武将名 | きょうい はくやく | 蜀漢の鳳 |
姜維 −伯約− | もとは魏の天水太守であった。蜀軍が攻めてくると、諸葛孔明の策を見抜き趙雲軍を押し返すなど善戦するが、最後には捕らえられ降伏する。孔明は姜維を得たことを「鳳を得たようなもの」と喜んだという。 「丞相のご恩に、私は応えなくてはならない!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力6 知力9 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 麒麟児の粛清 | 範囲内の敵の武力と移動速度を大幅に下げる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 田口博之 |
2010年7月14日発売のムック『三国志大戦3公式全国大会 覇業への道〜鳳翼天舞〜DVD』に付属されたEXカード。
現在、本誌は絶版のため入手困難である。
ニンテンドーDSで発売された三国志大戦・天におけるDS姜維(弓兵)の募兵を剥奪し槍兵にしたスペックになっている。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用するときはUCとして扱われる。
大戦3では初のUC姜維でもある。
蜀では唯一の武力を下げる妨害計略持ち&コスト2伏兵槍のEXカードになった姜維。
計略の効果については暴勇の報いと類似しており蜀版といったところか。
範囲も暴勇と同じく自身密着からの前方小円だが、槍オーラが届く程度にやや広くなっている。
効果は武力-8、移動速度0.4倍と本家よりも低めに設定されてるようだ。
効果時間はVer3.594_D現在、知力6に6.5c、知力5に7cほど。
敵に密着しやすい槍兵という点で、暴勇の報いより敵のアタッカーを狙いやすくなっている。
蜀には敵将をピンポイントで撤退or無力化させる手段としては、落雷、連環の計、挑発などの手段があるが、
敵の武力を下げることができるのは、この麒麟児の粛清のみなので選択肢が増えたことは嬉しい。
しかし、蜀のコスト2槍兵は優秀なライバルが多いので武力6は厳しい。
防衛に限れば強力なカードなのだが、肝心の攻めで詰め手がなくなりがち。
単体では悪くないがデッキが組みづらいカードである。
ちなみに「天」の時とは台詞どころか担当声優も違う。
残っているのは復活台詞「諦めない!」くらい。
武将名 | そうさんしまい | 漢王朝の天使 |
曹三姉妹 | 曹憲、曹節、曹華の三姉妹。曹操の娘。 共に献帝に嫁ぐが、曹華だけは幼かったため国許で成長を待った。 結納品として壁玉・白絹・黒絹・赤絹五万匹が曹家に下賜された。 「私達におまかせだよっ☆」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力6 知力6 | |
特技 | 覚醒 魅力 | |
計略 | 天使の微笑 | 【国力】(国力により効果が変化する) 範囲内の味方の兵力が徐々に回復する。 さらに計略使用後に、国力を上げる。 この効果は、発動時の国力が高いほど、効果が上がる。 |
必要士気7 | ||
Illustration : sammy/たむらかずひこ/古賀誠 |
2010年8月26日発売の『三国志大戦3〜WAR BEGINS〜オフィシャルカードバインダー』に付属するEXカード。
漢のEXカードとしてはEX袁紹に続き2枚目。
パチスロ『快盗天使ツインエンジェル2』とのコラボカードで、イラストモデルもそのままヒロイン三人。
ゲーム上のグラフィックは水無月遥(ツインテールの赤い子)が代表している。
特技に覚醒があるため中盤以降は、武力7・知力7・計略必要士気7となり、パチスロの777とかけている。
決起憂国系のコスト2騎兵は層が薄いうえ、計略要員で素武力6(覚醒後7)というのはそう悪い数字では無く、
覚醒後のスペックは女性武将としてはLE趙雲(覇-LORD-)と同等。
肝心の計略は、いわば「決起の戦女の息吹」というようなもの。
蜀のUC鮑三娘同様に自身を含む前方円の味方の兵力を徐々に回復させていく。
国力にかかわらず効果時間9.5c、覚醒後10.5cで、回復効果は以下の通り。
国力0:約60%、国力1:約80%、国力2:約150%、国力3:約200%。
回復量はなかなかなのだが、問題は漢勢力において必要士気7という計略の重さだろう。
単純に回復だけなら国力に関係なく一定の効果を発揮し、士気の軽いUC孔融やC劉表で十分。
とても序盤の国力上げには使えないので、決起系デッキの終盤の選択肢として仕込むという形になるだろう。
