三国志大戦wiki

カードリスト：魏 第5弾


R王双(強化) †

武将名おうそう怪力無双
王双「グオオオオアァァァ！！
　　　突撃！　破壊ッ！　蹂躙ッ！！」

長身で腕力に優れ、様々な武器を自在に操ったという豪傑。曹真に信頼されて長く先鋒を務めた。諸葛亮の北伐では、郝昭の堅守に敗れ撤退する蜀軍を追撃し、張嶷に一騎討ちで重傷を負わせたが、のちに深入りしすぎたところを魏延に斬られた。
コスト2.0
兵種騎兵
能力武力8　知力2　征圧力2
官職武官
特技勇猛　攻城　刻印
将器攻撃力上昇　速度上昇　募兵
計略強化戦法武力が上がる
必要士気4
Illustration : Ryota-HCharacter Voice : 武内駿輔


2枚目の王双。

武力8騎兵かつ征圧力2。さらに勇猛・攻城持ちと龐徳親子のいいとこ取りをしたような性能。
一方で知力2と刻印を併せ持ち、主力でありながら伏兵・ダメ計に極端に弱い。
将器は龐徳や曹休が持たない速度上昇が特徴的。攻撃力上昇も悪くはない。

計略はスペック要員のお供「強化戦法」。
自身の武力を+4する。効果時間は5.8c(Ver.3.0.0D)。

運用法としてはエラッタ前龐会に近いが、将器の構成も含めより白兵に特化した性能となっている。
高スペックを押しつけつつ攻城もこなせるとはいえ、刻印持ちのため不意の撤退には注意したい。

実装当時は9/2/0勇猛で将器征圧力上昇を持たない非常に尖ったスペックだったが、エラッタにより現在のスペックとなった。
武力8でありながら征圧と攻城を両立できるのは彼ならではの強みだが、主力コストの刻印持ちでありながら計略が汎用であることが痛い。
騎馬単デッキなど存在感を示せる場所はあれど、使用率はさほど奮わない状態が続いている。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0D　エラッタ実施「武力9→8、征圧力0→2、特技変更　攻城、刻印追加」


R賈詡(遠謀) †

武将名かく　ぶんわ洞察の軍師
賈詡　文和「初めに言っただろう。
　　 俺の策から逃れる術はない、と」

董卓、李傕、張繍に仕え、のち曹操の軍師となった。万に一つの失策も無しと謳われた謀略家で、宛城では曹操を死線に追い込むが、曹操の勇躍を予見し降伏を選んだ。曹操は「天下に我が信望を知らしめるのは賈詡だ」と喜んだという。
コスト1.5
兵種連弩兵
能力武力4　知力9　征圧力2
官職文官
特技伏兵
将器知力上昇　士気上昇　速度上昇
計略射心の遠謀【岐略】（計略発動直後に●か●を押す事で追加効果を選択できる）
武力と射程距離が上がる。
緋略＞さらに射撃を当てた敵の征圧領域を一定時間反転させる
蒼略＞さらに射撃を当てた敵の計略を一定時間使用できなくする
必要士気4
Illustration : ケロケロ齋藤Character Voice : 中井和哉


リファイン賈詡は、連弩兵として参戦。

スペックは知力9伏兵持ち・征圧力2だが武力はコスト比低めの4と賈詡らしいもの。
将器覚醒の優先度は高くないが、選ぶなら動き出しを早くする士気上昇か位置取りを補助する速度上昇だろうか。
知力上昇は一見好相性だが、計略が永続である以上伏兵を踏まれた時点で将器無し同然になり、英知系デッキ以外では微妙。

計略「射心の遠謀」は岐略型の妨害射撃を付与する連弩強化。賈詡としては異例の超絶ムービー演出あり。
基本効果は武力+2、射程延長1.75倍。効果時間はなんと永続。
[緋略]は射撃を当てた敵の征圧領域を反転させる。
[蒼略]は射撃を当てた敵の計略を封印する。
妨害効果時間はどちらも射撃が1発命中するごとに10c(被弾相手の知力依存なし)。再度弾を当てると上書き延長となる。
(Ver.3.5.1B)

緋略は征圧戦を主とするデッキ向きであり、特に育ちきった荀氏(魅惑の笑顔)に1発でも当てれば10c持つので内乱1回はほぼ確定になる。
対して蒼略はキーカードを中心に当てていき、計略の使用タイミングを狂わせていく用途に向いている。

永続の効果時間を活かし、とにかく遠距離から射撃を当て続けて相手の行動を制限するのが主な役割。
妨害効果は敵のパラメータに一切影響を与えないので、1人に3発命中させる旨味は少ない。
特に緋略は対象が多いほど効果的なので、1発リロードごとに相手を切り替えて射撃を繰り返すほうが効率が良い。
計略の特性上、射撃をこまめに行い、妨害効果をバラまく運用が求められるこのカードは、操作難度の点でも他の連弩兵と連携が取りづらい。
デッキ内の連弩兵は彼一人にしたほうが無難だろう。

また、永続の効果時間は、撤退や雲散による効果終了以外で妨害効果を切り替えることができないデメリットにもなることに注意。
計略使用時点で征圧領域反転と計略封印のどちらが相手のデッキに効果的か見極める必要がある。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0D　射程距離延長 1.5倍→1.75倍
Ver.3.5.1B　計略内容変更「射程距離が上がる。〜」 → 「武力と射程距離が上がる。〜」武力+2


SR夏侯淵(穿弩) †

武将名かこうえん　みょうさい覇者の両翼
夏侯淵　妙才「曹孟徳が往く覇道！
　　　　その先陣を切るのが俺だ！」

曹操の従兄弟。旗揚げ時から夏侯惇らと共に曹操を支えた弓の名手。奇襲を得意とし、馬超の乱鎮圧後は涼州の異民族までも平らげるなど、曹操の覇業に貢献した。常に大胆な戦ぶりを見せたが、最後は同じく弓の名手である黄忠に敗れた。
コスト2.0
兵種連弩兵
能力武力8　知力3　征圧力2
官職武官
特技防柵　刻印
将器速度上昇　募兵　遠弩術
計略怒涛の穿弩武力と射程距離が上がり、敵を貫通して射撃する
必要士気5
Illustration : 平坂康也Character Voice : 真殿光昭


第一弾の夏侯淵が弓を連弩に持ち替えて帰ってきた。

Ver3.0.0A時点で全勢力でも3人しかいない2コスト武力8防柵持ちの1人。
その中で唯一の征圧力2だが刻印持ち。
将器だが、計略と好相性な遠弩術か、位置取りをしやすくなる募兵を優先したい。

計略「怒涛の穿弩」は連弩強化。
武力+6・射程1.75倍に加え、射撃が敵を貫通するようになる。
効果時間は10.8c(Ver.3.0.0B)。

射程は(将器遠弩術込みで)城門防柵の内側から敵の城門防柵あたりまで延びる。
貫通効果は敵だけでなく柵や櫓なども貫通するので、柵の内側にいる敵を柵にダメージを与えつつ攻撃することができる。

士気5の単体強化としてはまずまずの性能だが、射撃時以外は棒立ちの武力14となる点がネック。
効果時間10c中に射撃できるのはギリギリ4回。武力14の夏候淵では、武力9兵力100%を3発2セットでは落とせない。
そのため、使用士気相応のダメージを出すには貫通着弾がカギ。

注意点として、発射ボイスから射撃開始までの間に計略を発動するとその射撃には貫通効果が付与されない。
戦国大戦経験者は「貫通射撃」の感覚で使用しないように注意が必要。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　効果時間延長 10c→10.8c


SR夏侯惇(神速の理) †

武将名かこうとん　げんじょう覇者の両翼
夏侯惇　元譲「孟徳が出るまでもない。
　この夏侯元譲が相手してやろう」

曹操の従兄弟。旗揚げ時から共に戦い、曹操から同格の扱いを受けた。その信頼は非常に厚く、大部隊の総大将や、要所の太守を任された。慎ましく勤勉な性格で、学問や鍛錬に励み、民を慰撫するなど、高い地位を得ても驕らなかったという。
コスト3.0
兵種騎兵
能力武力9　知力8　征圧力3
官職武官
特技勇猛　攻城　刻印
将器兵力上昇　突撃術　速度上昇
計略神速の理武力と移動速度が上がる。さらに敵を撃破するたびに兵力が回復する。ただし兵力が徐々に減少し、乱戦時の攻撃速度が下がる
必要士気5
Illustration : タカヤマトシアキCharacter Voice : 森田成一


