる最も尖った開幕乙。
脳筋しかいないため本来なら伏兵で詰みかねないが、業炎による伏兵暴きでその弱点を補った。

しかし極滅業炎による伏兵暴きの種も割れ、絵に描いたような開幕攻勢は難しくなった。
また基本的に計略戦を捨てているため、開幕を少ない城ダメージで凌がれると厳しい戦いを強いられる。
そのため中盤以降を睨んでコスト2を汎用性の高い計略持ちに変えたり、コスト1を計略要員に変えた派生デッキが多様に存在している。
8/5トリオや、UC夏侯惇、C張松など各国を代表する強カード、守りに強いSR甄皇后などが差し替え候補。

【運用と対策】

単純に素武力36はコスト10以上に匹敵する。
おかげで並みの英傑号令なら城内交換やちょっとした強化で凌げてしまう。
とは言えもちろん万全の態勢で撃たれたら苦しいので、その総武力を生かし常に局地戦で相手の足並みを乱し続ける必要がある。

敵に伏兵2体以上なら業滅を選択して炙り出す。
伏兵の武力は低い為、炙り出してしまえばあまり被害を食らう事無く相手を全滅に追込み→再起の展開に持ち込み。
お互い奥義を使った上でまた素武力の戦いにもつれ込む事が出来る。
無論まだ士気は大して貯まってない状況で、奥義ゲージも貯まってない相手はすぐ復活しない。
生き返った部隊から常に張りついてるC張梁に乱戦しても武力9の馬突と弓の支援で出した瞬間消滅する。
その間C張梁は士気3貯まりしだい黄巾の群れで永久に攻城し続ける。

また敵に伏兵がいなかった場合は増援を選択し、普通に素武力+増援で開幕落城を狙う。

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
972式開幕乙
R龐徳2-9/1特攻戦法:4自身の武力と城攻撃力が上がるが、効果中は強制的に前進する。
UC張飛29/1強化戦法:4自身の武力が上がる。
R太史慈28/5約束の援兵:4【召喚】援護兵を召喚する。
C張梁群雄1-5/1黄巾の群れ:3自身の兵力が回復する。
C雷薄群雄1攻城-4/2落雷:6範囲内の敵に雷によるダメージをあたえる。
ダメージは互いの知力で上下する。
SR周瑜軍師兵力増援味方の兵力を回復する。
極滅業炎敵味方関係なく、範囲内の部隊にダメージを与え移動速度を下げる。
総武力35総知力10天2地5人1騎1槍1弓1攻城1歩1勇2
36式の流れを汲んだ開幕乙デッキ 
36式のUC甘寧→R太史慈、UC周倉→C雷薄に変更したデッキ。
このデッキの特徴は2者を変えたことにより計略のバリエーションと攻城力を高めた点にある。
更にR龐徳→SR魏延に変更すると、開幕の攻城力はやや落ちるが、唯我独尊による後半守りの堅さが同系統の開幕デッキに比べ非常に高くなる。
開幕からの流れは36式と同じ。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
武力10×2型
R呂布群雄2.510/2飛将降臨:5戦場にいる味方は全て撤退して、その撤退した部隊の武力が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がるとさらに移動速度も上がる。
R華雄群雄2.510/2悪鬼の暴剣:3自身の武力が大幅に上がる。ただし効果中は自軍の城にダメージを受ける。
C陳蘭群雄1攻城-3/4香車戦法:2移動速度が上がる。ただし効果中は強制的に前進する。
UC董白群雄12/5退路遮断:2範囲内の敵を自城に戻れなくする。
C張梁群雄1-5/1黄巾の群れ:3自身の兵力が回復する。
SR周瑜軍師兵力増援味方の兵力を回復する。
極滅業炎敵味方関係なく、範囲内の部隊にダメージを与え移動速度を下げる。
総武力30総知力14地3.5人4.5騎2槍1攻城1歩1魅1勇2
呉群2色、一応偽装単色 
素武力10*2でゴリ押し。殲滅後歩兵と攻城兵を張り付かせ落城を狙う。
脳筋しかいないため本来なら伏兵で詰みかねないのは36式と同じなので、業炎による伏兵暴きでその弱点を補う。
また伏兵が1枚なら董白で強引に踏みに行く選択肢も。
城に張り付いたら退路遮断→槍マウントor突撃マウント、最悪超絶乱戦ゲー。もしくは黄布の群れ。
攻城兵がブチ込めれば多大な被害を与えられるので遮断ですり潰すほうがいいかもしれない。
落城できなかった場合は城ダメージ差を生かして暴剣→飛将で守るか、香車を端抜けさせて分断を図る。
伏兵が怖い場合は素直に極滅業炎で端攻めで攻めあがろう。増援の属性も人属性が多く、それなりに効果を期待できる。
4枚八卦デッキでも見るように武力10×2は相当強力で総武力は36式等に劣るものの限界まで酷使して増援→遮断は相手に地獄を見せられるだろう。



