武将名 | ちょううん しりゅう | 歴戦の名将軍 |
趙雲 −子龍− | 長坂や漢中争奪戦など数々の戦場で活躍した、蜀の五虎将軍のひとり。劉備なき後は諸葛孔明に従い、北伐に参加。軍兵をとりまとめ、敗戦の危機から味方を救う活躍をみせた。常に冷静沈着であり、諸葛孔明の信頼も厚かった。 「蜀の天下への道、我が槍が切り開く!」 | |
勢力 | 蜀 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力6 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 長槍戦法 | 自身の武力が上がり、槍が長くなる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 伊藤サトシ |
エンターブレインより発売の「三国志大戦3 入門指南書」に付属されたEXカード。
これまでの「EXカードは趣味カード」という定説を打ち破り、実戦投入できるEXカードとして注目された。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はUC扱いである。
大戦シリーズにおいて、趙雲と名前の付くカードでは初のUC仕様である。
コスト2槍兵の7/6活はVer1時代のR趙雲と全く同じスペックで、その計略もコスト2槍兵唯一の長槍戦法。
コスト1.5にスペックが似たようなカードはあるが、攻城力にコストが関係するようになったので、コストの重さを活かせるようになった。
SR劉備(大徳)以外に更にコスト2で活持ち武将を入れられるようになるため、回転力の向上に一役買っている。
「入門指南書」に付属するカードなだけあって、初心者に使いやすいカードという建前になっているようだ。
コスト2で復活持ちの槍兵は全勢力を見ても大徳劉備とこのカードの2枚だけ。
高い攻城力、圧迫しないコストという条件を兼ねたコスト2槍兵が復活を持つ使い勝手は大徳劉備が示す通りだが、
計略上蜀限定とならざるを得ない大徳劉備を除くとこれ1枚となる。
勿論大徳以外の計略を軸に置くなら蜀でも充分選択肢となる。
Ver3.595現在、長槍戦法は武力+2、効果時間は12c。
士気を溢れやすくなった環境で、高コストが長時間強化されるのは有り難い。
デメリットとして、他の優秀な「趙雲」が使えないという点がある。
また大抵の場合は単色でデッキを組む中で、同勢力内でデッキの主軸となれる号令持ちの大徳劉備が復活持ちなので、
コスト2復活槍兵が欲しいならW号令orサブ号令として組み込める大徳劉備を、という考えになりやすい。
そして最大の欠点として、このカードの存在があまり知られていないことだろう。
もともと、排出カードにない独自性と、EXにしては優秀な性能を兼ね揃えてはいたものの、
排出カードと比較すればやや控えめ・中途半端な性能であることに代わりはなく、
もともと大きくなかった需要が、SR趙雲(剛槍)の登場によってさらに大きく削られたと言える。
武将名 | てんい | ロック・ユー |
典韋 | 曹操の側近。怪力無双の豪傑で、常に曹操を護衛していた。容貌は立派で、慎み深い性格であったと伝わっている。愛馬にまたがるその姿は、周囲を圧倒する、何者をも打ち負かすような迫力であったことであろう。 「…………………」 | |
勢力 | 魏 | |
コスト | 3.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力10 知力1 | |
特技 | なし | |
計略 | 魏武の強兵 | 自身の武力が長時間上がる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 野中英次 |
2008年2月14日発売の「三国志大戦3 オフィシャルカードバインダー」に付属されたEXカード。
Ver3にして初めて魏軍に追加されたEXカードで、このカードの追加により魏でも単色3・3・2ケニアデッキが組めるようになった。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はUC扱いとなる。
Ver3.5x現在でも魏の騎兵では唯一の武力10で、その攻撃力と生存力は折り紙つきである。
ただし無特技の上に知力1の脳筋スペックのためダメージ・妨害計略等には滅法弱く、主力武将としては安定感に欠けるのが難点。
計略の魏武の強兵の効果時間は3.594_B時点で約13Cと全くの死に計略ではないが、コスト3にすると物足りない感は否めない。
本気で使うのなら、彼を全面的にサポートするデッキとして構成する必要があるだろう。
相方としてはUC曹叡が好相性で、明帝の勅命は弱点の知力を補いつつ強化もでき、
さらに魏武の強兵の効果時間も大幅に延ばせるため、うってつけと言える。
絵師は漫画「魁!クロマティ高校」「課長バカ一代」等を手掛けた野中英次氏。
この武将も「魁!クロマティ高校」に出てくる「フレディ」というキャラそのまんま。
というか胸に「フレディ」と書かれている。
他のEXカードが「多少なりとも」三国志の時代背景に配慮したイラストにしているのに対し、このカードにはそんな様子が微塵もない。
マンガの1コマをそのまんま貼り付けたかのような雰囲気が、逆に野中英次氏の「らしい」部分を出しているカードと言えよう。
武将名 | おうい | 女傑の誇り |
王異 | 益州刺史の趙昂の妻で三国志女傑の代表格の一人。馬超との戦いでは、自ら戦場に出て応戦した。また、その戦闘において勝因となった9つの奇計全てに参画するなど、智謀と武勇を兼ね備えた烈女であった。 「西涼の狼よ……その横暴を許す訳にはいきません」 | |
勢力 | 魏 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力4 知力7 | |
特技 | 防柵 魅力 | |
計略 | 水禍の計 | 範囲内の敵に水によるダメージを与える。ダメージは互いの知力で上下する |
必要士気7 | ||
Illustration : CLAMP |
ニンテンドーDSのゲーム「三国志大戦・天」に同梱されているEXカード。
知力7の水禍の計は群雄のUC于吉と同レベルなので、裏の選択肢と考えれば十分な威力を持つ。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はUC扱いである。