第一弾の夏侯惇のリファイン。計略も多少効果が変わっているが、かつて三国志大戦2時代に自身が持っていたもの。

3コストにして9/8/3、さらに勇猛・攻城と隙がないスペックだが、代償として刻印持ち。
将器は騎兵と相性が良いものが揃う。スペックを活かすなら速度上昇、計略との噛み合いは兵力上昇か突撃術か。

計略「神速の理」は超絶強化。
武力+9、速度2倍、敵を撃破するごとに兵力約+60%、効果時間10.8c(知力依存0.4c)と士気5計略としては破格の効果。
だがデメリットとして自身の兵力が約0.4c毎に2％減り、乱戦間隔もダメージが入るまで0.9cかかるようになる。
乱戦間隔の遅れ具合は、通常3回乱戦が入る間に2回乱戦が入る程度(Ver.3.0.0C)。

計略中に減る兵力の総量は50%。撃破できなくとも撤退は免れる。
乱戦間隔の延長は実際に使用してみるとかなり長く感じられ、乱戦のみですり潰すことはやや困難。
緩いとはいえ兵力減少がある以上、効果を引き出すにはなるべく乱戦を避け効率良く突撃することが求められる。
また、迂闊にも迎撃を受けようものなら撤退はほぼ確実なので相手の槍オーラには細心の注意が必要。

兵力減少量と兵力回復量の兼ね合いを考えると乱戦で敵部隊を落とすことはやや困難で、突撃をメインにせざるを得ない。
しかし自身が3コストなので、枚数か壁になる武将の武力を犠牲にしなければならないという構築上の難点を抱える。
知力はあるためダメ計耐性は高いものの、速度低下妨害には滅法弱く走れなくなるだけで死が見えてしまう。
当然のことながら兵力が減った状態で計略を撃つのもNGで、1部隊確実に撃破できる状況でもトータル収支はマイナスになりかねない。
刻印持ち3コストなので撤退してしまうとそれで勝負が決まるレベルなのだが、乱戦・迎撃・速度低下妨害のいずれも死に繋がるため、運用面のハードルは高い。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　武力上昇値増加 +7→+9
　　　　　　 兵力低下値減少 約0.4c毎に4%→約0.4c毎に2%
Ver.3.0.0C　効果時間短縮 12.5c→10.8c


UC許褚(警衛) †

武将名きょちょ　ちゅうこう虎侯
許褚　仲康「曹操様は俺が護る
　　　　護りぬーーーく！！」

曹操の親衛隊長。堂々たる体格の持ち主で武勇に優れた。一方、頭の回転は遅く、無口で慎み深い性格であったため「虎痴」と呼ばれた。幾度となく曹操の命を救い、馬超との戦いでは降り注ぐ矢を馬の鞍で防ぎ、敗走する曹操を助けた。
コスト2.0
兵種槍兵
能力武力9　知力1　征圧力1
官職武官
特技勇猛　刻印
将器長槍術　城門特攻　守城術
計略虎痴の警衛武力が上がり、武力ダメージを軽減する。さらに自身を除く最も知力の高い味方の兵力が回復する
必要士気5
Illustration : 原友和Character Voice : 祐仙勇


2枚目の許褚。またもやUCである。

槍兵が苦手な魏に登場したコスト2武力9槍兵。
許褚らしく知力は低いもののオーバースペックには珍しく征圧力1が保証されており、引き換えに特技刻印持ち。
将器はデッキでの役割と相談することになるだろう。

計略「虎痴の警衛」は特殊な強化計略。
自身の武力+4に加え武力ダメージを50％軽減し、さらに自身を除く最高知力の味方(勢力限定なし)の兵力を60％回復させる。
効果時間は6.3c(Ver.3.0.0B)。

ダメージ軽減と回復はどちらも消耗戦で有利な効果だが、回復対象が自身を除く点が曲者。
防護効果を活かすには自身の兵力が残っているうちに使いたいが、回復効果は味方が消耗してから使いたい。
効果自体は弱くないのだが、両方の効果を上手く使うには中々タイミングが難しい。
かといって強化または回復どちらか一方を活かせればよいと割り切るにも、必要士気がそれなりのため厳しい。
自身の武力が13になるので目覚めとの相性は良いが、目覚め計略が真価を発揮する城攻めには不向きな点も悩ましい。
基本的にはスペック要員として採用し、計略は局地防衛の裏の手として考えたい。

不具合(Ver.3.0.0A当時) †

計略発動時に効果範囲内に許褚以外の自軍部隊がいない場合、許褚自身の兵力が回復してしまう。

追加時のVer.3.0.0Aでは、範囲に誰も入れないで打つと自身の兵力を回復させてしまうという不具合があった。
壁となる自身の兵力が回復するため使う側にとってはあまり不利益にはならない不具合だったが、Ver.3.0.0Bで修正されている。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　武力ダメージ軽減率増加 40％軽減→50％軽減
　　　　　　 兵力回復の対象に自身が含まれないように修正



UC曹節(悲憤) †

武将名そうせつ亡国の皇后
曹節「この先には何もありません！
　　　　　　　　何もないったら！」

曹操の娘。姉妹の曹憲・曹華と共に献帝に嫁ぐ。曹丕が献帝に対して禅譲を迫ると、伝国の玉璽を隠し、頑なに渡さなかったが、連日の詰問の末についに泣きながら使者に投げつけた。その悲愴な姿には誰もが涙したという。
コスト1.0
兵種弓兵
能力武力1　知力6　征圧力2
官職-
特技復活　魅力
将器復活減少　士気上昇　同盟者
計略天命への悲憤敵の移動速度を下げ、突撃を受けた時のダメージを増加させる
必要士気5
Illustration : nocrasCharacter Voice : 関根明良


ようやく魏での通常排出となった曹節。

スペックは武力1の代わりに征圧力2と特技復活・魅力を持つ。
直接戦闘は期待できないものの、相手デッキに応じて征圧役や横弓役など器用に立ち回る事ができる。
将器も粒揃いであり、投入デッキにおいて求める役割に応じて選びたい。
何気にVer.3.0.0C現在、全勢力を見ても1コスト・弓兵・征圧力2・特技復活が揃うのは曹節一人。

計略「天命への悲憤」は妨害。
範囲内の敵の移動速度を0.9倍にし、さらに突撃による被ダメージを+20する。
効果時間は約15c、計略範囲は直径5マスほど(Ver.3.6.0C)。

効果時間の目安(Ver.3.0.0B)

敵の知力12345678910
効果時間15.9c15.8c15.7c15.6c15.4c15c14.6c14.4c14.3c14.2c


範囲はなかなかに広いものの移動速度の低下値はかなり微弱であり、効果中の騎兵が再度オーラを纏えてしまうレベル。
突撃ダメージ増加がメインであるため、足止め目的よりは騎兵と上手く連携したいところ。
ただ移動速度低下値が低いせいで相手側も槍兵の位置取りには苦労しづらく、思うように突撃が決められない事も。

爆発的に与ダメージが増加するわけでもなく、自身が騎兵でないため恩恵も得にくい。
現状では士気に見合うリターンが得られる場面はかなり限られていると言える。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　効果時間延長 約10c→約15c
　　　　　　 範囲拡大
Ver.3.0.0C　突撃を受けた時のダメージ増加 +12→+14
Ver.3.6.0C　突撃を受けた時のダメージ増加 +14→+20


SR曹操(紅蓮) †

武将名そうそう　もうとく奸絶
曹操　孟��「覇をもって秩序を布く日まで
　　　　　曹孟徳は歩みを止めん！」

「治世の能臣、乱世の奸雄」と評された稀代の英雄。若くして大志と勇略を備えており、持ち前の求心力で多くの人材を集めた。また求賢令や屯田制など革新的な政策で、一大勢力を築き上げた。魏王に封じられた後も、その覇道を貫き通した。
コスト2.0
兵種騎兵
能力武力7　知力9　征圧力1
官職武官
特技伏兵　魅力　刻印
奇才将器奸雄の覇道魏の味方の知力が上がり、自身の征圧力が上がる
計略紅蓮の覇道魏の味方の武力が上がる。優勢の時は兵力が徐々に回復し、劣勢の時はさらに武力が上がる
必要士気6
Illustration : まじCharacter Voice : 武内駿輔


