用語集
敵陣に攻めに行かず、ひたすら自陣で守りに専念すること。守備的戦術。
主に守りに専念するデッキで使用する戦法。「ガン待ち」とほぼ同義。
ひたすら攻め続ける「ガン攻め」と対になる言葉である。
ガン待ちが格闘ゲームからの派生であるのに対し、こちらは比較的新しい言葉。
自陣の柵内や城から出て行かない様子を、自宅に引き籠もる姿に見立てて命名された用語。
基本的に蔑称であり、非難ないし中傷する意味で使われることが多い。
よって、配信中にこの発言はしない方が良い。
目的としては
といったものが挙げられる。
「ガン待ちは卑怯」「引き籠もりウザい」と揶揄されることが多いが、何でもかんでも揶揄する事はあまり好ましいことではない。
一般的な意味で使われる「引き籠もり」のイメージが悪いだけで、台バンのようにマナーから逸脱した行為とは違い、重要な戦術のひとつである。
また、「自分の攻めたいタイミングで、こちらから仕掛ける事が出来る」とも考えられる。
総武力やデッキの性質・相性の関係で引き籠もらざるを得ない状況も存在する。
序盤に城ゲージのリードを取れた場合などには無理に攻めず守り重視の立ち回りをするのは常套手段であるし、
神速デッキ、小覇王の快進撃デッキ、呂布ワラデッキ、全突デッキ、暴虐デッキなど、ワンチャンスで殲滅性を発揮するデッキ相手には、
より慎重に部隊展開と計略使用を計算して、守備的な戦術がメインとなるのが自然である。
それ以外にも、奥義と士気をすべて注ぎ込んだ1回の攻めで勝負を一気に決めるため、準備が整うまでは守り重視で立ち回る戦術も存在する。
また、片方が単色デッキで片方が2色デッキの場合などは、戦況が膠着し互いが士気を使わない状況になれば
最大士気の関係で多色デッキ側が不利となる為、士気差ができるまでの時間を稼ぐために単色側が引き籠もることもある。
以上を踏まえると、一般的に守りが有利と言われる三国志大戦において、こういった現象が起こるのは仕方ないだろう。
ただ、自分が嫌いだからといって非難するのではなく、いかに守りを崩すのかを考えるのも、このゲームの醍醐味である。
自城付近まで引いて戦線を張るという事は、逆に言えば相手に攻城までのライン上げの時間と部隊移動の先制権を与えるのと同意義と捉える事も出来る。
自陣に踏みこまれての陽動と局地戦を巧みに用いられた場合、攻城を許した揚句、自軍から攻め込むチャンスを失い、一転してピンチにもなる。
なお例外もあるが、「引き篭もり」に最も有効な対策は「こちらも引き篭ること」である。
特に、城ゲージで先制するなどして、攻めざるを得ない流れを作っておけば、
元々攻めを苦手とするデッキには、引き篭もりという戦術を封じつつ、より相手が勝ち辛い展開に持っていける。
逆にあまりに引き篭もる相手が苦手だと感じるなら、自身のデッキやプレイングを省みて
「自分自身が引き篭もりになっていないかどうか」をチェックしてみてほしい。
内乱システムが導入、大戦3の城内水計が復刻された今作では、完全に自城で引き籠もるプレイは難しくなった。