国力2から天使の微笑→決起の大号令と繋げるのが実戦向きか。
ちなみに武将名は同一ではないが、曹節(曹皇后)がいるため魏のUC(排出停止)や漢のSR曹皇后と同時に使用することはできない。
武将名 | だいきょう | 魂の管理人 |
大喬 | 絶世の美女と謳われた女性で、孫策の妻。早くに夫を亡くし未亡人となるが、その後も孫呉を支え続け、戦に向かう兵の帰りを待ち続けた。 「お願い…一日でいいから、あたしより長生きして」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力7 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 会えてよかった | 範囲内の味方にかかっている、全ての計略による効果を消す。さらに武力によるダメージを軽減する。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 高橋留美子 |
2010年7月5日発売の『ビッグコミックスピリッツ31号』に付属したEXカード。
Ver3.59で追加されたスピリッツコラボカードの一枚であり、元ネタは「めぞん一刻」に登場する音無響子。
襟元の模様が元キャラの着けているエプロンの絵柄・文字になっている事、大喬・元キャラともに未亡人である事の他、
原作終盤で主人公・五代と結婚した事で「ごだい きょうこ」となったもじりも、ネタとしてちりばめられた一枚。
フレーバーテキストの台詞は原作終盤で五代のプロポーズを受けた時の台詞で、
計略の「会えてよかった」も響子が前夫の墓前で「(五代に)会えてよかった」と伝える所から来ている。
他のスピリッツコラボカードがR、SRである事に合わせてか、EXであるがカード枠がレア仕様となっている。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はRとして扱われる。
R大喬は大流星の儀式(Ver3.0)に続く、2枚目のカードでもある。
肝心の能力の方は、コスト1で2/7・魅力の弓兵と、サポート役としては十分に及第点。
計略もVer2.xのレアの自分が持っていた江東の大華+河賊の粘りというこれまでにないもの。
計略範囲はカード2枚分ほどの直径の自分中心円で、浄化の計よりわずかに大きいが河賊の粘りよりは小さい。
効果時間は7.5cと破格で、大概の英傑号令と同等。河賊の粘りと同様に士気差を作ることも可能。
江東の大華と比べると範囲が狭く、必要士気も1多くなっているので、天啓などの自爆計略を浄化する目的では使いづらい。
基本的には敵計略に対して使う、粘り効果のついた浄化(あるいは浄化のおまけつきの粘り)というスタンスになるだろう。
特に天啓や快進撃と一緒に無理なく粘りを入れられると考えれば十分な性能である。
気をつける点は、浄化と違っていつでもどこでも妨害をシャットアウトできるものではないということ。
味方の計略も消えるのでコンボで使いづらく、また8c経って防護効果が消えるまでは再使用ができない。
特に、こちらの号令に対して相手が妨害をかけてきたときは、妨害を消すと号令も消えてしまうので困ることになる。
もっとも武力低下の妨害は防護効果でほとんど相殺できるためよほどの低知力でない限り意識する必要はないが。
妨害がメイン計略のデッキには素武力で立ち回る事も重要か。号令を絡めた総力戦では号令より先に計略を打つようにするといいだろう。
ただし、計略効果で打ち消すことの出来ない効果との組み合わせは可能。
回復、妖毒、飛天などの舞い計略や、回復奮陣や諸刃劣陣、速軍侵攻などの奥義と組み合わせれば
状況によっては決め手ともなりうる力を発揮できるだろう。混色デッキでの採用も期待でき、今後の活躍が予想される一枚。
実は一騎討ちの対象となるので、肝心なときに討ち取られる危険性がある事に注意。
状況によっては計略を生かせなくなってしまうので、その隙を敵に衝かれないように運用しよう。
また、専用の宿星称号を持つ史上初のEXカードである。
EXカードの中では比較的入手が容易であり、かつネタに走りがちなEXにしては高い実用性も兼ね備えているため、
激戦区である呉軍のコスト1枠でありながら発売翌日に使用率ランキングTOP20にランクイン。
その後の使用率は下降気味だが、局地戦などの一時的な使用率変動を除けばEXカードのランクインは初の快挙である。
武将名 | かんう うんちょう | 関聖帝君 |