装いも新たに再登場した三国志の主役の一人。

スペックは鄧艾に魅力と刻印がついた形。
刻印に対して魅力だけとは物足りないように見えるが、号令と高知力伏兵持ちとなれば妥当なところ。

奇才将器「奸雄の覇道」は自身の征圧力+2、魏の味方全員の知力+1。
これを覚醒させるとカタログスペックはコスト2武力7知力10征圧力3魅伏刻と、高い性能に至る。
しかし覚醒しないと少し物足りないと感じるのも確かなので、奇才将器を覚醒させるか他の武将に将器を割り振るかは結構な悩みどころになる。
ちなみに英知号令デッキとの併用をまず考えがちだが、そちらは知力9も10も上昇値が同じであるため曹操荀��共に恩恵が得られず、効果時間の知力依存がかなり小さいので相性はあまり良くない。
曹丕(魏武の継承者)など、知力将器を自前では持たず知力依存が高い計略持ちと相性が良い。

計略「紅蓮の覇道」は英傑号令。
範囲内の魏の味方全員の武力が+4される。
さらに計略発動時に[征圧優勢]であれば兵力が0.63cごとに4%回復する。最終回復量は52%。(Ver.3.5.2A)
また、[征圧劣勢]であれば武力がさらに+2(計+6)される。回復はなし。
範囲は横7マス縦6マス。横8マス縦7マスの覇者の求心と比べると幾分狭い。
効果時間8.3c。知力依存は不明だが自前の+1では体感できない程度。(Ver.3.5.2A)

どちらかの追加効果が発揮されれば計略性能は士気に対して高いが、征圧状況が均衡している場合は武力+4のみと物足りない。
攻めにおいては優勢状況を作るように部隊を動かす必要性があり、守りでは相手が敢えて劣勢を作らない立ち回りをすることもある。
優勢or劣勢になったら使う、という形で使っていると痛い目にあいがちなので、能動的に効果を発揮できるように運用したい。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　効果時間延長 8.8c→9.2c
　　　　　　 優勢時 兵力回復量増加 0.63c毎に3%→0.63c毎に4%
Ver.3.0.0C　範囲拡大
Ver.3.5.2A　効果時間短縮 9.2c→8.3c


SR張遼(極意) †

武将名ちょうりょう　ぶんえん不尽の武威
張遼　文遠「理の及ばぬ武の頂へ、俺は駆ける！」

元呂布の配下で、魏の五将軍筆頭となる。数多の戦で活躍し、中でも合肥の戦いでは１０万の孫権軍に対し精兵８００人で奮闘。大将旗を奪い、孫権を討ち取る寸前まで追い詰めた。その勇名は広く語り継がれ、他国の民衆をも恐れさせた。
コスト2.5
兵種騎兵
能力武力9　知力8　征圧力2
官職武官
特技勇猛　刻印
奇才将器疾風迅雷味方の移動速度が上がる
計略神騎の極意騎兵の味方部隊数に応じて味方の騎兵の武力と移動速度が上がり、以下の効果を得る
1隊：敵を撃破するたびに兵力が回復する
2隊：突撃オーラが出るまでの時間が短縮される
3隊以上：迎撃ダメージを受けなくなる。ただし征圧力が下がる
必要士気6
Illustration : 杉浦善夫Character Voice : 中井和哉


2枚目となる魏張遼は極意計略持ちとして登場。

スペックは2.5コストにして9/8/2に勇猛持ちと優秀だが、代償として刻印持ち。
奇才将器「疾風迅雷」は味方部隊全員に「速度上昇」を付与するもの。
ちなみに副将器が速度×3でも初速では迎撃されないので安心していい。

計略「神騎の極意」は極意計略の一種。
味方騎兵の部隊数に応じて効果が変わる。勢力限定はない。
1部隊掛け(張遼単体)は武力+7・移動速度2倍に加え、敵を撃破するたびに兵力が40%回復する。効果時間は8.3c。
2部隊掛けは武力+4・移動速度1.8倍に加え、突撃オーラが出るまでの時間が短縮される。効果時間は7.5c。
3部隊以上掛けは武力+3・移動速度1.5倍に加え迎撃ダメージを受けなくなるが、征圧力が-8(以上?)される。効果時間は8.3c。
知力依存はいずれも0.4c(Ver.3.0.0C)。

単体効果は魏のコスト3関羽の武の咆哮と同等の戦闘力を持ち、乱戦でも扱いやすい。
2部隊掛けはオーラ短縮をうまく使うことができれば火力は一番高くなる。
3部隊以上は「人馬一体」の号令版。迎撃のリスクがなくなるものの武力・速度ともに上昇量がマイルド。
刺さらないとはいえ、突撃がしっかりできないと士気に見合った戦果はあげられない。

神速の大号令と違って騎馬単に拘る必要はないが、騎馬単のほうがやれることは増える。
士気6なうえ、3部隊掛けがあるおかげで比較的扱いやすい騎兵用計略と言えるだろう。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　2部隊掛け 効果時間延長 7.1c→7.5c
Ver.3.0.0C　2部隊掛け 移動速度上昇値増加 →1.8倍


UC程昱(十面埋伏) †

武将名ていいく　ちゅうとく日輪の軍師
程昱　仲徳「太陽を畏れぬ者たちよ。
　　おぬしらに恐怖を教えよう！」

曹操軍の軍師。はじめ程立と名乗ったが、「山頂で日を掲げる夢を見た」と曹操に告げると「昱」の名を与えられた。堂々たる容姿かつ剛胆な性格を持ち、大軍の前でも動揺せず、倉亭の戦いでは「十面埋伏の計」を献策し、袁紹軍を破った。
コスト1.0
兵種騎兵
能力武力1　知力8　征圧力2
官職文官
特技伏兵　刻印
将器兵力上昇　知力上昇　募兵
計略十面埋伏の計【反計】（敵が計略を使用してきた時のみ使用可能。反計は反計できない）
敵の計略の発動を無効化する。この計略は１度しか発動できない
必要士気3
Illustration : 長澤真Character Voice : 江越彬紀


久々に参戦した程�┐狼格爾播仂譟�

1コスト騎兵では珍しい伏兵持ち征圧力2騎兵だが、同時に刻印持ち。
そのうえで武力1であるため、直接戦闘能力に反して撤退のデメリットが重い。
将器は伏兵威力などを考慮すると知力上昇が良いと思われるが、計略に知力依存がないため覚醒優先度は低め。

計略「十面埋伏の計」は反計。
槍兵の自分と異なり位置取りがしやすいが、1度しか使用できない制約がついている。

早い段階で反計すると相手は程�┐鯡技襪靴銅�由に立ち回れるようになってしまう。
かといって温存していてもうまく反計できないこともある。
あえて反計はせずに、最後までプレッシャーを与え続けるといった用法もできるので使い手のセンスが問われる。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A


SR丁夫人(絶望) †

武将名ていふじん心閉じた茨姫
丁夫人「私もこのまま永遠の眠りに･･････」

曹操の妻。子に恵まれず、生母・劉夫人を亡くした曹昂の養育を任された。曹昂を我が子のごとく可愛がったが、彼が曹操を守るために亡くなると、深く嘆き悲しんで郷里に帰り、そのまま曹操と離縁してしまった。
コスト1.0
兵種槍兵
能力武力2　知力6　征圧力2
官職-
特技魅力
将器攻撃力上昇　兵力上昇　募兵
計略伝播する絶望敵の武力と知力を下げる。この効果は撤退している味方部隊数が多いほど大きい
必要士気5
Illustration : 匡吉Character Voice : 本渡楓


第1弾以来となる丁夫人はSRで登場。

スペックは優秀で、計略抜きにしても採用が可能なレベル。
一方で将器は1コスト槍が持つにはいまいちな物揃い。他に回してしまった方がいいだろう。

計略「伝播する絶望」は妨害計略。弱体化の計と異なり、こちらは知力も下げることができる。
低下値は味方の撤退数依存で、(撤退数×2)+1。基礎時間20秒、知力依存0.5秒。(Ver.3.0.0)