武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
開幕精兵集陣
R張飛2.510/2挑発:3範囲内の敵が自身に向かってくる。
UC関平1.56/6長槍戦法:3武力が上がり無敵槍が伸びる。
UC周倉14/2強化戦法:4自身の武力が上がる
UC甘寧2-9/1孫呉の武:3【ため計略】自身の武力が上がる。
C張梁群雄1-5/1黄巾の群れ:3自身の兵力が回復する。
SR諸葛亮軍師七星祈祷味方の兵力が最大値を超えて回復する。
精兵集陣味方の武力を上げる。
総武力34総知力12人8弓1槍3歩1勇2募1
蜀呉群三色
開幕に総合武力34の部隊を捌くのは伏兵が2隊以上はいないとほぼ不可能。
関平がいるおかげで武力を落とさずとも何とか伏兵が踏めなくもない。
伏兵を排除して、募兵で回復しているうちに攻城要員が押し切っているだろう。
関平が戦える程度に回復している頃には士気も3たまっているので武力11の長槍で援護してやろう。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
開幕小戦
R陸抗1.5-4/8小戦の指揮:3範囲内の味方の武力が上がる。
UC甘寧2-9/1孫呉の武:3【ため計略】自身の武力が上がる。
UC関平1.56/6長槍戦法:3自身の武力が上がり、槍が長くなる。
UC周倉14/2強化戦法:4自身の武力が上がる。
UC楽進1-4/3強化戦法:4自身の武力が上がる。
C張梁群雄1-5/1黄巾の群れ:3自身の兵力が回復する。
SR諸葛亮軍師七星祈祷味方の兵力が最大値を超えて回復する。
精兵集陣味方の武力を上げる。
総武力32総知力21天1人7騎1槍2弓2歩1勇1募1
○○先生型開幕小戦デッキ
開幕の精兵陣に加えて、R陸抗の小戦の指揮で更にもう一押しするデッキ。
10c以上もの間、自部隊の武力が+5となる。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
開幕奮陣
R甘寧2.5勇/募10/2弓技の極み:6自身の射程距離が大幅に上がり、射程内全ての敵に射撃できるようになる。さらに射撃している相手の武力が下がる。
UC沈瑩2-8/4孫呉の武:3【ため計略】自身の武力が上がる。
UC蒋欽1.5-6/5弱体弓戦法:3自身の武力が上がり、射撃している相手の武力が下がる。
C太史享1-2/5再起の擁護者:4撤退している味方部隊1部隊を復活させ、武力を上げる。
R龐統11/9連環の計:6範囲内の敵の移動速度を下げる。
R馬謖軍師転進再起戦場の味方は一瞬で自城に戻り、さらに撤退中の味方の復活カウントを減らす。
回復奮陣味方の兵力を徐々に回復する。
総武力27総知力25人8槍1騎1弓2城1勇1伏1募1
大戦最強の基礎攻城ダメージを誇るUC沈瑩を回復奮陣で回復させつつ攻城させ、攻城阻止部隊を集中射撃で片っ端から打ち落とすというデッキ。
弓連環デッキとの折衷となっており、開幕落城までできなくとも連環の計や弓技の極みなどで充分戦えるのが特長。
集中射撃の威力はすさまじく弓兵を早期に無力化しないとあっけなく落城させられてしまうため、冷静かつ正確なプレイングが必須。





その他

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
太史慈ワラ
R太史慈28/5約束の援兵:4【召喚】援護兵を召喚する。
UC蒋欽1.5-6/5弱体弓戦法:3自身の武力が上がり、矢を当てている敵の武力が下がる。
UC孫桓1-3/4火計:7範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。
UC紀霊群雄1.56/4多勢の攻め:4自身の武力が上がる。その効果は戦場にいる味方部隊の数が多いほど大きい。
C程遠志群雄13/1強化戦法:4自身の武力が上がる。
C張梁群雄1-5/1黄巾の群れ:3自身の兵力が回復する。
SR周瑜軍師兵力増援味方の兵力を回復する。
極滅業炎敵味方関係なく、範囲内の部隊にダメージを与え移動速度を下げる。
総武力31総知力20天1地6人1騎1槍2弓2歩1活1勇1募1
昔ながらの弓開幕に近い、手数とC張梁の黄布の群れと弓援護で序盤戦を制する2色6枚デッキ。
しかし素武力10が闊歩するこのご時世、よほど手数の有利を活かさなければ、必ずしも開幕での優勢は得られない。
また中盤以降も相手の大型計略を常に立ち回りや単体強化のみで捌くスキルが必要。
コスト1.5を左慈・呂姫等に変える事により立ち回りに幅を利かせる事も可能。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
開幕暴虐
SR董卓群雄2.5魅勇8/8暴虐なる覇道:5範囲内の味方は武力と移動速度が上がる。ただし効果中は、効果を受けている部隊が多いほど自分の城にダメージを受ける。
UC黄月英(排出停止)1.5攻城-魅柵4/8忠義の援兵:5範囲内の味方の兵力を回復する。この効果は兵力の上限を超えて回復する。
R関銀屏1魅勇3/4若き血の目覚め:3蜀の味方の武力の最大値が大きいほど武力が上がる。一定以上武力があがると、さらに全方向に槍の無敵攻撃を行う。
C鮑三娘13/5大車輪戦法:4自身の武力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う。
C劉璋1攻城3/2決起戦法:3【国力】武力が上がる。さらに計略発動後に国力が上がる。この計略は、発動時の国力が高いほど、さらに武力が上がる。
SR劉曼1柵魅軍1/7希望の舞い:3【舞い】両軍の士気ゲージ最大値が上がる。ただし12より多くはならない。
総武力22総知力34天2.0地1.0人3.5騎2槍2攻城2魅6柵2勇2軍1
魅力持ちをかき集めて開幕に暴虐と奥義(七星祈祷、秘伝書同盟+防護付きの移動舞陣など)をぶっ放し、
枚数と武力と攻城力で強引に城を潰すというデッキ。
特にコストオーバー制が採用されている局地戦で猛威を振るっており、枚数が多くなるほど計略・奥義威力、攻城ダメージが跳ね上がる。
10コスト以上ともなるとプレイングのみでの対策は困難で、防柵持ちを多めに採用するなどのデッキ構成時点での対応が必要。