関羽 −雲長− | 劉備の義兄弟にして稀代の傑物。義侠心に厚く、文武両道という枠では収まらないその圧倒的な存在感は、敵味方を問わず畏敬の念を抱かせた。民を愛し、民衆からの人気も高かったため、没した後も神として崇められ、信仰の対象となった。 「罪深き者よ……自らの業でその身を滅ぼすがよい」 | |
コスト | 3.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力10 知力10 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 裁きの神雷 | 範囲内に4本の雷を落とし、それぞれいずれかに雷によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
必要士気9 | ||
Illustration : 獅子猿 |
三国志大戦メモリアルガイドに付属されているEXカード。
ニンテンドーDSにて発売された三国志大戦・天におけるDS関羽と属性と計略の必要士気が違うだけで、他は同じスペックとなっている。
EXでは初のSR仕様として登場したカード。
SR関羽としては忠義の大号令(Ver3.0)、鬼神降臨(Ver3.1)に続く3枚目のカードでもある。
そのスペックは武力・知力共に10と他の追随を許さない。
高い武力に加え計略・伏兵耐性が高く、勇猛で一騎討ちも安心と隙が無い。
とはいうものの、2.5コストに武力10がいる現状では特別高いスペックとも言い難いのが問題である。
計略は士気9で落雷が4本と、知力10に相応しい大型ダメージ計略。
威力については要検証だが、知力3に1本で約50%、知力6は4本で約100%と凄まじい威力。(知力10に4本で8~9割ほど減少)
しかし自身中心円という範囲の為、向きによる範囲の調整が出来ずピンで狙うのはかなり困難。
基礎威力が推定15であり、一本では知力2を倒すことができない。適当にぶっぱなしてどうにかなるような計略ではない。
士気効率に見合った計略とは言いがたく、よほどの緊急時以外は使うべきではない。
このカードを中心にデッキを構築するよりも、スペック要員として採用する方が活かし易いだろう。
八卦1部隊掛けや車輪の伝授等のサポートを受けて城門に突っ込む攻城役や、天意の目覚めや若き血に繋ぐスペック要員として。
高い攻城力を生かしたデッキ構築をしたいところである。
ちなみに、裏面テキストはDS関羽の時はUC関羽と同じ説明が使われていたが、EXカードではLORD of VERMILIONのカード裏面と同じテキストになっている。
また、DSの時と担当声優が変更されており、AC版では杉田智和氏が担当していると発表されている。(メモリアルガイドのセリフ集には全武将の声優一覧が載っている)
10/10という完璧なスペック、リバーブのかかった荘厳なボイス、台詞の端々で自身を神と称していること、宿星称号の「関聖帝君」など、
「神」としての関羽を意識した1枚となっている。
武将名 | そうそう もうとく | 乱世の奸雄 |
曹操 −孟徳− | 「三国志大戦TCG」 三国志の主人公のひとり。剣術、兵法、政治のみならず、文学や芸術まで全てに卓越した才能を持っていた。その並外れた知略で、群雄たちを次々と破り、中華最大の勢力、魏の礎を築いた。 「今こそ飛躍の時。我が志は、千里にあり!」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力10 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 五将軍の大号令 | 戦場の味方の五将軍(張遼・張郃・徐晃・于禁・楽進)の武力と兵力を上げる。撤退中の五将軍は自陣の戦場に復活し、同様の効果を得る。ただし、この計略は戦闘中に1回しか使用できない。 |
必要士気12 | ||
Illustration : 獅子猿 |
電撃アーケードゲームVol.32、月刊アルカディア10月号(No.149)に付属されたEXカードで、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画の第一弾。
今回はEX関羽に続いて、SR仕様として登場。
元のイラストは、TCG第1弾 1-019 R/TR曹操。
コスト1.5で知力10は頼もしい反面、武力4と低めだが騎兵である事を考えると及第点である。
EX曹操としては、LE(Ver3.5)に続いて2枚目。
SR曹操としては覇者の求心(Ver3.0)、英知の大号令(Ver3.5)に続いて3枚目でもある。
セリフはSR曹操(求心)とほぼ同様だが、計略使用時の台詞のみオリジナルのものに変更されている。