効果時間の目安

敵の知力12345678910
効果時間8.8c8.8c8.7c8.6c8.5c8.3c8.1c8c8c7.9c


いわゆる「仇討ち」系計略の妨害版で、その性質上守り向き。
味方の多くが撤退させられたところで、攻めこんできた敵を弱体化させて返り討ちという展開が理想。
ただし強化と違い、自分ひとりで使っても効果が薄いことには注意。どれだけ相手が弱体化しようと、武力2の槍ひとりで戦果を挙げることは難しい。
撤退させる部隊と生き延びさせる部隊の兼ね合いはもちろん、部隊をあえて復活させず使用する駆け引きも必要。

性質上メインに据えられる計略ではないものの、2/X/2の魅力持ち槍兵が搦め手を持つことの優秀さは夏侯月姫(落雷)・鄒氏(誘惑)が証明している。
彼女らと違い将器面の弱さは軽視できない欠点だが、主にワラデッキのパーツとして幅広く採用していける一枚。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0D　範囲縮小



UC卞氏(家内安全) †

武将名べんし心解かす慈愛
卞氏「この鍵で、
　あなたの心も開かせてくださいねっ」

曹操の妻。曹丕、曹彰、曹植らの母。歌妓だったが、曹操に見いだされ側室となる。丁夫人が離縁されると正室となった。聡明であり、身分の低さから蔑まれても憤らず、常に節度を持って振る舞い、曹操が権力を得ても倹約に努めたという。
コスト1.5
兵種弓兵
能力武力5　知力5　征圧力2
官職-
特技魅力
将器兵力上昇　知力上昇　士気上昇
計略家内安全味方の武力が上がる。対象が女性（武官、文官ではない武将）の場合、さらに武力ダメージを軽減する
必要士気5
Illustration : ももしきCharacter Voice : 関根明良


3枚目となる卞氏はコストが上がるも相変わらずの弓兵で参戦。

スペックはバランス型だが、参戦時点では魏のコスト1.5弓兵で武力5・征圧力2・特技魅力を備える唯一の存在。
総武力や総征圧を落とさずに魅力を仕込めるのはありがたい。
将器は兵種的に兵力上昇以外からの選択となるだろう。
サポート寄りの性能なので覚醒優先度は低めになることが多い。

計略「家内安全」は号令。
範囲内の武力+3(勢力限定なし)に加え、女性であれば武力ダメージを20%軽減させる効果を付与する。
効果時間は14.1c、知力依存0.4c(Ver.3.7.1A)。

当然ながらデッキは女性のみで組むのが基本。1部隊程度なら男性を入れるのもアリだが、乱戦頻度の低い弓兵等が好ましい。
武力上昇が低いため、これを主軸に据えるよりはコンボやダメ押しで使っていくことになる。
ダメージ軽減が優秀といっても武力差が大幅に離れていると効果は下がる、知力ダメージや攻城時のダメージは軽減されない、などがあるので過信は禁物。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　効果時間延長 15c→15.8c
Ver.3.5.2A　範囲拡大
Ver.3.7.1A　武力上昇値増加 +2→+3
　　　　　　 効果時間短縮 15.8c→14.1c


UC満寵(潜兵) †

武将名まんちょう　はくねい対呉戦線守将
満寵　伯寧「･･････敵の匂いがする。
　　　　　　無駄口を叩くなよ」

曹操に仕えた武将。冷静な性格で、元々は厳正な能吏であった。その素質は武将としても発揮され、関羽や陸遜らの侵攻から魏を守った。合肥新城の守備に就いてからは、孫権の侵攻を予見して伏兵を置き、幾度も呉軍を追い返す働きを見せた。
コスト2.5
兵種槍兵
能力武力8　知力7　征圧力2
官職武官
特技伏兵　防柵
将器地の利　守城術　募兵
計略潜兵戦法武力と移動速度が上がり、伏兵状態になる。ただし一定時間伏兵による知力差ダメージが下がる
必要士気5
Illustration : danciaoCharacter Voice : 武内駿輔


過去作も含めて1.5コスト以下しか存在しなかった満寵が初の2.5コストで登場！

伏兵・防柵持ちとしては最高コストを更新する2.5コストで、スペック自体は及第点。
しかし、ただでさえ癖の強い伏柵持ちが2.5コストともなると相応に扱いづらくなる。
将器も満寵らしいものが揃う一方、必ずしも使いやすいとは言い切れず場を選ぶ。
ただ伏兵中も募兵はするので、計略前提であれば募兵優先。

計略「潜兵戦法」は単体強化。
武力+6・移動速度3倍に加え、もう一度伏兵状態になることができる。
ただし、発動から2.5cは伏兵ダメージが大幅に下がりほぼダメージを与えられなくなる。
効果時間15c、知力依存0.4c(Ver.3.0.0B)。

現環境では唯一の伏兵状態に戻ることが可能な計略。
加えて移動速度上昇値は3倍と、伏兵状態ですら弓兵より速いため狙った武将に当てる事も容易。

伏兵解除後も単純に武力14の3倍速が15c近く続くため、それだけで意外と厄介。
速度の上がった騎兵であっても悠々と追いつき、逆に倒そうとしても即座に逃げられる。
攻城妨害部隊を簡単に振り切って攻城を狙ってくる事も多く、高コスト槍兵の攻城力も相まってプレッシャーは高い。
速度上昇は征圧速度の速さにも繋がっており、内乱も狙いやすくなっている。
なお伏兵状態では迎撃されないが、伏兵解除されると2倍迎撃の対象になる点は要注意。

また、接触した状態で計略を発動すると即座に伏兵が踏まれることになる。
伏兵ダメージはほぼ無いが、3倍速で即座にカウンターしたい状況などでは有効な一手となる。

問題はやはり2.5コスト武将がこの計略を持っているという一点に尽きる。
3倍速が厄介とはいえ士気5で武力+6は標準的かつ槍撃ダメージアップ等もなく、伏兵ダメージも知力7であるためそこまで強くない。
殲滅力はあまり期待できず、かといって士気フロー対策などで使うには士気5は微妙に重い。
そのうえスペックも前述の通り非常に癖が強いので、そういった面でも運用に悩まされる。
良くも悪くも尖ったカードといえる。

余談だが、2.5コストの伏柵持ち自体は満寵が初出ではない。
ただしそれは旧シリーズ1作目ロケテスト版呂蒙(麻痺矢の大号令)であり、実際に使用できたプレイヤーはごくわずか。
実に10年以上の時を経ての製品版への実装となる。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　武力上昇値増加 +3→+6
　　　　　　 移動速度上昇値増加 1.4倍→3倍


C李氏(賦活) †

武将名りし
李氏「がんばってこなきゃ
　　　　お仕置きだかんね！」

龐徳の妻。新参者ゆえに忠義を疑われた龐徳が、決死の覚悟で樊城の戦いに向かう際、息子・龐会と共にこれを見送った。龐徳は戦死するが、李氏は龐会を見事に育て上げ、やがて龐会は関羽一族を滅ぼして仇討ちを果たしたという。
コスト1.0
兵種槍兵
能力武力1　知力4　征圧力2
官職-
特技伏兵　魅力
将器知力上昇　長槍術　征圧力上昇
計略賦活の指揮魏の味方の武力が上がる。さらに効果中に撤退すると復活時間が減少する
必要士気5
Illustration : しゅがおCharacter Voice : 和氣あず未


龐徳の奥さんが三国志大戦初参戦。
しかしこの可愛らしい人があの息子を産んで育てたと思うと龐家の闇は深いのかもしれない。

魅力と伏兵・征圧力2を備えているとはいえ、スペックはかなり低め。
将器は比較的恵まれたラインナップだが、伏兵の威力を上げつつ効果時間も伸ばせる知力上昇が第一候補。

計略「賦活の指揮」は号令。
魏の味方を武力+2し、効果中に撤退すると復活時間が-10秒される。範囲は自身を含む直径が戦場の1/4ほどの前方円。
効果時間は20c、知力依存0.4c(Ver.3.0.0A)。

効果時間の長さと復活カウント減少効果から、発動直後に李氏が落ちれば重ね掛けも狙っていける。
とはいえ武力上昇値は低く、基本的にはサブ号令という形になる。
デメリットを緩和できる文帝曹丕とは特に相性がいい。ただし両方とも武力上昇値が+2と低く、重ねても微妙に火力が足りない点には留意しておきたい。
撤退が武力上昇のトリガーとなる悲哀甄氏との相性も良好。