vs開幕乙デッキ

開幕攻防の留意点

まず、開戦までに相手が開幕乙デッキであるということを認識すること。
よく分からない混色デッキだからといって油断していたら開幕乙デッキだった、ということはよくある。
ここに挙げているデッキ以外にも様々な亜種があるため、慣れない間は判断が難しいかもしれないが、
心構えが無いと焦りなどからのミスもあり、その差は大きい。
特に、魅力ワラ型はわからん殺し狙いの性格が強いので、開幕までに(正確には配置確定までに)絶対認識する事。

開幕乙型は基本的に武力最優先で武将を選択するため、有効な計略持ちが少なくなりがちである。
そして大抵は複数勢力から武将を選択しているため、最大士気の面で大きな制限がかかっている。
つまり一度仕切り直しができれば、そこからの号令や各種計略で大逆転することが十分可能であるので、
序盤をいかに凌ぎきるかで勝負が決まると言ってよいだろう。

但し、相手にUC厳氏がいる場合は、削り残しを破滅の舞いで削りきる形での落城を狙ってくる事が多い。
この場合、仕切りなおしの段階で踊り場の柵を壊しておくなどの対策も必要になる。

開幕の攻防戦で絶対にやってはいけないのは、城を守ることにこだわるあまり、武将を無駄に撤退させてしまうこと。
城ゲージを犠牲にしてでも自分の武将や士気を温存し、中盤以降の逆襲に備える戦略眼とハンドスキルが必要である。
武将が撤退すれば、その分余計に傷が広がるということを忘れてはならない(自爆系計略で確実に敵武将を道連れに出来る場合を除く)。
開幕乙の攻め方は、低コストに攻城役をさせて高コスト高武力で援護というものが多い。
城内乱戦などを上手く使い、相手の攻城部隊だけを迅速に撃破し、開幕勝負の損害を最小限に抑えよう。

また低士気で効果の高い計略(完殺戦法や車輪の伝授、小戦の指揮等)はかなり有効だが、開幕を凌いだ後の攻勢で士気が回らない事の無いよう考えて使おう。
ちなみに、女性単デッキなどの魅力ワラデッキであれば、士気5程度の中型計略(天下無双・改など)を使い、先手を取って殲滅できるため有利とはいえる。

伏兵について

低知力高武力(いわゆる脳筋)武将が多いため、伏兵が非常に効果的。
知力1武将なら知力5の伏兵でも一発退場させられる。
開幕乙側もそれは分かっている為、いろいろ対策は講じてくるだろうが、
「対策をとらせる」ことで相手の怒涛の攻めを多少なりとも緩和することができるだろう。

ただしSR曹操などの高コスト高武力伏兵がデッキにいる場合は、早めに戦力として生かさないと押し潰されてしまう。
伏兵を捨てて城内スタートさせるという選択肢も考慮しておこう。

極滅業炎での伏兵暴きを使ってくる可能性も高い。こちら伏兵2部隊以上で相手軍師周瑜ならばほぼ確実に暴いてくるだろう。
かといって、それをよけて伏兵を配置すると、相手軍師が周瑜でなかった場合に武力で耐え切れないと、悩みが深い。
暴かれること覚悟で配置したり、暴かれぬよう分散したり、いっそ伏兵を捨てて城内スタートしたり、場合に応じて対応しよう。

その他

こちらも枚数の多いデッキであれば、数枚を相手城に走らせることで戦力の分断を図るという事も可能。
ただし、相手に攻城兵がいれば、槍兵3枚で城壁を叩いたとしても相手の攻城兵の城壁1発の方が城ダメージが大きいので注意。
枚数によっては、全軍を敵城に走らせて城の殴り合いにしてしまうのももちろんアリ。
注意したいのは、攻城兵以外を1枚や2枚走らせた程度では相手にスルーされるという事。
それでは、ここぞとばかりに全軍張り付きや二重城門を狙われて終わりだ。

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