計略は五虎将の大号令の五将軍版で、効果時間は10.5c。(Ver3.595_B)
戦場全域の生存している五将軍に武力+9、兵力70%回復、撤退中の五将軍は自陣の戦場最前線に武力+9兵力95%で復活する。(要検証)
魏所属の五将軍はEX・旧カードを含めても13枚あり兵種が騎兵・槍兵のみである。
五虎将と比較すると高コストにおいては武力型よりバランス型のスペックが多く、素武力は低くなりがち。
しかしコスト1の楽進が居るため、五虎将では不可能だった5枚編成(UC徐晃/2コス張郃3択/1.5于禁2択/曹操/1コス楽進2択)が可能となっている。
五将軍の計略は神速系計略や超絶強化、長時間強化に召喚と豊富。
五将軍の大号令前後を支えるには充分なのだが、使い勝手の良い計略の多くは張郃と徐晃に集中している。
この辺りの取捨選択がデッキ構成のポイントとなるだろう。
ちなみに勢力制限はないので群雄のR張遼、漢のSR張郃及びUC張郃(排出停止)も計略の対象となるが、
士気制限無しの局地戦などでもないかぎり無意味というのも五虎将の大号令と同じである。
武将名 | りゅうび げんとく | 義侠の英傑 |
劉備 −玄徳− | 「三国志大戦TCG」 三国志の英雄。黄巾賊退治を志していた劉備はある日、張飛と関羽に出会う。三人は桃園で杯を交わし、義兄弟の誓いをして、天下のために戦いを始めたのであった。 「我ら天に誓う、我ら生まれた日は違えども、死すときは同じ日同じ時を願わん!」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力4 知力6 | |
特技 | 覚醒 魅力 募兵 | |
計略 | 真・桃園の誓い | 戦場の味方の劉備・関羽・張飛の武力と兵力を上げる。撤退中の劉備・関羽・張飛は自陣の戦場に復活し、同様の効果を得る。ただし1部隊でも撤退すると、効果中の味方すべてが撤退する。この計略は戦闘中に1回しか使用できない。 |
必要士気9 | ||
Illustration : 杉浦善夫 |
月刊アルカディア11月号(No.150)に付属されたEXカードで、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画の第三弾。
元のイラストは、TCG第1弾 1-047 R/TR劉備。
EX劉備としてはRに続く2枚目。
SR劉備としては劉備の大徳(Ver3.0)、五虎将の大号令(Ver3.5)に続いて3枚目でもある。
いずれも同じイラストレーターの為、レアリティで区別したほうがいいだろう。
計略の真・桃園の誓いは桃園の誓いと五虎将の大号令を足して2で割ったような計略で、
劉備、関羽、張飛の武力を+7、兵力を3割ほど回復するもの。
撤退中であれば兵力6割ほどで戦場に復活し、同じく武力+7される。
効果時間は素でおよそ6cで、知力+1につきほぼ+1c。(要検証)
戦場どこでも発動可能なので反計にも強く、爆発力も高いのでコスト1.5の持つ計略としては優秀。
もちろん、魏や漢の関羽と張飛も対象となるため、それらを採用した混色デッキも可能。
しかし一度しか使えないため、転進や妨害陣略でスルーされたりすると士気差以上のマイナスとなってしまう。
そのため普段は素の戦闘力の高さを活かしたり、忠義の大号令や虎髭の覇気などの別のキー計略や
残りコストに入れた武将の計略(挑発や落雷)等で戦い、ここぞという時に使用し相手を蹂躙しよう。
武将名 | そんさく はくふ | 断金の交 |
孫策 −伯苻− | 「三国志大戦TCG」 孫堅の長男。父の死後、袁術から僅かな兵を借り受け旗揚げし、孫策と義兄弟・周瑜に率いられたその軍は破竹の勢いで連戦連勝を重ねた。 「立ち去れい!火がついた俺は手加減を知らんぞ!」 | |
コスト | 3.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力9 知力6 | |
特技 | 魅力 勇猛 大軍 | |
計略 | 雄飛の極意 | 範囲内の味方部隊の武力が上がり、部隊数に応じて以下の効果を与える。。 1部隊:知力と移動速度が上がる。 2部隊:効果終了後撤退する。 3部隊:武力ダメージを軽減する。 4部隊以上:かかっている敵の計略による効果を消す。 |
必要士気6 | ||
Illustration : Wolfina |
カードゲーマーVol.6に付属されたEXカードで、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画の第二弾。
元のイラストは、TCG第1弾 1-080 SR孫策。