スペックは悪いものの、サブ号令持ちの1コスト槍というだけで稀有な存在。
そのスペックに目をつぶれるならばデッキ構築に幅を持たせる1枚になり得るだろう。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A


C劉曄(継戦) †

武将名りゅうよう　しよう黙秘の軍師
劉曄　子揚「･･････策が固まった。
　　　　　　聞き漏らしてはならぬ」

魏の重臣。王族に連なる名門出身だが曹家三代に仕えた。敵国の情勢判断に優れ、夷陵の戦いを予測したり呉の臣従が仮初めと見抜く活躍をした。口が堅く慎重な人物で、諸将の前では策謀を秘め、君主の前でのみそれを明かしたという。
コスト1.5
兵種弓兵
能力武力3　知力9　征圧力3
官職文官
特技伏兵　魅力
将器知力上昇　士気上昇　募兵
計略継戦の号令味方の武力が上がる。将器「募兵」を覚醒させている味方はさらに武力が上がり、「募兵」による兵力回復量が上がる
必要士気6
Illustration : 玄丞Character Voice : 吉野裕行


第1弾以来となる劉曄は号令持ちとして登場。

知力9伏兵・魅力に征圧力3を備えるものの、武力は3と1コスト並み。
戦闘面では期待できないため、主に征圧で活用したいところ。
将器は計略が将器募兵を前提にしているため募兵が有力。
ただし計略は弓兵との相性が良いとは言えず、素武力も3と低いため計略を抜きにすると物足りない感がある。
そのため高武力の味方を募兵持ちにして覚醒させたほうが有用なことが多い。
他2つを持たせるのも構わないが、こちらを覚醒させた分だけ自身の計略の恩恵を受けられられる武将が減ることには変わりないので注意。

計略「継戦の号令」は将器を反映する号令。
基本効果は武力+1、将器募兵を覚醒していればさらに武力+2(合計+3)に加え募兵時の回復量が増加する。
その回復量は凄まじく、通常の募兵効果は0.4cごとに6%回復だが、この計略中は0.4cごとに75%回復する。
効果時間28.3c、知力依存0.4c(Ver.3.7.1A)。

とにかく回復力が凄まじく、募兵さえできれば瀕死からでも一瞬でほぼ全快できてしまう。
兵力が消耗したら一旦退避→他の募兵持ちで戦闘→回復後に戦線復帰→退避…のローテーションを繰り返し、ジリ貧に追い込むのがセオリー。

しかし最大効果を受けられるのは将器覚醒枠と同じで3体までしかなく、また募兵効果を活かせないと士気6武力+2〜3号令となり割に合わない。
同等以上に武力を強化する号令とはまともにかち合わず、抱きつかれて乱戦に持ち込まれないようにしたい。
また、敵から距離をとりやすい騎兵は回復を活かしやすく、逃げにくい槍兵はうまく立ち回らないと活かしにくいなど、兵種ごとに運用も変わってくるだろう。
なお本来相性の良い弓兵は回復を無視して攻撃してしまうので計略との相性は微妙。
自身と一緒に登場した連弩兵は比較的相性が良いが、募兵持ちは少ない点に注意。

将器が募兵で固定されてしまうのも辛い。
あれば便利な速度上昇や征圧力上昇、突撃術などの兵種アクション強化、多色デッキ用の同盟者から奇才将器に至るまで、募兵を除く全ての将器が一切使えない。
具体例を挙げれば相手が開幕落城を狙ってくるデッキの際、長槍術で騎兵を牽制したり守城術で時間を稼いだり、といった将器でサポートするプランを放棄することにもなる。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0B　募兵による兵力回復量増加 +12%→+20%
Ver.3.0.0C　効果時間延長 18.3c→28.3c
　　　　　　 (将器「募兵」を覚醒させている味方) 武力上昇値減少 +3→+2
　　　　　　 募兵による兵力回復量増加 +20％→+69％
Ver.3.7.1A　(将器「募兵」を覚醒させている味方) 武力上昇値増加 +2→+3


C婁圭 †

武将名ろうけい　しはく夢梅道士
婁圭　子伯「氷ノ城ヲ築キ、敵ヲ惑ワセ、
　　　　天ヲ味方ニ付ケルノダ」

「夢梅」という道号を名乗る老人。姿は鶴や松に似ており、並みならぬ容貌だったという。渭水の戦いで、馬超軍の攻撃に苦しむ曹操に、冬の気候を利用して氷の城を作るように勧めた。この言葉に従った曹操は一夜にして城を築き上げた。
コスト1.0
兵種歩兵
能力武力2　知力8　征圧力2
官職文官
特技防柵
将器防柵強化　守城術　同盟者
計略渭水の氷城敵の武力と施設攻撃力を下げる
必要士気4
Illustration : 前河悠一Character Voice : 森久保祥太郎


正史と演義で特徴が異なる人物で、フレーバーテキストは演義準拠。
そのためか文官に設定されている。

スペックは典型的な文官で防柵も持つが歩兵。
将器はあまり有用なものはないので無理に覚醒する必要はない。
二色以上にするのなら同盟者が候補に入ってくるぐらいだろう。
ちなみに、Ver.3.0.0A現在において魏の歩兵で防柵強化と守城術の将器を持つ唯一の武将である。

計略「渭水の氷城」は妨害。
敵の武力を-2し、施設攻撃力を下げる。
施設攻撃力低下は歩兵が柵に6回接触で破壊できる程度とかなり控えめ。
範囲は自陣全域。効果時間は約6c(Ver.3.1.0C)。

効果時間の目安(Ver.3.1.0C)

敵の知力12345678910
効果時間6.0c5.9c5.9c5.9c5.9c5.9c5.9c5.8c5.8c5.8c


広い効果範囲を活かし、敵が防柵破壊に手間取っているうちに1部隊でも撃破を狙っていきたいところ。
ただ、その状態に繋げられるほどの武力低下値・施設攻撃力低下値・効果時間のいずれも備わっていないのが悩みの種。
防柵が守りやすくなるため、一見すると朱然の反攻の大号令や舞いデッキとの相性が良く見える。
しかし、そもそも防柵を全て復活させるうえに強度まで引き上げる計略もあるわけで…。

とにかく自身の兵種と計略のいまいちさが足を引っ張っており、居場所が全くないのが現状。
尽忠報国に防柵を盛りたいなら選択肢に入るかもしれない。

登場バージョン †

Ver.3.0.0A

修正履歴 †

Ver.3.0.0C　武力低下値増加 -1→-2
Ver.3.1.0C　効果時間延長 4.2c→5.8c



SR王異(連戦) †

武将名おうい高潔なる義女
王異「戦いが終わるその時まで
　　　　私は決して振り向かない」

涼州を治めた趙昂の妻。節義を重んじる勇猛果敢な女傑だったという。馬超が居城の冀城を襲撃すると自ら弓を取って応戦した。また息子を人質に取られて反撃を躊躇う夫に、私情を捨てて大義のために戦うよう、活を入れた。
コスト2.0
兵種騎兵
能力武力6　知力7　征圧力2
官職-
特技勇猛　魅力
将器兵力上昇　突撃術　士気上昇
計略大義の連戦武力と移動速度が上がる。この計略は効果中でも再度発動することができ、撤退しても効果が継続する。ただし効果中に撤退するたびに自城にダメージを受ける
必要士気5
Illustration : 萩谷薫Character Voice : 釘宮理恵


通算三枚目となる萩谷氏イラストの王異。今回は騎馬に乗って参戦。

知力が1上がり騎兵になったものの、相変わらず素武力は低い。
突撃である程度ごまかすことは可能だが、やはり計略ありきの採用となる。
将器は長時間居座れる兵力上昇が第一候補。
素武力の低さを補える突撃術も悪くなく、計略依存度を考慮すると士気上昇も一考の価値がある。

計略「大義の連戦」は1枚目同様の長時間単体強化。
武力が+3、移動速度が1.2倍と1回の強化自体は士気5にしてはかなり控えめ。
特筆すべきは第1弾の自身と同じく効果使用中に再度使用可能な上に撤退しても効果が切れない事。
加えて効果時間も永続だが、効果中に撤退すると自城に強化回数×8%のダメージが入る(Ver.3.7.0D)。
累積武力の上昇値は+90が上限で、それ以上は王異自身の計略では上がらない。