同じ柵弓の水計持ちである荀攸と比べると武力+1、知力-1で、募兵の代わりに魅力がつく。
計略範囲と威力は劣るものの、通常戦闘でもそれなりに戦力として計算できるのでそこは一長一短である。
魅力を持っているため、より早い段階で計略を放てるのはUC荀攸にはない強み。
UC荀攸やSRの自分などのライバルを押しのけるほど強力ではないが、選択肢として一考の余地はある。
EXカードの中では及第点の能力なので、女性単デッキなどで活路が見出されるか。
武将名 | きょちょ ちゅうこう | 虎の化身 |
許褚 −仲康− | 曹操の警護を務め、その窮地を何度も救った魏の豪傑。袁紹との闘いにおいて、許褚の留守を狙って曹操暗殺が企てられた時、許褚は虫の知らせで警護に駆けつけ、その暗殺を防いだという逸話も残っている。 「来い、ここは一歩も通さんぞ…」 | |
勢力 | 魏 | |
コスト | 3 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力9 知力1 | |
特技 | 復活 勇猛 | |
計略 | 虎痴の怪力 | 自身の武力が大幅に上がる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : タカヤマトシアキ |
ニンテンドーDS「三国志大戦・天」の限定版である「アーケード出陣パック同梱版」に付属されているEXカードの1枚。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はUC扱いとなっている。
また「許褚」と名前の付くカードでは初の「勇猛」持ちのカードでもある。
最高コストで復活持ちの槍兵という独自性を持つカード。
しかし超絶強化と勇猛が付いているとはいえ、コスト3でこのスペックは物足りないと言わざるを得ない。
苦手兵種の槍なのでまだ見るべきところもあるが、他の国ならコスト2.5でもおかしくない程度のスペック。
またコスト0.5下には、復活はないものの柵持ち・知力+1で同じ超絶強化のR典韋がおり使いづらさは否めない。
とはいえ魏の足りない部分を色々と補っているカードなので、使おうと思えば使えないことは無い。
機略デッキやケニアデッキ辺りに入れるのが無難だが、Ver3.5から攻城力のコスト依存が導入されたため
EXカードでありながら魏において最上位の攻城力を持つ事になり、以前よりは価値が上がっている。
計略はVer3.59_2でR自分の煽りを受け、2.0c→1.0cになってしまい、効果時間が50%もカットされた。
武将名 | じょこう こうめい | 魏軍一番 |
徐晃 −公明− | 曹操の下で官渡の戦いや馬超討伐等、多くの合戦に参加し武功を挙げた名将。間者を使う情報戦を得意とした堅実派であったが、好機と判断した場合は、部下に休息を与えずに追撃する等の大胆さも持ち合わせた。 「今が好機だ!全力で追撃するぞ!遅れるなぁ!」 | |
勢力 | 魏 | |
コスト | 2.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力8 知力5 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 神速戦法 | 自身の武力と移動速度が上がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 小川悦司 |
ニンテンドーDS「三国志大戦・天」の限定版である「アーケード出陣パック同梱版」に付属されているEXカードの1枚。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はUC扱いである。
UC徐晃に比べるとコスト0.5上昇、復活が追加。
別の言い方だと、SR趙雲(人馬)から勇猛と魅力と知力2と迎撃無効を取り上げたらこうなるというなんとも悲しいカード。
同勢力、同コストで担うポジションも同じなUC夏侯淵と比較しても武力−1、勇猛剥奪の上で復活追加という微妙さ。
せめて武力があと+1か、勇猛でもあれば大分違ってくるのだが…。
DS版付属EXのこれ以外の2枚はある程度の独自性を持っているが、このカードだけは通常排出武将のほぼ下位互換となってしまっている。
通常のUCの自分の存在もあって、DS版EXの中では最も使われ辛いカードだろう。
ただ、そこは復活持ちの騎兵。1枚の欠落の影響の大きいケニアデッキの採用はあるかもしれない。
通り名に関しては突っ込む方が無粋です。
武将名 | しゅうゆ こうきん | 美周郎 |
周瑜 −公瑾− | その美しい容貌から「美周郎」と呼ばれた、三国志屈指の名軍師。赤壁の戦いで曹操を破るなど、劣勢下にあってもその智謀で数多くの戦を勝利に導いた。また音楽の才にも通じており、酒に酔っていても奏者の演奏の違いに気づいたという逸話を持つ。 「愚かなる敵よ、我が策に酔いしれるがよい」 | |
勢力 | 呉 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力5 知力8 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 赤壁の大火 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
必要士気7 | ||
Illustration : 風間雷太 |
エンターブレインより発売の「三国志大戦頂上対決列伝」に付属されているEXカード。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はUC扱いである。
全体的な武力インフレの環境のなか、柵があるもののコスト2武力5というのはなんとも頼りない性能。
「美周郎」の通り名を持っているにもかかわらず、魅力が無いというのは中々笑えない冗談である。
Ver1時代の陸遜と同じスペックにしたということなのだろうか…。
同名のR周瑜と比較して、コスト・兵種・属性・計略が同じなのにスペックが全体的に弱体化。
武力-1と知力-2と伏兵と魅力を犠牲にして防柵を手に入れた、とも表現できる。
特に知力減少が大きく、計略の威力がかなり低くなっており、知力3すら稀に焼け残ることがある。
ほぼ唯一と言える強みは柵を得たことであるが、お国柄もっと使いやすい武将で柵をまかなえるため、有り難味は少ない。
最高知力の伏兵と最高威力のダメージ計略というプレッシャーを与えられるRのほうが圧倒的に強いだろう。