カード追加された5枚のうち4枚が天属性を占めるなかで、唯一の人属性を持つカードである。
SR孫策としては小覇王の蛮勇(Ver3.0)、小覇王の快進撃(Ver3.5)、究極の大号令(Ver3.59)に続く4枚目でもある。
魅力・勇猛・大軍と有用な特技を3つも持つ。
号令持ちかつ知力6であることを考慮すると最上スペックと言っても過言ではない。
最前列で敵将と殴りあう高コスト槍兵ゆえ勇猛が非常に有効に働く点も良い。
ただし大軍持ちとはいえ武力9。武力10のR孫策よりはかなり柔らかい。
同じ感覚で使うとすぐに溶けてしまうので、パーツ替えの際は注意が必要。
計略は対象部隊数によって効果が異なる極意系で汎用性が高い。効果時間は7C。(知力依存は0.6)
1部隊強化は武力+8・知力+3・1.5倍速。迎撃されない速度。
2部隊強化は武力+12の天啓の幻。
3部隊強化は武力+1の河賊の粘り。ダメージ軽減率70%。
4部隊以上の強化は武力+4の神医。
(Ver3.595_B)
しかし全体強化とコスト3の相性が悪い点や、戦力の中枢たる自身の機動力が低すぎる点から立ち回りに苦労しがち。
総力戦ではデメリットの低い3部隊掛けや4部隊掛けを利用したいところではあるが、
仲間に高武力を要求する性質が低めの素武力に悩む呉ではいささか苦しいものがある。
5枚デッキよりも4枚デッキに、総力戦よりも消耗戦に向いているので思い切ったデッキ構築の方が活かしやすいだろう。
敵の端攻めなど対処しにくい部分はEX孫策で城門攻城をもぎ取るなどしてカバーしたい。
武将名 | りょふ ほうせん | 武の化身 |
呂布 −奉先− | 「三国志大戦TCG」 三国志最強の武人。方天画戟を振り回して数々の敵を打ち破り、虎牢関の戦いでは、関羽、張飛、劉備の三人を一度に相手して圧倒する、まさに鬼神の如き強さを発揮した。 「我に敵無し。我が前に立つ者、すべて屍と化す」 | |
コスト | 3.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力10+ 知力1 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 天下無双の進軍 | 【ため計略】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。この計略は反計されない)範囲内の味方の武力と知力と兵力と移動速度が上がる。ただし、この計略は戦闘中に1回しか使用できない。 |
必要士気12 | ||
Illustration : 獅子猿 |
電撃アーケードゲーム Vol.33に付属された、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画の第五弾。
元のイラストは、TCG第1弾 1-110 SR/TR呂布 。
SR呂布としては天下無双(Ver3.0)、飛将気炎撃(Ver3.1)、赤兎咆哮(Ver3.59)に続く4枚目でもある。
同名、同レアリティで4枚も武将カードがあるのは呂布と孫策だけである。
群雄ではSR王異(群)に次ぐ、2枚目のため計略持ち。
大戦シリーズでは初の呂布の号令計略である。
計略はため計略の英傑号令で、対象部隊を天下無双状態にするという夢のある計略。
ため時間1.4c、範囲は自分中心長方形で前後がカード3枚分、左右が戦場の半分程度。
武力+18、知力+2、3割回復(呂布のみ)、1.8倍速で槍兵は迎撃されない(弓兵・歩兵は迎撃される)。効果時間は4.4c(3.8c+知力*0.6)(Ver.3.595)
士気12らしく汎用性に欠けるが、単純な武力対決ではほぼ敵無しと言えよう。
ただし速度上昇が本家に比べてかなり緩く、効果時間も短いので相手との距離が離れたタイミングでは戦果が上げづらい。
攻めに使うなら充分にラインを押し上げて使いたいが、そうなると短いながらもため時間がネックとなり、悩ましい。
特にため時間中に呂布自身がダメージ計略で落とされると士気の大損では済まされない。
号令発動後も、相手も士気をフルに使って号令を重ねたりダメ計や妨害を連発したり出来るので、号令に頼り切った運用は危険。
また、デッキの主力となるコスト3武将が、試合中一度しか計略が使えず、ほぼ混色デッキも不可能という点もデッキ構築の難易度を上げており、
いわゆる士気の大半を呂布に回す=他の武将はスペック優先・計略は二の次、的な一般的な呂布ワラではなく、
周りを固めるカードにサブ計略を持つ武将を採用しなければいけない、という考え方が必要となってくる。
以上のことから、周りの武将の計略で呂布自身はスペックを生かす形で各個撃破を狙いながら、相手の足並みを崩し続ける群雄お得意の戦法で立ち回り、