1回使う(=士気5払う)だけでコスト3相応の騎兵を作れるので、士気差をごまかせれば通常戦闘では相当優位に持っていける。
素武力の低さを踏まえると最低でも1回は使うことになるが、重ねがけ回数はデッキ相性や試合展開に応じて選びたい。
基本的には色塗りをこなしつつ隙を見て突撃を狙い、アドバンテージを積み重ねながら試合を作っていく形となる。

騎兵の機動力・生存しやすさと重ねがけ可能な永続速度上昇が噛み合っており、ポテンシャルは非常に高い。
多少無茶な行動をしても相手が相応の士気を吐いてこない限りはどうにかできてしまうほど。
一枚目と異なり撤退しても効果が続くとはいえ、自城ダメージのリスクを考慮するとやはり撤退は極力避けたいところ。
特に攻城ダメージを稼ぎにくいデッキ同士でぶつかった場合、一度の撤退が致命傷になりかねないので要注意。

ちなみに金郷公主などの最高武力を指定する復活計略は素武力が参照される。
曹丕(文帝の覇道)と同様の仕様だが、単体強化である王異の場合この仕様に引っかかる可能性が高い。
武力7以上の撤退武将がいるとそちらが復活してしまうので注意。

Ver.3.1.0Aでは武力+4であったが、追加当日から1週間ほどでアップデートが入り、武力+3に下げられることとなった。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0B　武力上昇値減少 +4→+3
Ver.3.1.0C　城ダメージ増加 6%→8%
Ver.3.1.0D　移動速度上昇値減少 1.3倍→1.2倍
Ver.3.6.0C　移動速度上昇値増加 1.2倍→1.3倍
Ver.3.7.0D　移動速度上昇値減少 1.3倍→1.2倍


UC夏侯恩 †

武将名かこうおん
夏侯恩「この“青��の剣”は
　　僕が選ばれた存在である証さ」

曹操に仕えた武将。曹操から寵愛を受けたため、曹操の持つ「倚天の剣」と対を成す「青��の剣」を授けられた。しかし長坂の戦いで、劉備軍から略奪している最中に趙雲と遭遇。一撃で討ち取られ、青��の剣も奪われてしまった。
コスト1.5
兵種騎兵
能力武力5　知力6　征圧力2
官職武官
特技-
将器兵力上昇　速度上昇　突破術
計略青��の剣武力と移動速度と征圧力と突撃ダメージが上がる。ただし突撃時に撤退する
必要士気5
Illustration : Daisuke IzukaCharacter Voice : 天��滉平


趙雲のかませ犬・夏侯恩が青��の剣を携えて初登場。
ちなみに絵師は違うが青��の剣はしっかり趙雲(遊軍)に取られている。

魏にいそうでいなかった5/6にして征圧力2の騎兵。
将器は速度上昇が一番使いやすい。

計略「青��の剣」は超絶強化。ちなみに剣のエフェクトが出る専用演出がある。
武力+6・移動速度1.8倍・征圧力+1に加え、突撃ダメージが+200される。
その代わり、突撃すると撤退という強烈なデメリットを抱えている。
効果時間は10c、知力依存0.4c(Ver.3.7.1A)。

突撃ダメージの強化はすさまじく、武力99ですら一撃で消し飛ぶ。
相手が防護系の計略でも使わない限り、基本は一撃必殺と考えてよい。
突撃一発で強制撤退である以上、倒せるのも完全に重なっていない限り一部隊だけ。そのため、相手のキーカードを確実に狙う必要がある。
突撃なしで普通の超絶強化として使うのも手だが、前述の通り他の効果は緩いので過信は禁物。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.7.1A　移動速度上昇値増加 1.55倍→1.8倍


C韓浩 †

武将名かんこう　げんし
韓浩　元嗣「屯田兵！
　農具を槍に持ち替えなさい！」

曹操に仕えた武将。夏侯惇に見いだされ、副将となる。呂布軍の襲撃を受け夏侯惇が人質に取られた時は、涙ながらに降伏勧告を拒絶。攻撃を加えて夏侯惇を救出し、曹操に絶賛された。先進的な屯田制を提唱するなど、内政にも有能であった。
コスト1.0
兵種連弩兵
能力武力3　知力5　征圧力2
官職文官
特技-
将器知力上昇　復活減少　守城術
計略弱体弩戦法武力が上がり、射撃を当てた敵の武力を一定時間下げる
必要士気3
Illustration : 仙田聡Character Voice : 祐仙勇


フレーバーテキストは正史準拠で、演義ではほぼ別人のような描き方をされている。

魏では2枚目となるコスト1の連弩兵で、無特技ながら数値スペックは非常に優秀。
デッキに連弩兵を複数並べたい場合に重宝するだろう。
将器は計略を使わないなら守城術、使うなら知力上昇といったところ。
覚醒優先度はそこまで高くない。

計略「弱体弩戦法」は連弩強化。
武力+3に加え、射撃を当てた部隊の武力を2.1cの間-4する。
効果時間は10.4c、知力依存0.4c(Ver.3.1.0A)。

弱体弓戦法の連弩兵版といった趣きだが、2発目以降は武力差がついた状態で当たるのがポイント。
基本は開幕落城型に入れるか、何かしらのコンボで使うことになるだろう。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A


R蔡琰(方略) †

武将名さいえん　ぶんき追憶の才女
蔡琰　文姫「混沌の都も、地の果ての風景も、
　　　　　　私は決して忘れないわ」

詩や音楽などの才に恵まれた女性。異民族に連れ去られ、於夫羅の子の側室となった。曹操により買い戻されるが、異郷に残す子との別離の悲嘆を詩に詠んだり、後夫の死刑を取りやめるよう曹操に必死で懇願するなど、情愛深い人物だった。
コスト1.5
兵種槍兵
能力武力4　知力8　征圧力3
官職-
特技魅力
将器長槍術　士気上昇　速度上昇
計略才女の方略魏の味方の武力が上がり、敵の計略を使用できなくする
必要士気7
Illustration : 五十嵐睦Character Voice : 日高里菜


流浪の人生から様々な勢力を渡り歩く蔡琰が、久々に魏所属で登場。

高知力に加え征圧力3をもつが、武力4と戦闘は苦手。
特技も魅力のみなので、あまり矢面に立たずサポートに回りたい。
将器はサポート寄りのものが揃う。

計略「才女の方略」は強化妨害。
範囲内の味方の武力を+5し、敵の計略を封印する。
範囲は直計6マス程度の自身前方円。戦場4分の1程度の前方円で自身を含む。
号令の効果時間は10.8c、知力依存0.4c。
封印の効果時間は約10c。知力依存はほとんどない(Ver.3.1.0C)。

相手の計略を封印している隙に号令で倒す、という動きを一枚で完結させた計略。
武力上昇値も英傑号令並みなので、素武力の相手なら問題無く叩き潰せる。
しかし計略範囲は敵味方を全て入れるにはやや狭く、範囲に入れるのに手間取っている間に計略を先打ちされてしまうことも。
封印効果がなければ単に士気7の英傑号令なので、士気6以下の号令と打ち合えば士気の重さがのしかかってくる。

また、封印計略の常として漫然と使うと相手に士気差を差し出すことになるのだが、この計略の場合それが7と非常に重い。
スルーされて全滅→再起の法からのカウンターを受けると目も当てられないので、相手の法具の状況と残り時間には常に気を遣いたい。

基本的には反計のように封印効果を相手へのプレッシャーとして使い、高めのラインで打たせてしまう動きがメインとなるだろう。
封印と号令を1枚で兼ねる強力なカードだが、それ故に使用タイミングもよりシビアになっているので注意。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0C　味方掛け 効果時間延長 10c→10.8c
　　　　　　 敵掛け 効果時間調整(知力依存度減少)


R曹休(一撃入魂) †

武将名そうきゅう　ぶんれつ千里の駒
曹休　文烈「俺の前に立った度胸だけァ
　　　　　　　　褒めてやる！」

曹操の親族。曹操の挙兵を聞き、呉郡から駆け付けたという。曹操の親衛隊である虎豹騎隊の隊長を務め、曹操の晩年から曹丕の代にかけて、主な戦のほとんどに参戦した。晩年まで対呉戦線の総司令官を務め、数々の戦功を立てた。
コスト2.0
兵種騎兵
能力武力8　知力5　征圧力2
官職武官
特技勇猛　刻印
将器兵力上昇　突撃術　募兵
計略一撃入魂武力と移動速度が上がり、突撃オーラ状態を維持している間、突撃ダメージが徐々に上がる。ただし突撃オーラ状態が解除されるたびに突撃ダメージが上がる効果が元に戻り、突撃するたびに自身の兵力が減少する
必要士気4
Illustration : 竜徹Character Voice : 吉野裕行


2枚目となる曹休。

刻印のリスクこそあるが、武力8征圧力2に大半のダメ計で即死しない知力を併せ持つ優秀なスペック。
将器は計略との相性に長ける兵力上昇、火力を引き上げる突撃術が優秀。

計略「一撃入魂」は超絶強化。
武力+2、移動速度1.5倍に加え、突撃オーラを維持していると徐々に突撃ダメージが上がってゆく。
威力上昇は1秒ごとにカウントされ、以下の秒数ごとにオーラの色も変化する。
1.8秒→緑(突撃ダメージ+約22)
4.8秒→黄(突撃ダメージ+約59)
7.7秒→赤(突撃ダメージ+95)
ただし、突撃するたびに兵力が15%減少してしまう。
効果時間は9.2c(Ver.3.1.0E)。

超絶騎馬共通の悩みである、突撃を入れるための槍消し時間を火力に変換できる画期的な計略。
赤オーラ時のダメージが目を引くが、そこまで引っ張らずとも大半の相手には致命傷を与えられる。
計略を使わずとも2コスト騎兵として高いスペックを誇り、号令デッキの主力兼裏の手としても充分な性能。
総合的に高い完成度を誇り、様々なデッキに採用できる一枚。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0D　移動速度上昇値減少 1.8倍→1.5倍
Ver.3.1.0E　効果時間短縮 10c→9.2c



R曹仁(大車輪) †

武将名そうじん　しこう魏国重鎮
曹仁　子考「ここは我が預かる。安心せよ」

曹操の旗揚げ時から、彼を曹洪らと共に支えた勇将。若い頃は粗暴だったが、後年は敵の心を攻めて降伏させる作戦を取った。魏国が生まれてからは重鎮として要地を守り、樊城の戦いでは武神・関羽の猛攻を退けた。
コスト1.5
兵種槍兵
能力武力6　知力3　征圧力2
官職武官
特技勇猛
将器長槍術　復活減少　募兵
計略大車輪戦法武力が上がり、全方向に槍の無敵攻撃を行う
必要士気4
Illustration : チェロキーCharacter Voice : 江越彬紀


新シリーズではようやく二枚目となる曹仁は今回も槍兵で登場。

武力6征圧力2槍兵で、特技勇猛も所持していながら知力も最低限確保しているとスペック要員として非常に優秀。
更に将器にも使い勝手がいいものが揃っているが、特筆すべきは復活減少。
6/X/2復活減少持ち槍兵の使い勝手の良さは呉の宋謙や晋の文欽が証明済みで、彼らと違い副将器が3つつけられるのもポイント。
スペック・将器ともに良好で槍の国蜀も羨む高性能となっており、魏は槍が苦手という概念を完全に打ち砕いてしまった。

計略は汎用の「大車輪戦法」。
武力+5、効果時間6.6c、知力依存0.8c。
積極的に使うものではないが、このスペックで強化戦法でないだけでも優秀と言えるだろう。

魏の武力6槍兵には攻城術を持つ蔡琰や特技攻城を持つ楽進が存在するが、どちらも攻城戦向きだった。
征圧力2と復活減少を持つ曹仁は消耗戦・征圧戦に適しており、魏デッキの構築幅を広げてくれる一枚。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A


SR曹操(五将軍) †

武将名そうそう　もうとく武皇帝
曹操　孟徳「覇道の輩よ。我がもとに集え！」

多彩な才能に恵まれた乱世の奸雄。有能な人材を熱心に登用し、一代で魏王の座まで上り詰めた。赤壁の戦いで大敗を喫したため、天下統一は叶わなかったが、その名は三国時代の覇王として後世まで語り継がれた。
コスト1.5
兵種騎兵
能力武力4　知力9　征圧力2
官職武官
特技魅力
将器士気上昇　地の利　速度上昇
計略五将軍の大号令味方の五将軍（于禁・楽進・徐晃・張郃・張遼）の武力と征圧力が上がる。さらに撤退している場合、撤退した場所に復活させ、同様の効果を与える
必要士気10
Illustration : 塚本陽子Character Voice : 平田広明


魏では通算11枚目となる曹操は、懐かしの「五将軍の大号令」を持ってやってきた。

魏の曹操の中では最も軽いコスト1.5。スペックは1.5コストにして4/9とやはり武力低め。
ただ他も征圧力2と魅力しかなく、後述の計略もあってあまり戦力としては当てにできない。
将器はサポート向けだが、自身が重士気号令持ちかつ計略対象外なので士気上昇が第一候補。
地の利は特に優先的に覚醒させないのなら候補に挙がる。

計略「五将軍の大号令」は対象指定の英傑号令。
魏の五将軍である于禁・楽進・徐晃・張郃・張遼の武力を+10、征圧力を+2する。
撤退していた場合は撤退した地点(敵陣の場合は同類の計略と同じく中央付近)に復活する。復活時兵力は75%。
効果時間は9.2c、知力依存0.4c(Ver.3.7.2C)。

武将名のみの指定なので、群雄の張遼や漢の張郃も対象になる。
ただし最大士気を増やさないと使えず、五将軍に同盟者持ちはいないので同盟の法玉【装】は必須。

どちらかと言えば防衛時やカウンター目当てで使うタイプの計略で、ある程度相手を自陣に誘い込んでからが本番となる。
相手が号令などで攻め寄せてきて曹操以外が全滅したあたりで使い、武力＆征圧力上昇を活かしたカウンターが理想。
士気10使うだけあって大半の号令に打ち勝てる反面、試合中2回しか使えずそれ以外の事はほぼできないので作戦は読まれる。
攻撃の時にも使えなくもないが、速度上昇がないので他の号令計略と同じく全員のラインが上がった状態で使うのが好ましい。
(相手の位置取りにもよるが)復活地点からのライン上げだと戦果も相応に落ちるので要注意。
言うまでもなく士気が貯まった時に曹操が撤退するのは厳禁である。

当然ながら自身を除く6.5コストは全て五将軍であることが望ましい。
…のだが、五将軍は絶対的に数が足りないのが最大の難点。
Ver.3.7.0A現在、張郃4枚・張遼4枚・徐晃4枚・楽進3枚・于禁3枚の合計18枚。(魏所属のみ、コンパチ除く)
その内訳も、騎兵12枚に対して弓兵と連弩兵は1.5コストに1枚ずつだったり、1コストは楽進1枚のみと偏りが激しい。
さらに彼らは軒並み強化計略持ちであり、搦め手の類は一切入らない。
加えて魅力持ちも真紅張遼のみ、士気上昇の将器持ちすら張遼(復刻／真紅の旋風)ただ一人で士気の回転もかなり悪い。

デッキ構築の方針としては2つある。
1つは騎馬単編成で、殲滅力が高く征圧戦を得意とする。
ただし攻城力に難があり、前述の通り搦め手もないため槍兵に対して弱くなりがち。
もう1つが槍兵などを採用したバランス型で、号令デッキとしては比較的シンプルな立ち回りができる。
一方で対象になる武将は非常に限定され、デッキ構築が大幅に制限される。

とにかく限られた選択肢で誰を選ぶか、相当デッキ構築に自信のある人向けの武将と言えるだろう。
あえて五将軍以外の搦め手を少し入れるのも手ではある。

計略特定参照武将 †

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0E　効果時間短縮 9.2c→8.8c
Ver.3.5.0A　復活時兵力減少 80%→65%
Ver.3.7.2C　効果時間延長 8.8c→9.2c
　　　　　　 復活時兵力増加 65%→75%