相手が対応策を使えないタイミングでの決め技として使うようにしたい。
武将名 | かこうとん&かこうえん | 猛将の気迫 |
夏侯惇&夏侯淵 | 「三国志大戦TCG」 曹操の旗揚げ時から共に付き従った重臣。従兄弟同士である二人は、並外れた武勇で曹操の両翼を担い、その覇業を支え続けた。 「我ら兄弟、曹孟徳の覇業のためにこの命全てを捧げん!」 | |
コスト | 3.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力8 知力8 | |
特技 | 覚醒 勇猛 大軍 | |
計略 | 憂国の攻勢 | 範囲内の漢の武将の武力を上げる。さらに計略終了後に士気が上がる。ただし、計略使用時に国力を消費する。国力が足りないときには効果が下がる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : PABLO UCHIDA |
三国志大戦TCGビジュアルガイド群星に付属されている、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画の第四弾。
元のイラストは、TCG第1弾 1-028 UC猛将の気迫
通り名はイラストが使用されているカード名である。
漢軍初のコスト3の武将カードで、編成の幅が広がる貴重な一枚。
憂国の攻勢デッキのキーカード。
スペックは関羽・張飛の覚醒、顔良・文醜の大軍、馬騰の号令とコスト2.5全員の特徴全てをあわせて一つにした様な印象。
覚醒前は若干物足りないが、覚醒後は9/9勇猛大軍騎兵とう安定感抜群で号令持ちとしては最高級のスペックとなる。
一騎打ちの担当は非常に分かりづらいが、
一瞬左目が布で隠れているシーンがあるため夏侯惇である
計略は国力を1消費する士気バック号令。範囲は自陣戦場の半分に満たない前方円。
漢軍の武力+6、国力0で武力+1。
効果時間は7.3C(覚醒後は7.9C)
知力依存は0.6で計算式は 2.5+0.6*知力。
号令の対象の生存部隊1部隊につき士気1バック(最大4)。これは国力の有無に関わらず同じ。
4部隊生存すると、使用前より士気が溜まっている計算となる。
(Ver.3.595_B現在)
士気バックを生かしての連発や他の強化・号令との重ねがけは非常に強力。
憂国デッキらしく、後半勝負に持ち込みたい。
国力を溜めるまでは真価を発揮できないので、いかに序盤を凌ぐかが大きな鍵となってくる。
決起計略を先打ちする必要があるため、士気が9〜10溜まるまで憂国の攻勢が打てない。
士気が溜まり次第英傑号令を打たれたりすると、凌ぐのは難しい。
この辺りは憂国の戦計と似ているが、自身がコストを圧迫するので融通は利きにくい。
序盤の脆さ、コストの重さを克服して漢軍の新たな選択肢となりえるか要注目である。
ちなみにこのカードのイラストが使用されているのは魏の計略カード「猛将の気迫」で、
TCGコラボEXカード内で武将カードではないカードのイラストが使用されている唯一のカードとなっている。
なお、フレーバーテキストには従兄弟と書いてあるが、魏書では夏侯淵は夏侯惇の族弟であるとされている。
武将名 | うきん ぶんそく | 剛毅なる武人 |
于禁 −文則− | 「三国志大戦TCG」 曹操軍に仕える古参将軍。数々の戦功と昇進を重ねて魏を代表する五将軍の一人と称された。 樊城の戦いで関羽に降伏したことで曹操、曹丕の信頼を失った。 「年季の違い、その身に刻んでくれるわ!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力5 | |
特技 | 覚醒 伏兵 | |
計略 | 奇襲の大号令 | 範囲内の味方すべての武力が上がる。 伏兵の特技を持つ部隊はさらに武力と知力と移動速度が上がる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 西野幸治 (24no) |
カードゲーマーVol.11に付属された、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画2013年版第1弾のカード。
元のイラストは、TCG 第1弾 魏 1-016 C于禁
魏ではR夏侯惇(知勇一転)以来のコスト2槍兵で伏兵と覚醒を持ち、覚醒後は8/6号令持ちになるのでなかなかのハイスペック武将である。
奇襲の大号令は範囲内の味方の武力を+3、伏兵を持っていれば武力+4、知力+4、移動速度1.3倍と
追加効果が加わる計略で、効果時間は6c(覚醒後7c)。(Ver3.595_B)
伏兵持ちは武力と知力と移動速度が全て上昇するので、同じ消費士気5の属性号令や同種の機略自在などから
比較すると破格といっていい内容。
計略を生かしたいなら伏兵持ちを中心に選びたいところだが、伏兵持ちは全体的に素武力が低いので
英傑号令などとぶつかりあった場合、ただ乱戦をするだけでは押し負けやすい。
連続突撃の精度を上げるか、敵を呼び込んでからカウンター気味に使うなどの一工夫が必要である。
また機略自在と同様に知力も上昇する点が見逃せない。
ダメージ計略・妨害計略への耐性を向上させる事はもちろん、妨害計略や計略時間の効果をさらに上げたり、
奇襲の大号令から他の計略への連繋が可能なので、デッキ構築段階からよく考えて上手く生かしたいところ。
勢力を問わないので魏単色に限らず他勢力との混色デッキなど様々な組み合わせの登場に研究が待たれる。
魏単色構成なら覇者の求心デッキ、機略自在デッキ、地天共鳴デッキ、狼顧連破デッキなどメインカードが伏兵を持つデッキに
投入されるだろう。
混色構成なら自身の天属性を生かした天意デッキが妥当なところか。
武将名 | かこうげっき | |
夏候月姫 | 「三国志大戦TCG」 張飛の妻で、夏候淵の姪。張飛と偶然出会い、かたや劉備の義兄弟、 かたや曹操の腹心・夏候一族のふたりであったが、その巨大な壁を乗り越えて結ばれた。 「まあこれも運命ね。戦うわ、あんたと一緒に!」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力7 | |
特技 | 防柵 魅力 大軍 | |
計略 | 烈女の雷撃 | 範囲内の敵に雷によるダメージを与え、移動速度を下げる。 ダメージはお互いの知力で上下する。 |
必要士気6 | ||
Illustration : Ni θ |
三国志大戦TCG ビジュアルガイド 戦乱に付属されている、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画2013年版第2弾のカード。
元のイラストは、TCG 第1弾 蜀 1-043 R夏候月姫
今回の台詞は全て新規なのは嬉しいところ。
武力1ながら防柵・魅力・大軍の特技を所持してるので様々なデッキの新たな選択肢が増えた。
計略は落雷と同じ範囲で、範囲内全ての敵部隊に雷を1本ずつ落とし、さらに移動速度も下げる。
威力の方は知力1に90%・連環効果(0.4倍速)が6C弱。知力0にしても落ちない事があるようだ。(要検証)
基礎威力10と非常に低いため、知力5以上では殆どダメージが判らない程度の威力になってしまい、
知力上昇によるダメージアップも殆ど期待出来ない。
範囲ダメージ計略に妨害効果が上乗せされるという一見贅沢な効果に見えるが、
どちらも知力参照というところが微妙に噛み合わないところ。
同コストの純粋な連環の計や落雷の決定力、同兵種であるC張松の蜀への誘導の汎用性などと比べると
物足りなさは否めないものの、落雷系特有の「纏まられると標的が安定しない」ということはないので、
1コストが持つ低知力への抑止力としては悪くない。
同類のSR徐庶の侠者の陣法(↓方向)と違い、範囲内に敵部隊を入れやすいのもポイント。
特技を活かした大練兵デッキや舞いデッキなどに無理なく入れる1コストとして活躍できそうである。
武将名 | しゅうゆ こうきん | 断金の交 |
周瑜 −公瑾− | 「三国志大戦TCG」 孫策の死後、呉の軍事を支えた若き天才。かの有名な赤壁の戦いを開戦、 呉にせまる曹操水軍十万を、火攻めでことごとく焼き払った。 「この身が朽ちようとも、孫呉の旗を天下へ導く!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力5 知力10 | |
特技 | 伏兵 魅力 大軍 | |
計略 | 赤壁の陣法 | 範囲内の敵の知力を下げ、受けるダメージを大きくする。 範囲内の敵の数より味方の数が多かった場合、範囲内の味方の武力を上げる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : Wolfina |
電撃アーケードゲームVol.38に付属されている、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画2013年版第3弾のカード。
元のイラストは、TCG 第1弾 呉 1-078 SR周瑜。
EX周瑜としてはUC(Ver3.0)、LE(Ver3.1)に続く3枚目。大戦3の同名EXカードで3枚あるのは周瑜のみ。