UC臧覇(特攻) †

武将名ぞうは　せんこう奴寇
臧覇　宣高「お前らを縛るものは何もねえ。
　　　　　　　　　　　　あばよ！」

魏の武将。元は徐州の霊峰・泰山の群雄だったが、同盟相手の呂布が滅ぶと、曹操から青州の統治を委任された。境遇は曹操の私兵に近く、彼の死後、天下が乱れると考えた臧覇の部下は、陣太鼓を打ち鳴らしながら勝手に青州へ帰還してしまった。
コスト1.5
兵種騎兵
能力武力6　知力6　征圧力2
官職武官
特技勇猛　刻印
将器突撃術　攻城術　迅速攻城
計略特攻戦法武力と攻城力が上がり、強制的に前進する
必要士気4
Illustration : 西野幸治Character Voice : 中井和哉


長らく群雄(西涼)所属だった臧覇がようやく魏軍で登場。

スペックは1.5コストにして6/6に征圧力2、その上勇猛まである贅沢づくしだが当然刻印持ち。
将器は突撃術が有力。機動力を活かした迅速攻城も面白いが、副将器攻城はほぼ必須。

計略は汎用の「特攻戦法」。
武力+4に加え攻城力1.25倍+固定値3%されるが、強制的に前進する。
効果時間は9.2c、知力依存0.8c(Ver.3.6.0C)。

特攻戦法の使い方は龐徳や李通に近い。
ただ、臧覇の場合知力の高さが災いしてそれだけ操作不能の時間も長い。当然その間は周囲の攻撃に無力。
なまじ刻印持ちであるため、下手な乱用は禁物。あくまでも戦略の一手に留めるように動かすべし。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.6.0C　武力上昇値増加 +3→+4
　　　　　　 攻城力上昇値増加 1.25倍+固定値2%→1.25倍+固定値3%


C孟達(面従腹背) †

武将名もうたつ　しけい不義の俊英
孟達　子慶「私は蜀の刺客ではありませんよ。
　　　　　　安心なさい･･････ふふふ」

魏の武将。元は蜀に仕えていたが、樊城の戦いで関羽に援軍を出さず、その報復を恐れて魏に亡命した。旧友の李厳と対峙した際、戦わずに軍を引き揚げるなど忠誠心は低く、再び蜀に寝返りを図るも、看破した司馬懿に滅ぼされた。
コスト2.0
兵種槍兵
能力武力7　知力7　征圧力2
官職武官
特技伏兵　刻印
将器兵力上昇　速度上昇　募兵
計略面従腹背武力と移動速度が上がり、兵力が徐々に回復する。ただし一定時間ごとに自身を除いた範囲内の味方の武力が一定時間下がる
必要士気5
Illustration : ケロケロ齋藤Character Voice : 柿原徹也


魏に亡命した後の孟達が登場。

スペックは蜀の時同様バランス型。今回は懐かしの伏兵持ち。
このスペックで特技持ちは蜀にもいないが、代わりに刻印持ち。撤退しやすい槍兵としては刻印の存在は相応に重い。
将器も優秀でどれも計略との相性がいいが、生存性を高める兵力上昇・小回りが利く速度上昇が特に選ばれやすい。

計略「面従腹背」は超絶強化。
武力+6、速度1.4倍に加え2秒(0.8c)ごとに兵力が2％ほど回復していく。
ただし、計略中に半径3マスほどの自分中心円にいる味方は6秒(2.5c)ごとに5秒(2.1c)程度武力が-10されてしまう。
武力マイナスの効果は孟達の効果とは連動しておらず、-10が発生した直後に計略が終わったり孟達が撤退しても効力が続く。
効果時間は20c、知力依存0.4c。(Ver.3.1.0D)

士気5としてはなかなかに強力で、特に兵力回復速度はかなり早いため非常に粘り強い。
デメリットの都合上で単騎行動が多くなるが、生半可な号令であれば単騎でも悠々と耐え凌ぐほど。
ただし武力上昇値こそ高いが剛槍や車輪・乱戦速度アップなどの付随効果はなく、打開力にはやや欠ける。
攻城力を強化する手段を持たないことから攻城役としても決め手を欠き、味方の援護を受けづらいためこれらの欠点がなかなか克服できない。

遠距離兵種であれば武力低下範囲外から攻撃できるが、彼らを騎兵の突撃から守るために近づくとデメリットを受けることになる。
十全に活かすためには別途部隊を用意する必要があり、やはり連携は取りにくい。
孤立している以上敵計略も怖く、知力と回復のおかげで抵抗力はあるものの雲散系には完全に無力。
範囲内最低武力を対象とする局地の雲散や霧消の計を回避する場合でも、デメリットを甘受することになるのが厳しい。
そのため、これらの計略の前には使用自体を諦めなければならない局面もある。

ある程度の移動速度がある部隊なら武力低下効果発動の合間を縫って範囲内の敵に攻撃することも可能だが、タイミングはシビア。
曹休の「一撃入魂」とは相性が良く、範囲外で走り回って突撃強化→効果発動直後に突撃し離脱という連携がとれる。
他にも梁興の「孤立無援」、趙雲(群)の「巧みなる剛騎」であれば武力低下効果を無視して動ける。
このためだけに2色にするほどの決定力は無いが、選択肢の一つとして覚えておくには悪くないだろう。

一番わかりやすい使い方は単騎で敵城に張り付き、弓兵や連弩によるマウントを行うという形か。
孟達で相手を引きつけつつ、戦場を広く使って手薄な所を狙っていくなど、プレイヤーの工夫が試される。

味方を裏切り(弱体化)ながらも自分一人はしぶとく生き残るという、まさに孟達らしい一枚。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0D　武力上昇値減少 +7→+6
　　　　　　 移動速度上昇値減少 1.6倍→1.4倍


EX(UC)曹植(口づけ) †

武将名そうしょく　しけん曹魏のアイドル
曹植　子建「詩は得意なんだ。
　兄上と一緒に歌わせてもらうよ！」

曹操の五男で、後に「詩聖」と称された文人。天才肌かつ奔放な性格で、戦場の空気を好んだという。兄・曹丕との後継者争いに敗れた際、曹丕の出した難題に対して兄弟が争う悲哀を見事に詩で表し「七歩の才」の語源となった。
コスト1.0
兵種連弩兵
能力武力1　知力6　征圧力2
官職文官
特技防柵　魅力
将器士気上昇
計略魅惑の口づけ武力と射程距離が上がり、射撃を当てた敵を一定時間自身に向かってくるようにする
必要士気5
Illustration : 黒葉.KCharacter Voice : 石川界人


華装武将として追加された曹植は、「詩」から「歌」…もといアイドルにジョブチェンジ。
ちなみに一緒にいるのは曹丕。同じ絵師だからこそできる事である。
石川氏が参加しているためか台詞は全て新録。

スペックは通常排出の自身そのままに、兵種だけ連弩兵に変更。
2特技・征圧力2だが武力1では戦力としては心もとないため、計略も意識した採用が主となる。
将器は士気上昇・攻城×2で固定。

計略「魅惑の口づけ」は連弩強化。
武力+5・射程距離2.1倍に加え、射撃を当てた相手を3.1cの間挑発状態にする。
効果時間は11.6c、知力依存0.8c(Ver.3.6.0C)。

武力上昇も効果時間も士気5にはとても見合わないので、挑発の追加効果をどこまで活かせるかがポイント。
味方槍兵と連携して迎撃を狙うだけでなく、攻城のサポートや敵攻城を剥がしたりなど用途は様々。

難点は射撃が当たった敵のみが挑発効果の対象であること。
残弾と適度な距離があれば何部隊でも引っ張れるが、乱戦や突撃による射撃妨害であったり騎兵であれば単純に躱されることも考えられる。
他の部隊と連携して適切な位置取りをしていきたい。
逆に攻撃を当てる事による効果なので、質実系等の計略に対するステルス状態でも挑発効果を与えられるのが強みではある。

ちなみに魏では貴重な1コスト連弩兵なので王淩や王氏の兵種数参照計略の相方としても役に立つ。
飛天の舞いデッキでは単色・1コストで防柵・挑発を賄えるなど、痒いところに手が届くスペック・計略となっている。

登場バージョン †

Ver.3.0.0E　(第三十一回大戦スタンプキャンペーン)

修正履歴 †

Ver.3.1.0D　射程距離延長 1.75倍→2.1倍
Ver.3.6.0C　効果時間延長 10c→11.6c


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