SR周瑜としては最期の業炎(Ver3.5)、天下二分の計(Ver3.59)に続く3枚目である。
大戦シリーズでは、初となる槍兵の周瑜である。
Rの自身と同コストの為、計略重視か特技重視で選択するかが肝心となりそうだ。
Ver3.595_B現在の計略の効果は以下の通り。
効果範囲:前方中円
味方部隊:自身含まず他の味方部隊の武力+6、重ねがけ強化可能、効果時間8c。
敵部隊:範囲内の敵部隊の知力-5、戦闘被ダメージ増加。
効果時間は知力0に28c、知力1に23c強、知力5に15c、知力6に14c弱、知力10に10c強。
全般的に長めの効果時間になっている模様。
戦闘被ダメージ増加は河賊の粘りの逆Verで、乱戦時、武力差-1(例えば味方が武力3で敵が武力4)で同時撤退する程度のダメージ増加になる。
特に、超絶強化している武将に対して使用しても防御が紙のように下がる訳ではないので、長い効果時間を利用してじわじわと押していく使い方になる。
また、河賊の粘り同様に衝撃計略のダメージは変わらない。
この計略は勢力を問わないので、呉単色に限らず他勢力との構成も可能なので今後の研究が待たれる。
呉単色では、若き王の手腕をはじめとする号令計略のライバルが多いのでどのように構成かによって、この計略の必要性が問われるところ。
また、特技を3つ持っていることから至高の大号令デッキ、究極の大号令デッキに投入されるかもしれない。
武将名 | すう | 幻惑の色香 |
鄒 | 「三国志大戦TCG」 張繍の叔父・張斉の妻。類稀なる美貌の持ち主で、張繍討伐に訪れた曹操を骨抜きにした。鄒に夢中になった曹操は張繍軍の奇襲を受け、命からがら脱出したものの、この戦いで息子や有能な臣を多く失う羽目となった。 「いかなる英雄とはいえ、私の前ではただの男……」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力7 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 悲哀の舞い | 【舞い】(使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く)味方が撤退するたび、味方の武力が一定時間上昇する。 |
必要士気7 | ||
Illustration : さんば挿 |
カードゲーマーVol.12に付属されている、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画2013年版第4弾のカード。
元のイラストは、TCG 第1弾 群 1-102 R鄒
悲哀の舞いは三国志大戦2まで魏のSR甄皇后が持っていた計略。
効果は苦楽の舞いと同様だが、必要士気7で武力上昇値+3、効果時間4cと前者に比べて短く設定されている模様。
苦楽の舞いと同様、群雄単でもデッキは完成するが他勢力との構成が基本。
武将名 | ちょうひ | 虎髭の豪傑 |
張飛 | 「三国志大戦TCG」 関羽と共に劉備が挙兵した義勇軍に志願した豪傑。その剛勇をあますことなく劉備の為に捧げ、直情径行な部分もあるが、主君である劉備には忠節の限りを尽くした。 「かかってこいや!この蛇矛の錆にしてくれるわ!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力8 知力2 | |
特技 | 勇猛 募兵 | |
計略 | 血判状の苦悶 | (国力により効果が変化する)武力と槍撃ダメージが上がる。この計略は、発動時の国力が高いほど効果が上がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : なまにくATK |
アルカディア(No.160)に付属されているEXカードで、三国志大戦TCGとのコラボレーション企画2013年版第5弾のカード。
元のイラストは、TCG 第1弾 蜀 1-049 R張飛
SR張飛としては虎髭の覇気(Ver3.59)に続く2枚目である。
Ver3.5で登場した血判状の決意以来となるシリーズの新計略。
Ver3.595_A現在の計略の効果は以下の通り。
国力0:武力+1
国力1:武力+2
国力2:武力+3
国力3:武力+4
効果時間5cで槍撃ダメージが上がる。
漢軍の2コストは主な号令、計略、武力要員など活躍の幅広いカードが存在するためライバルが多いのが現状で、そこにEX張飛の居場所ができるかは今後の環境次第か。
スペックが8/2と知力面で心許ないが特技を2つ所持してるので、これを生かした至高の大号令デッキや究極の大号令デッキに採用してみるのもアリかもしれない。